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BMW ビーエムダブリュー Xー1 Sドライブ1.8i(HS15)ヘッドライトカバー=オプション施工終了

BMW ビーエムダブリュー Xー1 Sドライブ1.8i(HS15)

京都市内のご新規のお客様です、

今回は❝ヘッドライトカバー磨き❞でご入庫ですけれど、

見た感じではクリアは残っていますが、

既に素材であるPPも紫外線劣化が及んでいるようです・・・

輸入車の場合露天駐車でも国産車よりはクリアの劣化はかなり遅いですから、

クリア剝離は起こりずらいのですが、

クリア劣化期間が長ければ素材のPPが劣化する恐れが高くなります。

PP自体が劣化を起こし始めると、

場合によってはかなりの深度まで劣化進行してしまうこともありますから、

その様になってしまうと磨きで劣化部分を完全研磨は難しくなってしまいます・・・

 

 

ヘッドライトカバーの傷み(曇り)もかなり酷く

昨年車検基準が厳しくなりましたから、

ライト照度的には多分ギリギリ通過レベルだったと思われますが、

それより気になったというかどうしてここ迄なるの?

と感じたのは、

ボンネットとルーフの傷とクリアの曇りです・・・

オーナー様は、

「先日車検に近くの修理工場に出したら、

こんな風になって帰ってきた、以前はこんなことになっていなかった?」

と仰っていましたが、

私が見る限り1回の洗車なったとは到底思えず

長年の蓄積で徐々になったと思い洗車方法をお聞きしてみると、

手洗いで濡らしただけでスポンジブラシで擦り水をかけて終わりとの事でしたので、

これでは傷は入りまくります・・・

恐らく露天駐車中にボディ付着した鉄粉や花粉や埃を引きずりながら洗車していたのだと思いますし、

洗車中に、

ボディが乾いてしまいイオンデポジットクレーター(水染み)を作りまくっていったと思われます?

 

BMW ビーエムダブリュー Xー1 Sドライブ1.8i(HS15)

ヘッドライトカバー磨き=マスキング終了

BMW ビーエムダブリュー Xー1 Sドライブ1.8i(HS15)

ヘッドライトカバー劣化&くすみ

ここまで透明性が失われると、

かなり車が古く感じられます・・・

写真では判りずらいかもしれませんが、

劣化した表面に縦の筋状の模様が何本も入っています、恐らくボディやヘッドライトカバーに、

付着した花粉や黄砂が雨で流れる際に酸を出し部分的に劣化を強くしたと思われますし、

油性WAXをお使いだったとの事ですので、

油分も加わってより強い劣化をしたかも? 

 

 

劣化具合からハードポリッシュで行いました、

今回は、

#1.200のドライペーパー→#2.000のウエットペーパー→ウールバフ→3段階のスポンジバフと言う工程で仕上げていきますが、

ペーパー磨きから出る磨きかすの状態を見ると既にクリアではなくPPを研磨している感じです?

ウールバフで磨くと研磨曇りが消え素材の状態が判るようになりますが、部分的にまだ曇りが残っていて再度ペーパーをかけてみると、

改善されるところ変わらないところが出てきました・・・

酷いところは数回繰り返しても改善が見られませんから、

相当深い深度までPP劣化が進行しているようです?

これ以上研磨をし続けても多分これ以上の改善はしないと判断して、

磨きは仕上げて終わりです。

 

とは言え1m離れてしまえば残った曇りはほとんどわかりませんので、

ヘッドライトカバーの印象としては生まれ変わった感は十分にあります

 

BMW ビーエムダブリュー Xー1 Sドライブ1.8i(HS15)

ヘッドライトカバー=磨き&ペイントプロテクションフィルム貼り込み終了

いくら、

磨きでヘッドライトカバーの透明感が復活しても、

そのままの状態で使用していると、

3~6カ月程度経過すると再度くすみが起き始めます・・・

クリアが残っていれば劣化スピードは抑制されますけれど、

PPだけになってしまっていると、

かなり劣化スピードは速いです。

 

ですので、

ヘッドライトカバーへの劣化保護が必要となりますが、

方法はコーティングorペイントプロテクションフィルムとなりますけれど、

どんな高性能のコーティング剤でも素材特性上耐久性は6カ月程度で、

繰り返しの施工が必要となります・・・

ペイントプロテクションフィルムの場合は、

弊社が使用するフィルムは10年程黄ばみは生じませんが、

紫外線を100%カットできるわけではありませんから、

徐々にはヘッドライトカバーは劣化はしていきますけれど、

今回お持ち込み頂いた時の状態になるわけではありません。

 

 

今回❝ペイントプロテクションフィルム❞の施工となりましたけれど、

弊社の使用するフレキシシールドと言うフィルムは、

表面に特殊なラミネートが施されていますので、

たわしで擦ったようなスクラッチが入っても、

熱湯を掛けてあげると傷はほとんどなくなりますし、

磨きで残ったくすみもフィルム表面の反射や光の屈折によりよりクリアに見えるようになります!

 

 

お気をつけ頂きたいヘッドライトカバーの意匠性回復方法として、

クリアやPPを薬剤を使って曇りを溶かしてクリア面を作り出すやり方がありますけれど、

これは薬剤によって劣化層を化学変化を起こして一時的にクリア化させているものですので、

現実には劣化を促進していますから、

使用薬剤により1~6か月程度で以前より酷い劣化を起こしだします・・・

10年程前くらいから損害賠償裁判が多発し大分施工している店舗は減ったようですけれど、

未だ少数の施工店・修理工場・GS等では行っているようです。

弊社のお客様でも数件あったのが、

中古のヘッドライトカバーを購入して、

その時はほとんど完全のクリアー状態だったのが、

あっという間にまっ黄色になってしまった・・・

という事がありましたが、

これらは上記したような薬剤を使用した結果ですが、

この様な薬剤施工されてしまったヘッドライトカバーは、

化学変化している深度が判りませんから磨きでの改善も無理です。

 

 

今回ヘッドライトカバーの意匠性は回復されたとお喜び頂き、うれしい限りです。

ですが、ここまで劣化進行する前に劣化防止もしくは修繕をされていればよかったのに、と言うのは正直な感想です。

本文にも記載していますが、ボディのトップ部分の傷とイオンデポジットクレーターとクリア劣化は深刻な状態です。

ご希望としては、後10年位乗りたいとの事でしたが、今の状態から推察するとクリア剥離をしだす可能性は高いと思います。

どうしても乗り続けたいなら、クリア剥離してきても乗り続けるか?

ここで、クリア再塗装orハードな磨き処理をするか?

となりますけれど、私個人がオーナーだったとすると、今の車は売却して新車or程度良好使用過程車に乗り換えるかを選択します。

老婆心となりますけれど、現状の管理状況(洗車を含め)と駐車環境からして、濃色車であることのリスクが非常に高く、且つBMWの純正イノベクションコーティングを継続されるのは、百害あって一利なし状態ですので、乗り続けられるなら最低でもカーポート駐車、乗り換えるなら淡色車にしてガラスコーティングされることをお勧めします。

その方が、トータルコストや車両意匠性維持は間違いなく良いはずです。

よりストレスないカーライフを送れる選択を、ご検討ください。

 

 

 


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