reportマイスターの研究レポート

自動車ディーラーやホテルで最近頻繁に使われている、オゾン脱臭・除菌装置の恐怖実態・・・

弊社にも何回かメーカーさんが営業に訪れたオゾン脱臭・除菌装置ですが、

効果を聞けば食指は動きましたが、

器械の価格を聞いて論外で止めました・・・

とは言え、

効果もその場限りで以降の環境持続性も無いとの事で、

それであれば弊社が長年取り扱ってきている、

“イオン洗剤”“光触媒コーティング”の方が、

持続性がありますから有効との判断となりました!

 

この際あまりオゾンと言うものが何故に高効果なのか?

と言うことまでは考えませんでしたが、

先日とあるアメリカのTVを見ていると、オゾンについての事が取りざたされて、

その番組の本来のメイン議題は石炭火力発電所の害についてでしたが、

これが当に=オゾンなのには驚きました。

 

石炭火力発電所付近での、

喘息による死亡

肺内部の糜爛等一般地域とは発生率が何百倍と高いそうですが、

その発症理由がオゾン・・・

石炭燃焼→排煙に多量のCO2拡散→自動車排気ガスよりNOX・SOX拡散→CO2+NOX・SOXが化学変化→O3(オゾン分子)形成→大気中より降下して地表面に滞留→喘息・糜爛発症

と言うことが、

化学的にも医学的にも証明されているそうです・・・

 

地表にあるオゾンとは、成層圏を形成するオゾン層とは別もものと考えて頂くて、

人体にとっては劇的毒ガス効果を持ち、

現在確認されている分子の中では2番目に高い酸化力を持ちますので、

その毒性酸化力により消臭・除菌が可能になっています!

問題はこのオゾンの比重が水の分子の3倍の質量を持ちますから、

大気中に拡散され放出されるのではなく、

地表近くに滞留・止まってしまいます・・・

つまり、

消臭・除菌されても、

それ以上のリスクが潜むことになります。

 

以前から、定宿として宿泊しているホテルでの、

咳き込みが気になっていましたが、

24Hエアコン空調されているからかな?

と思いつつも、

他のホテルより症状が顕著でしたので、

オゾンに関して問い合わせをしたところ、

タバコ臭の消臭で使用していますが、

確かに器械作動中の部屋への立ち入りは禁じられていますし、

作業後もマスク保護めがね装着しての一定時間の換気作業がが必要と言われていますから、

オゾン自体が危険なものなのですね・・・」

と、

やはり今更の認識で、

「オゾンが空気より重たいから、絨毯等に残っていることも知らなかったでしょう?」

「まったく考えもしていませんでした・・・」

との事でした。

 

今後施設担当重役会で対応協議をなされるそうですが、

「私は既に宿泊時の自覚症状ありますから、

今後私の宿泊ルームはオゾンは一切しないで下さい!」

と言う事で、

チェーンの国内外全ホテルに通達して頂きました!

 

この私の反応を過剰と見るかは個人の勝手ですが、

オゾンに限らず効果ばかりに目が行って、

そのものが持つダークな部分には気が回らないと言うのは、

エンドユーザーならずとも、

導入決定して採用・稼動させている企業も危機管理は甘いですね・・・

これも、

優先されるのがコストと、

お客様自身も価格優先するが為に起き得ている、

企業側とユーザーのコスト優先の甘い考え方のリスクでしょう。

 

 

今思えば、

「オゾン発生器自体の基本構造体がステンレスでなければ、

機器が酸化されてもたない・・・」

を聞いた段階で、

それだったら危ないんじゃない?

と思えなかった、

私自身の知識不足を反省しています・・・

 

今後、

オゾン発生器の導入や施行としての消臭・除菌をお考えでしたら、

メーカーや施行される店舗にそのようなリスク説明を求め

健康被害がでた時の責任所在の明確提示を求めたほうが良いですよ!

拘わらないが一番ですけどねー


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