
コーティング補修用マスキング終了

昨年春に京都店で施工いただきましたお客様ですが、
奥様の不注意で左ドアを破損してしまわれたそうで、
車両保険を使用してのコーティング補修のご依頼を頂きました!
板金塗装修理はオーナー様手配でLEXUSにて修理されてのお持ち込みでしたが、
この場合色があっていなかったり、
パネル途中で暈し(クリア)がされていたり、
パーツ脱着無しで際止めで塗装されていたりの修理完成レベルのリスクは、
弊社では責任外となりますので、
トラブルが発生しても弊社と保険会社では話し合いが出来ませんから、
オーナー様が修理を依頼された工場と話し合いをしていただくこととなります・・・
実際過去には責任所在が曖昧になりオーナー様が妥協をする事例が多いですし、
保険会社は保険会社手配でない限り、
完成レベルクレームには一切関与はしませんのでご注意ください。
今回保険はAIGとの事でしたが、
入庫前から担当者は非常に連絡もこまめで驚きましたけれど、
弊社ではAIGは初めての為、
又揉めるのかな・・・
と心配しておりましてけれど、
よく考えてみると前身は富士火災ですから、
富士火災とは弊社契約もありますのでかなりに懇意にしてきましたし実績台数も結構ありますから、
いざ協定話し合いをしてみると、
すんなり話が出来無事協定となることが出来ました!
然し保険会社によりかなりカラーが違いますから、
多くのユーザーの方は掛け金や表面上のサービス内容を見て判断されていると思いますけれど、
実際には支払の段階でどれだけ加入者や被害者に誠意的に対応するかで、
掛け金以上の損得が発生します。
多くの保険会社と話をする中で、特に対応や支払いが悪いのは❝損保ジャパン❞です・・・
金融庁指導までの揉め事不祥事を起こしながら、
反省をして社内規律を正すどころか、
逆に業者や被害者や契約者に対してのコンプライアンス(社内規定)を振りかざし、
以前よりさらに悪くなった印象です。
正直今のような対応のままでは、
弊社では損保ジャパン案件は扱えませんねー

隣接パネル鉄粉クリーニング中

今回板金パネルは左リアドアで、
暈し塗装が隣接する左フロントドアとリアクォーターパネルとなりますから、
弊社での磨き&コーティング施工範囲はこれらパネルに隣接する、
左フロントフェンダー・リアハッチ・リアバンパーの3パネルが追加となりますので、
合計6パネルを磨き&コーティング再施工となります!
板金塗装修理隣接パネルは、
洗車や磨きで傷が入らないように、
❝鉄粉クリーニング❞を行います。
お住まいのエリアは工業地帯でもない住宅地で、
鉄道や幹線道路もないそうですが、
施工から1年数カ月でこれだけ鉄粉が付着しています・・・
鉄粉が付着しているという事は、
当然他の飛散付着物アルカリミネラル・シリコン・酸化物等も付着してることとなります。
車の塗装表面をセロハンで指を包み軽く擦って頂いて、
ざらつき感があればそれなりにコーティンに不純物が付着しているか、
既にコーティングが溶かされ始めているという事になります。
それによって起きる弊害は、
コーティングの酸化や水染み(イオンデポジット)の付着が起きますので、
意匠性が悪くなるだけではなく、
コーティングの性能低下や耐久性低下をもたらします・・・
ですので、適時スケールリムーバーや鉄粉クリーニングやトップコートの再施工等の、
メンテナンスは行った方が良いです!
但し弊社ではディーラーや多くの施工店のような有償定期メンテナンス制度は、
採用しておりませんで、
オーナー様のタイミングでメンテナンス入庫を頂ければ結構ですし、
メンテナンス入庫されなくとも、
施工時お渡ししている施工証明書の期限内は、
全保険会社とも賠償(保証)対象となります。
TOYOTA LEXUS レクサス LBXリラックス(6AA-MAYH10-AWXMB)
事故補修=磨き&コーティング施工終了
今回鉄粉の付着は結構ありましたが、
それでも洗車傷は殆ど入っておらず、
水染み(イオンデポジット)も殆ど付着していませんでしたが、
同じような駐車環境で同じようにホワイトパール系でも程度はオーナーにより様々です。
この差は使用頻度・洗車頻度・タイミング・方法によってかなり違いが出るでしょう。
傷に関してはこのお車はセルフリストアニングコートと言う耐擦り傷塗装ですが、
メーカーの言うほど傷の復元性はありませんから、
クリア材質問題ではなく、
洗車方法による違いが大きいと思われます。
一般的には手洗い洗車の方がダメージが低いと思われがちですが、
今の洗車機は低摩擦性ですので洗車機の方がコーティング施工車であれば低リスクと言えるでしょう!
但し、
洗車機に入れるときの汚れの状態によっては、
その前に高圧スプレーで大きな付着物は流してからの方が良いです。
最近京都市内でもノンブラシ洗車機や純水使用の所も増えてきていますので、
これで洗うことで水染み(イオンデポジット)のリスクも格段に下がります!
最近の弊社のお客さが方も結構自宅に家庭用純水機を設置されている方が増えてきていますが、
業務用メーカーの話ですと性能差は歴然で、
まずはフィルター回数の差やメインのイオン交換樹脂の性能差となるそうで、
アンバーライト™クラスの樹脂の使用が必要ですが、
家庭用ではかなり低品質なものが使われており、
家庭用の水質チェッカー自体の精度も低いので、
恐らくはそれほど不純物はろ過されておらずPHが中性化しているレベルとの事で、
水道水よりはリスクが下がる程度と考えておいた方が良いそうですので、
本当の純水レベルを望むのであれば、
10万以下の商品では無理だそうです・・・
家庭用の純水機はフィルター容量も少ないですので、
ろ過水量(水圧)も少なくなりますし、
イオン交換樹脂のカートリッジ交換もサイクルが短くなるため、
性能やランニングコストを考えると低価格品は避けた方が良いそうです!
弊社がお勧めするのは、
洗車場や洗車機が純水の所で洗車をする方がかえって安上がりのような気がします。
この度は残念な破損でしたが、確かに自走式の立体駐車場では曲がり角が狭いところもありますのでお気を付けください。
たまに見かけるのは、曲がり角でオフセットの対向車衝突もありますし、上り下り通路が分かれていても逆走してくる車もありますから、怖いですね。
今回の板金塗装修理は、磨きによるトラブルの出現もありませんでしたし、施工範囲も弊社規定を保険会社も納得いただけましたので、スムーズに全てを処理することが出来ました。
ありがとうございました。
お車の状態非常に良好でしたので、今後もこの状態を維持できるよう頑張ってください。
| 会員クラス | 京都店既存のお客様 |
|---|---|
| 車輌クラス | クラスL |
| コーティング | |
| 磨き | |
| 施工料金 | 保険会社支払いの為非公開 |















