gallery施工車ギャラリー

NISSAN ニッサン リーフ G(ZEO)

車磨き研究所長野店(本店)の施工事例です

IMG_0531IMG_0532IMG_0529IMG_0530

今年の5月に新規での施工をさせて頂いたばかりのお車ですが、

コンビニの駐車場でぶつけられてしまわれました・・・

ただし幸いだったのは、

加害車がはっきりしており高齢者ではあったそうですが、

任意保険にも加入されていたことです!

最悪は、

当て逃げ・・・

次いで、

任意保険未加入・・・

 

どちらのパターンも相手が高齢者の場合よくある話です・・・

当て逃げ話は既に耳タコですが、

最近頓に耳にするのが任意保険未加入で年金生活のため、

“修理代は払う意思は有るのだけれどない袖は振れない”となり、

結局は賠償が事実上成り立たない

 

これを避けるためには、最近偶に書いていますが、

被害者自身が車両保険に加入なされ出来れば無過失事故特約まで加入なされている事です!

この場合であれば、

相手方が無保険で且つ賠償能力がない場合には、

ご自身の加入保険会社から損害金の仮払いを受けることが出来る上に、

保険使用の等級ダウンもありません

弁護士費用特約よりもこちらの方が重要と思われます!

 

何故かと言うと、

弁護士が入り示談もしくは判決が出ても、

民事裁判の場合強制執行能力は有しませんので、

強制支払いをさせるために公正証書までの取り付けには相当時間がかかりますし、

極端に低所得者であれば逸れも何の意味ももちませんから、

ほぼ賠償は受けられないと考えたほうが無難だからです・・・

日本の現民事賠償の考え方は、

被害者救済よりも加害者の最低人権擁護のほうが確実に優先されます。

特に交通事故のように故意の悪意を伴わない偶発的な事に関しては、

この趣旨はより強まります・・・

 

みられた方もあるかもしれませんが、先日のニュース報道で高齢者が運転していると思われる車が、幸い他車・他人を巻き込む事故にはならいまでも、

「あれでよく事故にならないで済んでいる?」

と、

恐ろしくなるような運転を継続していましたが、

専門解説者曰く、

「本人は危険運転になっている自覚はなく正常に運転できていると思っている!」

みたいな解説でしたが、この状態で事故になっても自身が正常と思い込んでいれば、

自分の過失すら認めない可能性も高いです・・・

 

実際弊社近隣の老人みていても、

明らかに他人からみれば問題行動・発言で有っても、

自身がそれを問題視していないのですから、

人の注意・警告等一切無視です・・・

本人からすれば、

注意しているほうがおかしいと思っているのですから、

折合いは着く筈もありません。

ある意味、

老人最強です!

 

 

今回相手方の保険会社が三井住友海上火災でしたので、

賠償事故でもありますから話しはスムーズに進むかと思っておりましたら、

さに非ず・・・

今回は軽微の事故と言う事で、損害センターでのアジャスター立会いでの事故査定ではなく、

写真判定での別部署が担当となり部署責任者が担当となりましたけれど、

弊社の噂は知れども担当された事はない方でした。

 

事故自体はリアバンパーの破損だったのですが、

バンパーを外して見るとリアクォーターとの接点となるところが、

バンパーに押されこすれたのかリアクォーターの塗装が一部剥離しています・・・

今まででしたら、賠償事故でもありますし、

一も二もなくクォーターの再塗装まで即時認めていたと思われますが、

今回はここで1週間も作業停止です。

最終的には認めはしましたが、

弊社補修作業に至っても協定金額に対しての値引き要求をしてきます・・・

 

本来保険支払い条件は過去の支払い実績に準拠するのが習いでしたが、

此処のルールを作った保健会社側が無視し始めています・・・

多くの保険会社で部署のトップの人事異動がここで多く行なわれているようですが、

どうやら様子を観察していると、

支払いに前向きなかんがえ方ではなく会社優先で支払いを閉めるタイプの人事が行なわれているような印象を受けます。

懇意にしているアジャスターに聞いたところ、

衝突軽減システムが導入され始めた頃は多少の事故減少はみられたものの、

現在システム搭載車が増えてきたことで逆に事故が増加し、

しかも高額修理・重度破損事故が急激に増加し、

保険金支払いがかなり逼迫しているそうです・・・

この様な、

保険会社収支事情なのでしょうねー

 

先日もヤナセと話をしている際に、

「衝突軽減システムを装備していて事故になると、

事故が自動回避できるはずだろうといってクレームをつけてくる人が非常に多い・・・」

「回避できるものと勝手に思い込み、運転が注意力散漫になって入たり、

酷い場合は故意にブレーキやハンドル操作をしない人までいる・・・」

「国産車のTVCMでの過剰表現が間違った認識を持たせてしまっている・・・」

等の話がありましたが、確かに最近他からも似たような話として、

自動運転かのごとき運転をしている人間が増えているとの話しは聞きますし、

特に高速道路を走っている際それに近い感覚で運転しているであろう?

と思われる、

ドライバーよく目に付きます・・・

このタイプ逆に20~30代の若年者に目立ちます

 

兎に角、今回上記して来たなかに当てはまる様な方は、

車は凶器であることを再認識して頂き、

即時車の運転は止めるべきですし、

免許発行や更新ももっと厳正に審査するべきでしょう!

でないと、

犯罪者野放しにしているのと変らなくなってしまいます・・・

 

IMG_0526IMG_0527IMG_0528IMG_0525

手こずったものの、

リアバンパー交換と左右リアクォーター再塗装は保険会社に認めてもらえましたので、

弊社

のコーティング補修範囲はプラスリアパネルと左右リアドアが追加となりますので、その追加となった既存パネルは“鉄粉クリーニング”を行ないます!

 

初回施工から約半年経過程度ですし車庫保管と聞きしていましたので、

「保険会社との協定ルールだから行なうにしても、殆ど必要はないのかも?」

と思って行なってみると、

意外と付着はみられますし、

大きな鉄粉が結構目立ちます・・・

 

お住まいの地区は長野県でも比較的のどかな地域ですが、

御自宅から1km範囲に高速道路もあり、

周囲を温泉地が比較的近距離で囲まれていますし、

兎に角農地が多い

この環境意外と鉄粉浮遊のリスクは高いかもしれません・・・

これから冬になれば、
農地の土ぼこりも出ますし、

高速道からは除雪ブレードやチェーン等殻の鉄粉も出ますからねー

 

白い車ですから、

春になると結構酸化した鉄粉の黄色い点々が目立つかもしれません・・・

 

IMG_0538IMG_0539IMG_0540IMG_0537

NISSAN ニッサン リーフ G(ZEO)コーティング補修終了

 

このお車は今年高校を卒業され、家業である畳屋さんと兼業なさっている果樹園と稲作を継がれる為に、

現在お父さんの下で修行中との事です!

 

私の親戚や仲間に畳屋さんいるのですが、

ただでさえ新築住宅では畳は激減している上に、

ドル箱であるはずの旅館にも大手畳製造会社が大型トラック内に製造機械を作りつけた大がかりな物を持込、

低単価であっという間に数千畳の畳交換をしてしまっていくので、

正直商売上がったりと言っているのをよく耳にします・・・

ただし、

オーナー様の地域はまだそのような状況には至っていないそうですが、

いずれその波は押し寄せてくる事は時間の問題でしょう。

 

農業として行なわれている果樹園や稲作も今後TPPが効力を発生しだせば、

幾ら補助金に恵まれているとは言え今後の苦戦は予想されます・・・

 

そのような正直普通に考えれば避けて通りたい家業あえて継がれた事は、

何か今後の展開に勝算があられるのかもしれません?

確かに弊社にしてみても、

廃業が相次ぐ住宅基礎業界でも、

数年掛かりましたが何とか盛り返して軌道に乗りましたし、

市場縮小していると言われるコーティング業界にあっても、

何とか横ばい状態は維持できていますから、

やり方次第では生き残るだけでなくそのなかで飛び出していく方法は必ず有ることでしょう!

 

ただし、

しっかりとした計画性とそれを裏付けるリサーチは重要ですし、

新たな展開が成功するまで耐え抜く資金力も必要です!

弊社同業者でも、

これを外しまくって瀕死の業者さん何社もいますけど、

スタイルは違えども駄目経営者の行動や感覚は共通する部分目に付きます・・・

人から学び

自身を知ることが重要だと、

今までの経営経験から感じます。

頑張って頂きたいですね!

 

 

磨き作業も順調に運び、

コーティング作業も規定通り終了しました!

今回作業をさせて頂くなかでお車を観察させて頂いて感じた事は、

オーナー様親子はかなり几帳面な方であられるだろうと言う事です。

初めてのお車で洗車も慣れていないにしては、

多少の線傷は入れてしまわれてはいますが、

ウインドウ・ボディ共に水染みは作られていませんし、

何よりも車内が非常に綺麗です!

 

このお車の状態から勝手に推し量ると、

畳も素晴らしいものを作られるでしょうし、

果樹・お米もおいしいものが作れていらっしゃると想像できます!

几帳面=神経質

と繋がりやすいですが、

几帳面=手間を惜しまない

と言う方は、

意外と少ないですが、

私の周りに居るこのタイプの方は、

成功されている方が多いですね!

 

 

この度は、保険会社との交渉に時間がかかってしまい、思いのほかお預かり期間が長くなってしまい、不自由をお掛けいたしまして申し訳ございませんでした。

とは言え、リアクオーターの再塗装を認めてくれた事は今後結構なメリットになるでしょう。

これから初体験の雪道となって行きますが、慎重な運転を心がけてください。

エンカルで常にドロドロ、寒いですから洗車もままならないでしょうが、タイミングを見計らってなるべく放置期間ができない様にはして下さい。

洗うまでが出来ない場合は、高圧スプレーでざっと汚れだけを流して、一寸スピードの出せる道路で走り飛ばしするだけでもだいぶ違います。

何とか初雪前には納車にすることが出来、ホットいたしました。

又何かありましたら、お気軽にお声掛けください。

ありがとうございました。


施工車ギャラリー 一覧