長野店への松本(中信)地区の法人会員様のご入庫です!
本当は私と同じディフェンダーを購入予定で発注もされていたのですが、
生産開始直前に再度メーカーオプションの見直しをする約束が、
勝手にフルオプションで生産ラインに入ってしまい、
「いらないオプションを外して生産をするか?」
「ディーラー若しくはメーカーのミスですからキャンセルをして予約金を返してもらうか?」
という条件で話し合いになったそうですが、
当初はどちらも出来ない・・・
というあり得ない回答だったそうですが、
1か月かけ話し合いの結果、
最終的にはキャンセルと予約金返還で決着はしたそうです!
だったら初めからディーラーorメーカーのミスですから、
ミスを認めお客様の希望に沿えば、
今後も取引してもらえたかもしれないのに、
これではこのディーラーとは2度と関わりたくない・・・
と思われるでしょうにねー
このディーラー私も揉めましたし、
今だディフェンダーの新車故障のパーツも半年近くたっても修理完了しませんし、
取り扱いの他メーカー車種でもあわや裁判と言うところまでお客様と揉める事案が多数あるそうです・・・
20年くらい前から、
インポーターとの揉め事や社内人事ですったもんだ続きで、
古参の社員もほとんどいなくなり、
正直業界内では社内環境最悪と評価されているそうです。
そんなこんなで、
いつも取引されているJEEPに戻り、
このグランドチェロキーを中古車で探され、
5年年落ちのSTR8を購入されたそうです!
本当は、
ブライトホワイトクリアコートが欲しかったそうですが、
御希望の条件ではダイアモンドブラッククリスタルパールしかなくやも無く購入されたそうですが、
お父様が202の車ばかり乗られていて、
その塗装の傷み具合や管理の難しさを承知されているだけに、
今後の管理には苦労を覚悟しているそうです・・・
ECOの名のもと、
アメリカンV8も生き残りが危ぶまれますが、
このお車は、
6.4L OHVのHEMIエンジンを搭載しています!
かつてはレーシングカー用エンジンとしても使われていた、
ハイパワー且つ丈夫なエンジンとして多くの戦績を残してきました。
しかし、時代の変化と共に単にパワーと言うレベルでは、
ダウンサイジング過給エンジンには、
勝てなくなっていますし、
何といっても燃費ではスパーカーよりも大食いですから、
存続は危ぶまれます・・・
本来は丈夫なエンジンですが、
構造的に長距離を一定回転数で走ることを得意とするエンジンですから、
日本の様な高温多湿でゴーストップを繰り返す環境下では、
シールやパッキンの疲労が激しく維持するには、
相当の維持管理費は覚悟しなければならないそうです・・・
アメリカンV8フリークは結構いらっしゃいますが、
車体自体は結構安価に買うことが出来ても、
維持費はそれ以上にかかる覚悟が必要ですから、
経済力に自信が無ければおいそれとは手を出してはいけない車でしょうねー
そういう意味では、
ネオクラッシックのマセラティ・ジャガー・アストンマーティンと同じくリスキーな車かも?
流石にこの車重と486PSと言う条件でのストッピングには、
ブレンボ8ポッドやスリッドローターは必需品でしょう!
但し個人的好みからすると、
ボディ色が黒ですのでレッドキャリパーは生えますが、
20年前ならまだしも現代センスからすると?
現代の高級車・高性能車は落ち着きやシックさを通の方は求められているので、
トータルデザイン的にスマートに見えるものがセンスがいいと変わってきています!
このお車の場合、
標準でレッドキャリパーになってしまっていますからしょうがないですが、
いまだにレッドキャリパー指定や、
レッドキャリパーに再塗装に拘れる方いらっしゃいますが、
個人的には理解不能?
あるジャーナリストによると、グランドチェロキーは、
アメリカとフランスのセンスのハーフだそうです。
確かに典型的アメ車からすると、
内装素材や立てつけは良いですし、
デザインも洗練されています!
但しレザーはしぼも無くかなり柔らかな鞣しですので、
長期的耐久性はアメリカンレザーは有りますが、
使用初期でも疲労感は出てきてしまいます・・・
とは言え、
アメ車のSUV中ではキャデラックに次ぐ高級車ですから、
装備も充実していますし車体デザインも落ち着いていますから、
私からするとベンツのSUVやレクサス買うより良いと思います!
私は現在ディフェンダーに乗っていますが、
いかにせよメーカーの現体制からくる部品供給の悪さや、
信頼性の低さからかなり嫌気がさしてきていますので、
重量級トレーラーけん引できるのはアメリカンSUVとランドローバー以外ないので、
グランドチェロキーありですね!
因みに弊社の名前は❝ネイティブ❞。
これは私が若い頃インディアンになろうとしたことに由来する社名で、
現在飼っている犬の名前も、
シャイアン・ポピ(正式にはホピですが呼びやすくポピ)・ショショーニと、
インディアン部族名ですから、
チェロキーもも加わればアメリカンインディアン充実しますねー
昔からのお客様ですので、
既に何回も、
❝スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング❞を施工いただいておりますが、
今回はパノラミックルーフを含めたフル施工でご依頼いただきました!
以前は、フロント基本セット以外はポリッシングせず、
鱗落としと言う下処理方法がありましたが、
法規制強化やそれに伴う薬剤メーカーの廃業などで、
鱗落とし剤が入手できなくなり、
現在は下処理はすべてポリッシングとなってお
ります・・・
またコーティング剤自体も法規制強化で、
今まで弊社が使用していた、
最強フッ素と言われるC8フッ素は、
製造・輸入も禁止されてしまったため、
今まで在庫のC8フッ素を使用してきましたが、
在庫長期化により、
酸化が進み使用しても効果が出ず再施工となる事例が頻発しましたので、
よほどご理解(再施工容認)頂かない限りはフッ素はC6フッ素のタイプに変更となっています・・・
現在のスプラッシュビュー・ウインドウコーティングのラインナップは、
1)以前よりの強撥水・長耐久C8フッ素
注)既存のお客様限定で、撥水が起きなかった場合は、無償での再施工を前提として頂ける場合
2)C6フッ素+有機溶剤タイプの強撥水
注)撥水力はC8フッ素よりも強力ですが、副材料である有機溶剤が紫外線劣化しやすい為、車庫保管車でない場合は、基準耐久性は下がります
3)C6フッ素+有機溶剤の2)より低い撥水
注)撥水力はC8フッ素より劣りますが、紫外線影響性が低い為、基準耐久はC8フッ素クラスです
4)ケイ素+有機溶剤のC6フッ素より低い撥水性
注)1)~3)より安価での施行が可能ですが、フッ素を含まないため撥水力は限定的で、基準耐久性は1年位短命となります
メーカーによると今後ウインドウ撥水は、
PRO用&DIY用限らず、
最終的には純粋フッ素の使用は出来なくなるため、
撥水力は有機溶剤に頼ることとなるそうで、
DIY用に関しては価格の問題もあり石油系溶剤に頼ることとなり、
管理が悪い場合今以上に水染み(イオンデポジット)の付着リスクは高まるだろう・・・
との事で、
PRO用に関しては、
フッ素代替えの有機溶剤が撥水力を維持すると非常に高価格となってしまいますが、
フッ素ほどの耐久性維持は無理との事です・・・
今後はワイパーに撥水物質をコーティングした撥水が主力となるのでは?
との事ですが、
現在有力視されているのは無機性の撥水物質としては酸化亜鉛が最有力で、
次いでケイ素の複合材ですが、
現在コーティング剤としても一部では利用され始めているダイヤモンドパウダーやグラフェンも考えられますけれど、
そもそも全材料自体が高価なうえに、ウ
インドウコーティング剤としてフッ素並みの撥水能力と耐久性を作り出すのには、
相当のコストがかかりますから、
製品化できたとしても相当高価なコーティング剤となってしまうでしょう・・・
マフラーエンドは大排気量車ですから、走行距離10.000㎞程度ですが、
結構排気ガスの煤で汚れています・・・
これを放置していると、
排気ガスに含まれる腐食性ガスにより、
マフラーエンドの、
ステンレスやチタンなどが錆びて行ってしまいます。
弊社では02磨きコース以上の磨きのご依頼の場合は、
❝マフラーエンド磨き❞を標準施工として行います!
このお車の場合は、バンパーとマフラー外州部とのクリアランスが無い為、そこは専用のクロスとコンパウンドで磨き、マフラー内部は、
スリッドフェルトローター×リューターを使用して磨き上げます。
マフラーエンドがヒカピカしていると、
よくお手入れが行き届いたお車だなー
と感じます。
前記のマフラーエンド磨きと同じで、
02磨きコース以上のご依頼の場合は❝鉄粉クリーニング❞も標準施工に含まれます!
施工店の中には、
鉄粉除去をせずいきなり磨きやコーティングを行ったりするところも少なからずありますが、
これでは付着している鉄粉を塗装の上を引きずり回すことになりますから、
施工前より傷が増える行為と言えます・・・
鉄粉除去方法:
1 昔ながらのトラップ粘土を使って除去
2 鉄粉クリーナーを使っての除去
概ねこの2通りとなりますが、
1のトラップ粘土では、
やはり鉄粉の引きずりによる深い傷入れや全体にスクラッチ傷が入ってしまいます・・・
2の鉄粉クリーナーは市販のものからPRO用の相当強い溶剤も存在しますが、
強い溶剤の場合は塗装以外のパーツへの影響性も懸念されます・・・
鉄粉クリーナー種類:
・アルカリ性のクリーナーで鉄粉などの酸化物や油分の溶解に有効
・酸性クリーナーは鉄粉など酸化物への溶解力は低いですが、
アルカリ性付着物には有効ですが金属を溶かす可能性もあります
・中性クリーナーは使用危険度が下がりますが、溶解力は低くなります
弊社ではアルカリ性のチオグリコール酸アルコール系のクリーナーを主に使用してますが、
弱アルカリ性のためパーツ等への影響は殆どありませんし、
WAXやポリマーなど油脂を溶かす能力もありますので、
磨き施工前の塗装状態の確認にも有効です!
5年経過車の黒(ダイアモンドブラッククリスタルパール)としては、
非常にいい状態が保たれていますので、
恐らく、
完全車庫保管車で日常使用もされていなかったと思われます!
とは言え、
エンジンはHEMIエンジン6.4Lですから、
アイドリング時ですらボンネットは相当の高温になるため、
雨や洗車でも水は急速に蒸発し水染み(イオンデポジット)になってしまいますので、
この行為を数回繰り返していれば、
すぐにイオンデポジットクレーターを形成してしまうでしょう・・・
実際、
ルーフにはほとんどないのに、
ボンネットの中央部のみにイオンデポジットクレーターが出来てしまっています。
オーナー様が完全リセットを望まれるなら、
膜厚は170μもありますので05磨きコースでリセットする方法もありますが、
まずは予算の問題もありますし、
上記状況を考えると同じ事は相当注意されていても繰り返される可能性が高いですので、
今回は水染み(イオンデポジット)と出来る限りの傷の除去にすることにして、
❝02スタンダード・ソフト磨きコース❞にいたしました!
傷と水染み(イオンデポジット)は殆ど除去出来ましたが、
イオンデポジットクレーターはすでにかなりの深度までクリアが侵食されていますので、
クレーター外輪部のエッジを滑らかにして目立ちにくくするレベルに止まります。
JEEPではグランドチェロキー以外のSUVはかなりの数施工させていただいてきていますが、
グランドチェロキーでは塗装自体の質が全く異なり、
ドイツ車と比較しても遜色はありません!
JEEP ジープ グランドチェロキー STR8 4WD(WK64)
磨き&ガラスコーティング&オプション施工終了
このSTR8の更に上級モデル?
と言うのか、
トラックホークなる710PSのスパーチャージャー付もあるそうですが、
ここまで行くと、
ロールスロイス・ベントレー・フェラーリ・ランボルギーニ・アストンマーティンのSUVと同じ次元のSUVとなり、
既にJEEPとは異次元の世界の車と言えるでしょうが、
価格は約1/3~1/4で買えることを考えると、
これはこれで面白い選択なのかもしれませんねー
但し上記のメーカーのように高価格ではないですから、
恐らく駆動制御やサスペンションなどはそれほど高度な制御はされていないでしょうから、
超高速ストレートオンリーで、
高速ワインディング~高速オフロード~過酷なオフロード全てで性能発揮は無理では?
特に過酷なオフロードでは過度なパワーは逆に踏破性能をスポイルしかねませんからねー
今回も他の施工させていただいたお車と同じ、
❝マーベラスフィニッシュ・プレミアムハイブリッド ガラスコーティング❞をご選択いただいておりますが、
このお車からコーティング剤が大幅リニューアルされ、
原材料もアルコキシシロキサン→ポリシザランに変更になり、
塗装密着性を上げるためと親水力を高めるため酸化チタンも配合されましたから、
リニューアルと言うより新ジャンルコーティング剤と言えるほどの変化をしております!
ここ数年で、
疎水・滑水や超撥水・滑水やセラミックコーティング等が注目を集めていますが、
今でも根強く親水性ファンの方も多くいらっしゃいます。
親水性ファンの方は、
撥水してコロコロした水玉が出来る意匠性を嫌うのと、
それによる水染みの付着リスクを避けたいという理由が殆どですが、
それ以外にも親水性のメリットはあり、親水することにより付着の弱い汚れであれば、
汚れの下に親水することでセルフクリーニング機能が働きますが、
今回酸化チタンが加えられたことでこの機能も強化されているはずです!
今回初めて❝レジントップコート・コクーンSTD❞の施工をご案内いたしました!
と言うのは、今までのお車は殆ど仕事では使われておらず車庫保管でしたし淡色系が殆どでしたが、
このお車は通勤にも使われ職場では露天となるため、
今までのように雨が降って乾かれる前に拭き取りをすることは困難ですし、
その状況とダイアモンドブラッククリスタルパールと言う塗装色を考えると、
コーティングの完全硬化までの3か月間に不安が残るためです。
施工価格を考えると、
キーパーのクリスタルキーパーよりも高額ですが、
犠牲被膜としてメインコーティングを保護する能力を考えると、
有用な投資と言えると思います!
初期硬化期間管理を間違え(失敗)てしまうと、
確実にレジン施工より補修費の方が高くつきますからねー
この度も、高額施工ご依頼いただきありがとうございました。
お引き取り予定日前日から連絡がつかなくなり、何かあったのかも?
と心配はしておりましたが、東京でコロナに感染されて高熱に魘されてれていらっしゃったとは、今でもそういうリスク高いんだな・・・
と、私自身の警戒感の希薄さにもい良い教訓となりました。
お引き取りを1日遅らせることで、平熱には戻られたそうですが、無理をなされずにお大事になさってください。
冬季用のスタッドレスホイル購入タイミングで、ホイルガラスコーティングの施工を考えられているとの事でしたが、今年は恐らく11月末くらいまでは長野店には在店する日程もあると思いますので、ホイル購入の目途が立ちましたらご連絡ください。
今のところ12月以降の長野店営業状態は例年通りになるかは、未解決対処事案があるため全く読めない状況です。
会員クラス | 法人ゴールドプレミアム会員 |
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車輌クラス | クラスX-1 |
コーティング | |
磨き | |
オプション | |
施工料金 | 403.646円税込み(ゴールドプレミアム会員新規施工割引-15%・輸入車割り増し磨き+10%・濃色車割り増し磨きランク1+20%・波型ルーフ割り増し磨き+10% 適応・代車使用費含む) |