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ディーラーさんからの問い合わせがありました!

お客様からいただいたメールより10日近く経過はしてしまいましたが、ホンダディーラーのサービスフロントの方から問い合わせをいただきました。

 

たぶんお客様からの結果の催促に重い腰を上げたのでしょうが、大きな会社の一員ですので上の意向で動いている部分がたぶんにあると思いますので一概に個人を攻めることではありません。

お電話いただいた方はとてもまじめそうな方で、なぜ今回のことが起きてしまったのかを本当に知りたいという気持ちでお話されていることは感じました。

 

お客様からお聞きしていた外注施工という部分に関しても正直にPDIセンターで施工されたことを教えてくれました。

その中で現状の状況が起こった原因についてメーカー指定のコーティング剤の問題があるのか、もしくは施工上の問題なのかを質問されましたが、正直どちらも可能性はありますがたぶん施工上の問題のほうが大きいと思いますとお伝えいたしました。

 

施工されていたコーティング剤の説明書のようにポリシザランの硬度9Hがオーバートークだとしても、施工がきちんと行われていたとすれば1年経たずしてコーティングがまったく存在しなくなることはまず考えられません

しかし施工上のトラブルだとするとコーティングが全て剥離してしまっていることは十分にありえます。

原因として考えられることは、

  1. コーティング前の脱脂方法に問題があるか不十分でコーティング剤が密着できていない。
  2. コーティングの際の温度湿度管理が不十分でシリカの分子結合過程で問題がおき完全な膜を形成できていない。
  3. コーティング剤の塗り込みから仕上げ拭きまでのブランクが足りずに硬化する前に拭き上げてしまっているため膜化していない。
  4. コーティング剤が他車からの使いまわし又は開栓後の時間が経過しすぎていてすでに化学変化を起こしてしまっていてコーティング剤が硬化できなかった。

主なところはこんなところだと思います。

 

これらのことはPDIセンターという流れ作業で数をこなすことを要求される環境ですと起こりえるというか、起こって当たり前のことだと思います。

これは施工に当たった個人の問題というよりは、利益率を上げるために内製化する事ばかりを優先するディーラーの経営体質に問題があります。

 

ただ今回ご連絡を下さったサービスフロントの方は、今まで接してきたディーラーフロントの方とは違い、今後このようなことが起きないためにはどうしたらいいかということも踏まえたうえでお話されていたことはディーラーも捨てたものではないなと感じることができました。

多くの場合私たち部外者がお客様にクレームの元になるようなことをお教えした場合,

お叱りのお言葉を頂険悪な雰囲気になることが多い中でこのような話し合いになることは珍しいことです。

 

ただお客様はルーフにできてしまったクリアーのクレーターの補修を望まれていますので、ディーラー側がどのような対処をする結論になるのかはまだこれからの問題のようです。

ただ私がお話した限りではクレームに対してそっぽを向くことは無く、できる限りの対処をしようとされているのはお話の端々に感じることができました。

 

どんなことでも最後は人柄の問題だと思います!


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