
マスキング終了
京都市内のご新規のお客様です!
東京で中古車としてご購入だったそうですが、
あまり見ないスナッパー・ロック・ブルーというボディカラーですし、
M235iXドライブに拘りがあられたとすると、
かなり球数も少ないでしょうから関西圏には無かったのでしょう―
私自身BMWにはあまり縁がなく所有したのは短期間E36 325iのみでしたが、
良い車ではありましたが何か感性にしっくりくるものが無く、
従業員に譲ってしまいました・・・
東京時代バブル全盛時で、
六本木にはディスコに来る大学生が沢山乗っていて、
その妬みのような印象がいまだに残っているのかもしれませんねー
同時にメルセデス=輩・反社とういう印象もこのころ刷り込まれたのかもしれません?
意外と若い頃刷り込まれたイメージというものは強く、
国産車ならマツダか日産が好きでトヨタには興味が無かった(クラウンは1台乗りました)ですが、
それがいまだに続いていますし、
輸入車でも上記した東京時代のイメージで英国車好きになってしまいまい、
今ではプライベートカー3台とも英国車になってしまいました!
但し、
今でも英国車は他社に比べてよく壊れますし部品供給も悪いですし、
原価償却も大きい(値下がりが半端ない)ですから、
お勧めできる車はないですが・・・

鉄粉クリーニング中
車両の状態は一見非常に良かったのですが、
❝鉄粉クリーニング❞を行ってみると、
ボディ全体的に鉄粉の付着はありました・・・
ボンネットの白く見える泡の部分も鉄粉です。
前オーナーの管理は非常によく、
傷は殆ど無く水染みも軽度でしたが、
多くのオーナーがそうなように鉄粉には無頓着だったようです・・・
これだけの鉄粉の付着がありながら、
洗車で鉄粉の引きずり傷が入っていないのは、
何らかのコーティングされて洗車機洗車だったのでは?
手洗いであれば、
確実に鉄粉の引きずり傷入っていたはずです・・・

磨き前ボンネット=水染み(イオンデポジット)
傷はスクラッチも線傷もほとんどありません!
が、
細かなイオンデポジットはTOP側面共にびっしり形成されてしまっていますけれど、
クレーターまで進行しているものは皆無ですので軽傷です。
前オーナーは車庫か吹込みしないカーポート等だったのでしょう!
傷はなくいくら水染みも軽症とはいえ、
イオンデポジットを除去するには01スタンダードソフト磨きコースでは確実性が低いため、
より除去確率を上げるため❝02スタンダード・ソフト磨きコース❞といたしました!
これ以上イオンデポジットが進行(強固な付着)をしていた場合は、03スタンダード磨きコースが必要となります・・・
さらにクレーターまで進行してしまっている場合は、03スタンダード磨きコースでは改善させるレベルで、確実にクレーターを除去するとなると04or05磨きコースが必要となってしまいますが、費用も相当高額になりますし施工期間も2週間以上必要となってしまいます・・・
ですから車を大事にされて綺麗に維持したいのであれば、
まずは駐車環境と整えることと、
施工されるコーティングを水残り(玉)しないコーティングを選ばれることが、
基本中の基本です!
が、
現実には殆どのディーラーや施工店では撥水を施工していますから、
必然的に水染み形成されてしまっている車が多いですし、
濃色車の方ほど水の弾き(撥水)に拘られますから、
オーナー自体の考え方や意匠性希望が、
❝本末転倒❞であることを理解していない方が多すぎます・・・
これにはディーラーや施工店の知識不足と、
業界内の無知&売上主義(利益優先)&説明不足&簡易施工等の業界内責任が大きいとも言えます。

磨き終了
唯一問題であったボディ全体に及んでいた細かな水染み(イオンデポジット)は、
完全除去できました!
今回もし01スタンダード・ソフト磨きコースで施工していたとすれば、
1/3くらいは残ったかも?
最近多くの施工店さんの磨きが、
ファーストポリッシュを、
ダブルアクションポリッシャー+ロングウールバフ+ハードコンパウンドor粉砕型コンパウンド等を使っているようで、
その後、
ダブルアクションポリッシャー+ウレタンバフ+ソフトコンパウンド(細目or極細目or傷埋めコンパウンド)で仕上げるらしいですけれど、
この組み合わせなら正直PROでなくても素人でも磨きが可能です!
問題はこれで問題点が改善できるのか?
意匠性は上がるのか?
ですが、根本的に、
研磨力がシングルポリッシャーの数分の一しかないダブルアクションポリッシャーを使っても、
根本改善は出来ませんし、
ウールと強いコンパウンドを使うことで、
ランダムに細かな磨き傷を逆に入れている可能性が高く、
仕上げでその傷を完全除去できるかというと無理です・・・
単に傷をランダムに散らしていくだけですが、
照明環境によっては特にメタリックやパール塗装ですと、
逆に艶が上がったように傷の反射で錯覚させます。
ソリッドブラックでは、
傷隠蔽性コンパウンド(樹脂で傷を埋める)で誤魔化しているだけです・・・
時代が変遷する中で、
この業界の施工単価は一部の施工店を除き20年前と大きく変わっていませんが、
材料費・消耗資材・経費・人件費は高騰しており、
結果これでは利益がなくなってしまいます・・・
また磨きの匠や名人と言われた方々も高齢になりほとんどの方が引退されてしまい、
上記したような現状の中で、
利益確保をするには効率を上げ短期施工と施工者の即戦力化が必須となります!
これを実現させるためには、
所謂簡易施工にする以外方法はなく、
結果前記したような研磨方法をとることが常識のようになってしまい、
ほとんどの施工店の施工者は素人に毛が生えたレベルになってしまいました・・・
以前ある有名店(高額施工店)の社長と磨きの話になった時驚いたのは、
このレベルの施工店でさえ、
ポリッシャーの回転に対してのポリッシングの進行方法の決まりやプレス面の場所やプレス圧やプレス角度等の、
磨きの基本ルール(物理力学)を全く知らなかったことです・・・
これがこの業界の現状です。
恐らく磨き屋コーティング屋よりも、
技術力の高い塗装屋さんの方が磨きの基本は理解しているでしょうが、
仕上げに関しての必然性が違うため、
最終仕上げは苦手のようです・・・
恐らく技術の伝承の為教育をしている時間・経費が割けないため、
今の高技術者も20年以内には引退してしまいますから、
業界から本当の磨きができる磨き職人はいなくなり、
ほとんどの施工店はキーパーと同等となっていくのでしょうねー
現状も9割がたは既にそうかも?

磨き前

磨き終了
マフラーエンドカッターの排気ガス汚れが気になられるとの事で、
02磨きコースですので標準施工としてマフラーカッターを磨きましたが、
通常のようにステンレスではなく、
何らかの金属をサテン仕上げしてあるために、
多少は改善はしましたが、
通常のステンレスのようにピカリとはなりません・・・
何故にこの様な傷みを改善しにくいものにコストをかけるのか?
気になる様ならカッターのパーツ交換ですねー

磨き&コーティング&オプション施工終了
BMW ビーエムダブリュ M235i XーDrive(22GE20)
磨き&コーティング&オプション施工終了

M紋章
もしかしてブリッピングしてる?
パワーは300PSと特別ハイパワーではありませんが、
ツインターボの威力なのか、
0-100km/s4.9秒は俊足で、
一昔前のスパーカーと同等です!
只、
AMG・M・RS等昔は各メーカーの別会社チューニングカーであったものが、
メーカー吸収されほとんどすべての車種にまで設定されるようになって、
昔のような特別感やありがたみは無くなりました・・・
まーメーカーも生き残りをかけた淘汰の時代ですから、
より高価値商品で高い粗利が必要なのでしょうねー
フェラーリに至っては360モデナは2.000万円以下で買えたのに、
今ではV8入門モデルでさえ4.000万円近いですから、
恐ろしい時代です・・・

セミバケットシート
とは言えMの紋章を背負っている以上、
シートはやる気十分的アルカンターラです!
レザーシートですと、
コーナリング時体が滑りやすいですし、
傷みも早いですが、
アルカンターラですと、
滑りにくく丈夫でクリーニングも楽と良いことずくめですが、
ヌバックやスエードほどの、
高級感は出ません・・・
人工皮革ですからそこはしょうがないですけれど、
最近の合皮などはテスラクラスだと全く天然皮革と区別がつかないレベルになっています!
私は近々で車を買い替えたりましてや買い足しすることは無いですが、
次買い替えるとすれば10~20年後になるでしょうけれど、
多分その頃には長野~京都の往復もしなくなっていますし、高速に乗る機会もほとんどないでしょうから、
犬さえ乗せれるなら軽1BOXでも十分ですし、
ことによれば運転に自信が無くなり免許返納しているかも?
も~見栄で車を買ったり、
爆走する時代・歳でもないですし、
既に50代の時のような車への関心も皆無でになりましたから!
これから直に年金生活者ですから、
車より老後資金ですねー
今回も駐車条件や予算などを加味して、
疎水・滑水の、
❝ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ガラスコーティング❞を施工させていただきました!
最近は京都店でも❝撥水❞を希望する方もいなくなり、
京都店では、
殆どのオーナー様がこのコーティング前後クラスの疎水・滑水性のコーティングをお選びになります。
このコーティングの特徴は、
現在雨水がアルカリ性雨になっていることに対応していまして、
雨水に含まれるアルキル金属基が付着しにくくなっています、
又コーティング硬度が下地近くと表面とでグラデーションしていて、
スクラッチのような軽い摩擦には柔軟に対応し、
硬いものによる線傷のようなものは底部の硬い部分で塗装に入る傷を防ぎます!
とは言え数μの被膜ですから、
管理が悪ければそれなりにダメージは受けます・・・
偶にコーティングを施工すればそれで完璧防御がなされ、
管理は適当でいいように思われている方がいらっしゃいますが、
コーティング施工車はコーティング施工車なりのきちんとした管理は必要です!
実際日常使用されている施工済みのお客様の車を拝見しても、
5年経っても殆ど効果や意匠性が維持できている車もあれば、
1年で深刻なダメージを受けている車もありますから、
いくらコーティング施工車でもオーナー様の管理が一番重要です。
以上ことの他に、
露店駐車(降雨時吹込みのあるカーポートや熱線遮断ポリカでないものも含む)の場合、
せっかくコーティングを施工しても、ガラス(セラミック)コーティングは※焼き付け施工以外のすべての場合、
コーティングの完全硬化までに1か月を要しますから、
特に最初の1週間は非常に不安定な状態ですので、
この間に花粉・黄砂・鳥糞・虫糞・虫の死骸付着・水の急速乾燥などの外的ダメージを受けてしまうと、
その後のコーティングの性能(機能・耐久性)や意匠性に大きな影響を与えてしまいます・・・
PS:焼き付けコーティングはあくまで表面の硬化を強制的に行っているもので、
膜全体が完全硬化しているわけではありませんが、
極初期のコーティングへのダメージは入りにくくはなります!
但し弊害として、
強制硬化させることで混和剤の性質が変化しますから、
長期的影響性がどのように変化するかはメーカー自体も?
としていますので、
弊社では強制乾燥はせず、
照明も紫外線・赤外線が極力低いものを使い、
遅延硬化するようにしています!
私の個人的見解としては、
焼き付けの強制硬化は、
施工直後の艶が上がる(一時的)とか、
ブランクが必要なくなりますから作業ブースの回転率があげられる等の施工者都合によるもので、
私は否定派です・・・
弊社ではこのような問題への対処として、
コーティング施工後のブランク時間を最低12~16時間取り、
且つコーティング保護膜としてのトップコートの、
❝レジントップコート・コクーン❞をお勧めしています!
コクーンにはSTDとSPがあり、
STDは1か月~3か月コーティング完全硬化するまでの期間犠牲被膜となって、
コーティングを守り自然剥離します。
SPは約1年間の膜残存性があり、
摩擦等で自然に消滅し、
その間コーティングは表面露出していないので、
約1年間メインコーティングの寿命が延びることとなります!
今回は❝STD❞で施工しています。
弊社取り扱いコーティングの中には、
メインコーティング自体にレジン効果を併せ持ったものや、
レジンがセットになっているコーティングもありますので、
詳細はお問い合わせください!
この度は弊社をお選びくださり、ありがとうございました。
また施工料金も、早い段階でお振込みいただきまして、ありがとうございます。
残念だったのは、デントの依頼も頂きましたが、弊社の施工可能日時とデント屋さんの都合が合わず施工できませんでしたけれど、後日1日(朝一入庫夕方お引渡し)お車をお預かりさせていただければ、日程調整いたします。
但し、デント屋さんは土日祭日は休業となりますので、平日施工とはなってしまいますので、ご検討ください。
会員クラス | 御新規非員 |
---|---|
車輌クラス | クラスM |
コーティング | |
磨き | |
オプション | |
施工料金 | 227.060円税込み(輸入車割り増し磨き+10%・濃色車割り増し磨き磨き+10%・耐擦り傷塗装割り増し磨き+20% 適応・代車料込) |