タイトルは曖昧なタイトルですが、

あなたにとって車って何ですか？

色々パターンはあるでしょう。

1. 生活に必要な足
2. 快適に移動するリビング的要素の手段
3. 人生を豊かにするための趣味
4. 自身を表すステータス

大きく分けるとこんな感じでしょうか。

私の場合は今までは、

１と３ですかね。

但し１に関しても何でも良い訳ではなく、自分の使い方の主目的や、

一番乗る頻度が高いですから安全性能は非常に重要となりますから、

失礼かもしれませんが国産軽自動車はまったく対象外です、

乗ってみてボディの剛性は感じたことは無いですし、足回りもステアリング反応性が剛性が無いから当たり前ですが、ニュルっとリニアに反応しません、

これ軽自動車だけでなく国産車全てに言えることで、

国産最高級を謳っているレクサスも同じ傾向があります・・・

ですから見栄で乗っている訳ではなく、

おのずと安全性安心感のある欧州車（フランス車・イタリア車は？）になってしまいます。

特にドイツ車においての剛性感は乗ってみれば判りますが、

もし乗っても感じないとすれば、それはそれでしょうがないですから、お好きな車で良いと思います。

よく輸入車ディーラーの営業マンから聞く話として、

過去輸入車には乗られた経験がなく初めて輸入車を購入される方に大いのが、

「個人情報を見る限り、

この年収と家族構成でこの車買うのは相当無理しているのではと感じたお客様の、

１００％近くが、まず２台目に輸入車に乗り換えることは無い・・・」

そうですが、

この様な方の殆どは購入理由は４なのでしょう。

ですので、

国産車と違いメンテナンスフリーではなく、

壊れ修理代もかかり、

消耗部品のランニングコストに耐え切れず、

輸入車嫌いになってしまわれるようです・・・

実際、

私が頼まれディーラーを御紹介した方の殆どは今は国産車に戻ってしまっていますから。

だとしたら、

目的が本来１でありそこに４の要素もあるのでしたら、

無理をせずグレード・ランクを落とせばもしかしたら乗り続けられるかも？

とも、思ってしまうのですが、

４の要素が大きいみたいでそれも難しいようです。

車は、

まずは購入代金そこから整備車検費用・保険料・洗車代・税金等、

住宅新築して維持するのと同じくらいの費用が発生します・・・

しかも、

住宅と比べ使用時間は非常に低いですから、

タイムコストとしては非常にお高いものです。

３は、

ある意味不執拗な贅沢品（価格の問題ではなく）と言えますが、

そのような車を所有したいとかいう事が、

仕事などでストレスを受けても、

それを維持するためや購入したいという欲望で頑張れる励みになります、

４０代後半～６０代の方に多い思考ですかね。

私の若い頃の時代は、

暴走族全盛期＋車自体の性能やデザインが劇的な変化を遂げた時代で、

今ほど若者の趣味の選択肢も無かったですから、

多くの若者はヤンキーから真面目な方含め、

給料の殆どを車に費やしていた方多いでしょう。

その後家庭を持ちお金の自由度も無くなり、

しぶしぶ１に妥協されていて、

そろそろ子供も独立したり、定年を迎えて退職金が入ったりなどで、

我慢していた車趣味を再開されている方も多いようです！

中には数千万のスポーツカーを買われたり、

レースやサーキット走行を始めてやられる猛者の方もいらっしゃいますが、

我慢していた間相当ストレス貯めこんでいられたんでしょうね。

私自身人生の殆どの稼ぎを１０年位前まで車に費やしてきたので、

お気持ちは非常によく判ります！

ふと、

この生き様が自分の視野と言うか新たな体験を車が奪っているのでは？

と言う疑問を抱くようになり、

きっぱり車趣味からは足を洗い、

車の目的は１になりましたが、

前記したように車は走ればいいとまではならず、

ある程度拘りを持ったうえでの車は足で良いという考えにに落ち着きました。

そのような時から１０年位過ぎましたが、

此処で昨年から怪我・体調不良を繰り返すようになり、

これから先の自分の寿命と言うものを真剣に考えるようになった時、

「楽しみを分かち合う家族もいず、まったくの無趣味で、

出不精の引きこもりでこのまま終わるのか？」

と、

虚しさに苛まれ余計精神追い込まれ、

それが怪我や体調不良引き寄せていたのでは？

と思い、

年末から先月までに至る暴挙に出てしまいました・・・

私的には、

第二の事業でまとまった利益が出たので、

３のつもりで車趣味に返り咲いたつもりでしたが、

傍の多くの方の評価は４と感じられたようです・・・

正直私が一番車に対しての姿勢が嫌いなのが４ですので、

「あー世間から見ればそう見えるのだろうなー」

と改めて感じて、

また車に拘ることが嫌になってしまいました・・・

私が一番嫌いな自称好きは、

３～５年サイクル若しくはそれ以下でコロコロ車を買い替える方で、

自身の車に愛着を持てばそれが一番で、

新型が出ても欲しいとは思わないのではと思っていましたので、

車好好きと言っても所詮は４の人でしょう・・・

と、

ある意味決めつけてみていましたし、

新し物好き・

飽き性だから女癖も悪い人ばかり（確かに多いですが）と思っていましたが、

意外と愛妻家や動物愛に溢れる方も少数ですがいらっしゃいます！

１２月に購入したアストンマーティンは、

幼少期より絶対買えない憧れの車と諦めていましたが、

前記したようなことで購入することが出来ましたけれど、

現実私が乗っても❝身分違い❞で滑稽なだけとの４的思考も働きました・・・

実際アストンの為借りた車庫と工場を作業のために作業着で２往復しましたが、

その際も横に並んだ高級輸入車のドライバーからはガン見されるし、

コンビニによれば人だかりできるし、

恥かしくて結局３月中旬まで１回もドライブには行きませんでした。

結果自分の中で購入理由を４にしていた部分に気づきました・・・

私には４の車はいらないからもう売ろうかな？

と思いつつ、

意を決して六甲～芦屋～宝塚にランチを食べに一人でドライブしてみると、

確かに多少の視線を感じることはありましたが、

富裕層の多い地域ですから開き直って当たり前顔で乗ってみると４的思いは消え、

あくまで私は３の目的で買ったのだから、

他人の見方は関係ないと、

吹っ切れました！

とは言え、

一寸私が想像していたアストンマーティンとは動力特性が違過ぎ、

今までは非力な車でいかに仲間のスーパーカーをワインディングで食ってやろうかとは、

真逆な立場になり、

今までのスポーツカー・GTカー・レーシングカーとは違いますから、

乗りなれても体と精神に馴染まないようなら、

当初買おうと思っていたスカレッティに乗り換えます。

❝身分相応❞の方が車楽しめますからね！

其れとは別にあくまで仕事用・社用車としてディフェンダーも購入しましたが、

これは純然と１＆２の目的で購入しましたが、

これも多くの方に４で買ったのだろうと思われてしまっているようですけれど、

この車は３．５００ｋｇの牽引をすることが主目的で、

第二には長野↔京都の冬季の犬を乗せての移動を安全に行うためで、

ですので他車も検討しましたけれど、

ゲレンデバーゲンはミッションが持たない・・・

ランドクルーザーはブレーキ性能が不足・・・

アメリカンSUVは爺の半グレみたい・・・

等の理由で、

本来は今まで使用していたレンジローバー２が使えるのが一番だったのですが、

流石３０年経過しエンジンミッションも限界に近く、

故障しても既にほとんどのパーツが無く修理も出来ない状態に追い込まれ、

残った選択肢がディフェンダーとなったわけであります。

来店予約だけして、

試乗もせず、

展示車も５分くらいしか見ない中で、

１時間くらいで使用オプション迄決めその場で契約して待つこと７カ月で納車となり、

納車説明を受けるもハイテク車は生まれて初めての為チンプンカンプンで納車となり、

いきなり京都移動となりましたが、

イヤーこの車全てが感動の連続でした！

私が想像してたレベルとは別物で、

古き良きディフェンダーの質実剛健さと、

レンジローバーのハイテク快適・豪華さを誠上手調和させてます。

大きな車ですから、

長野での所要のチョイノリには向かないので、

なんか小型輸入車でも買おうかな？

とも考えていましたが、

常にこの車乗っていたいと思え、

追加購入は止めました。

部分的スポット的には人生でほれ込んだ車は２～３台くらいはありましたが、

車人生においてここまで惚れ込んだ車は初めてです！

今後オフロードやスノーなどで試してみて、

更にほれ込むことでしょう。

人生最後の新車と思い購入しましたが、

最後にこんな出会いがあって、

車オタクとしては至福の車と過ごす最良の余生を楽しめそうです！

数か月先には新たな家族も加わる予定ですので、

ファミリーカーとしても存分に活躍してくれると信じています！

その為に色々オプション追加購入でお財布すっからかんになりそうです・・・

それでも楽しい時間に寄与してくれるなら苦にはなりません！

バカは一生治らないの巻きでしたー