
事故コーティング補修マスキング終了
長野店の準会員家族枠のお客様です、
事故の詳細は聞いていませんが、
新車納車から数か月で100-0事故の被害者となられてしまわれました・・・
加害者加入保険は三井住友海上火災ですので、
大手損保の中で一番懇意ですから、
弊社規定のコーティング補修範囲や施工金額おいてスムーズに進行できると思っていたら、
担当アジャスターが4月に県外から転勤してきて弊社とは初見でしたので、
入庫前の事前の話し合いではかなり難色を示されました。
まずは施工範囲ですが、
保険会社的にはあくまで破損修理(塗装等)パネルに限定されるとの見解を示されましたが、
弊社の規定する補修範囲は破損修理されたパネルに隣接するパネルまでとなっていますので、
今回の事故での修理パネルはフロントバンパー・右フロントフェンダー・右フロントドア色暈し塗装と、
3パネルですので、
弊社規定ではそれにリアドア・左フロントフェンダー・ボンネットが追加となります!
つまり施工範囲が倍となります。
そもそも弊社施工価格は長野県内ではダントツ高額ですし、
全国的に見てもTOP10位の料金ですので、
見積書を見たアジャスターは、
「今まで担当して案件でこんな高額な施工費は見たことがない・・・」
と、
ビックリされていましたが、
「過去三井住友海上火災さんにお出ししている見積書と計算方法や範囲は同じ算出のしかたで、
過去確かに高いとはいつも言われますが、
最終的には弊社の見積書内容で協定頂いていますよ!」
と切り返すと、
しぶしぶは認めてくださりましたが、
毎回保険会社と協定や話し合いで感じるのは、
個々のアジャスターにより全く感覚が違うことです・・・
保険会社の違いでも相当認識は違ってきます。
会社により修理・補修に関して認識が違うのはまだ理解できますが、
同じ会社で補修範囲や方法の是非判断が違ってくるのは、
保険会社内部の方でもおかしいと思われている方結構いるようです。
特に移動等でセンター長・部長クラスが入れ替わると、
今までの常識が簡単に覆されることが多いと聞きます・・・
このような損害センター幹部は、
センター全体の支払い率を下げることで本社評価が上がるような仕組みになっているようなので、
今一段の出世を狙っているのでしょうねー
結局このような加入者や被害者重視ではなく、
会社の利益率を優先する人が出世して役員とかになっていく会社構造ですから、
今後も払い渋りや未払いやビックモーターのようなことが繰り返されるのでしょう・・・
聞くところによると、
保険会社は過去金融庁指導や営業停止処分などを受けても、
それらに関与した幹部粛清はほとんどなされず、
責任を代理店や業者に振り替えてきた経緯があり、
損保ジャパンでの不正行為以降、
内部コンプライアンス徹底よりも、
不正の発端は修理業者にあるとして、
協定価格特にレバレッジ(工賃)の引き下げ等で締め付けてきています・・・
悪いことにこれを好機として他の保険会社も、
コンプライアンスを錦の御旗のように業者に振りかざし、
業者いじめは度を増しているそうですから、
そもそも保険会社というものは❝死肉を食べて肥え太る❞ようなものでしかないと感じますねー
この数年でどれだけの板金塗装工場が倒産や廃業に追い込まれたことか・・・
老婆心ですが、
多くの方が支払い保険料が安いからと言って最近は多くの方がネットダイレクトに加入されているようですが、
私の経験上間違いなく大手損保や共済連と比較して、
ネットダイレクト保険は低額修理に収めようとしますから、
保険料が安くなった分だけ自身で車両保険を使用したり加害者となってしまった場合、
完全な修理が行われない可能性が高くなりますから、
それを考えれば大手損保や共済連の保険に加入された方が無難だと思います!
特に車業界内で評判最悪なのはソニー損保で、
加入内容によっては大手損保より高いということもあるそうですし、
間違いなく修理業者への支払い渋りにより満足いく修理レベルにはならないです・・・
正に❝安物買いの銭失い❞の典型となるでしょう。

事故修理隣接パネル=鉄粉クリーニング中
上記いたしましたように、
今回の賠償事故の板金塗装&パネル交換は3パネルで、
事故補修の弊社規定で隣接パネルまでのコーティング補修をいたしますので、
左フロントフェンダー+ボンネット+左リアドアが隣接パネルとなります。
当然磨きから再施工をいたしますから、
磨きの前の鉄粉除去は必須となりますので、
❝鉄粉クリーニング❞をいたします!
納車されたのが1月でまだ降雪期間中でしたので、
約半年の経過でもある程度鉄粉は付着しています・・・
施工店さんの中には、
鉄粉除去をせずいきなり磨きをかけるところも多いようですが、
これは付着鉄粉をバフが引きずり傷を入れるリスクになりますので、
弊社では新車3カ月以内でない限り、
全ての車を鉄粉除去後の施工としております!
弊社の事故補修コーティング時の磨きはきまりがあり、
再塗装・パネル交換(色付き)に関わらず、
❝02スタンダード・ソフト磨きコース❞(04or05コース施工車両は施工内容と同じ)となります。
これは再塗装の出来栄えのレベルや色付き新品パーツ(樹脂パーツ)であっても、
弊社で施工した車とは肌感が違ってきてしまっていますので、
少しでもその違和感を無くすためです!
隣接パネルは、
対象となるお車の施工時にご指定していただいた磨きコースとなりますから、
今回の場合は❝01スタンダード・ソフト磨きコース❞となります。
今回の事故修理はオーナー様手配で長野トヨタさんが行ったそうですが、
ディーラーとしては非常に丁寧に上手く修理されています。
同じトヨタ傘下としては長野県内にはNTPグループがありますが、
仕上がりは❝雲泥の差❞です、
恐らくは長野県内国産車ディーラーとしては❝ピカイチ❞だと感じました!
再塗装(交換)パネルには、
取り付け時の傷入れや物咬みや磨き傷もなく、
色暈しもうまく隣接パネルに合わせてありますし、
肌感も出来る限り既存の肌に近づけて仕上がっていますので、
非常に作業はスムーズの進めることが出来ました!

磨き&コーティング&オプション施工終了
TOYOTA トヨタ ハリアー 2.0 Z レザーパッケージ
(MXUA80)
磨き&コーティング&オプション施工終了
今回施工させていただいて、
今後保険会社との施工内容を変更しなければならない事を実感いたしました。
というのは、
コーティング再施工は修理パネル(再塗装及び交換パネル)と隣接パネルを、
以前施工いただいている(コーティング施工証明書記載)コーティングである、
❝ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティング❞で施工いたしましたが、
オプションである❝レジントップコート・コクーンSTD❞も施工されておられますので、
当然これも施工対象となりますが、
レジントップコート・コクーンに関しましては、
丸ごと1台施工が保険会社から認められています!
しかし問題はコーティング補修施工範囲外は、
洗車しただけでの塗り込みとなるため付着鉄粉の引きずり傷入れのリスクが否めません・・・
その為今後は、
レジントップコート施工車両に関しましては、
鉄粉クリーニングは事故補修パネル以外全面に依頼変更を申請していきます!
但し保険会社によっては、
施工の必然性よりも支払金額を抑えることが優先される場合もありますので、
100%保険会社が同意するかは?
となってしまいますから、
非同意の場合、
現状のコーティング施工範囲にとどめるか?
レジン施工での傷入れのリスクをご同意いただくか?
保険会社支払い拒否パネルを実費で鉄粉クリーニング料金をお支払頂くか?
はオーナー様にご選択いただくようにいたします。
出来る限り弊社で交渉は致しますが、
難航した場合弁護士と違い弊社は代理交渉権はありませんので、
協定拒否をされてしまうと、
上記3選択肢以外となると弁護士特約を使っていただく以外方法が無くなってしまいます・・・
弁護士特約使用時は、
基本的には弁護士の指定は出来ません・・・
指定する場合は保険会社規定弁護士料金との差額が発生する確率が高くなり、
差額は自己負担となってしまいますし、
紛争解決まで早くとも3カ月以上はかかります。
又最低1回は弁護士事務所にオーナーが出向かなければなりません・・・
残念ながら事故というものは加害者になればそれ相応の損が生じますが、
被害者となってももろもろの損は必然的に生じてしまいます・・・
よほどでない限りは❝焼け太り❞は起こりません。
ですので、自身が加害者となった時も考えて、
被害者に出来るだけの賠償をしてくれる保険会社を慎重に選ぶべきで、
CM等の広告を鵜吞みにせずまた料金だけで判断しないようにしてください!
この度もご利用いただきまして、ありがとうございました。
当初は保険会社が弊社システム及び料金に足して難色を強く示したため、どの様な賠償内容になるのかが不安でしたけれど、最終的にはHPでも公示されていますし、過去実績でも協定されてる内容ですから、しぶしぶかもしれませんが協定した頂くことができ、一安心いたしました。
以前購入いただいたポラリスですが、付着物の種類によってはスノーフォーム状態で分解できますが、側面の跳ね上げ汚れやシリコン染み等には効果が無かったとの事で、ご期待に添えず申し訳ございませんでした。
ご家族様にもよろしくお伝えください。
会員クラス | 家族準会員 |
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車輌クラス | クラスLL |
コーティング | |
磨き | |
オプション | |
施工料金 | 保険会社支払いの為非公開 |