昨年約1年弱前に再施工頂いたときに、
「点検に出したら新車130万円引きと言われたけど、どうしよう?」
と仰っておいででしたが、
ここで新車をご購入になられご入庫いただきましたプレミアム会員様です!
お電話で車種をお聞きしましたが、
今のBMWのラインナップは昔と違い複雑怪奇で、
Mとお聞きしても、
昔からのMなのか?
Mスポーツパッケージなのか?
すら判断が付かなかったですが、
カタログを見てみても良くその違いが判りません・・・
現実実車を拝見してみても、
965万円~と言うような価格感を感じさせる部分は無く、
ホイルが19inなのとブレーキが大型のモノキャリパーであるくらいで、至って外観は3シリーズセダンですし、
エンジンをかけてみても以前のようなMの獰猛さは微塵もありません・・・
つまり至って普通のセダンのイメージで、
正直この高価格を感じさせる外観的特長はありません。
確かにカタログスペックを見れば0-100km/h4.4秒と、
以前のM3を髣髴させるスペックですから実際速いのは想像付きますが、
昔のBMWの走りの楽しさを伴うであろうと言う連想はまったくできません・・・
そういう意味では、
ベンツのAMGでも同じ様な印象が最近はあり、
こうなってくると、
モデルトップランクの車もスタンダードモデルも価格差的価値観は殆んど感じない車になっているような。
以前であれば、
爆音をとどろかせながら、
追い越し車線を爆走してみたいなハイパフォーマンスカーの楽しみ方もありましたが、
社会問題化したあおり運転により道路交通法も改正され、
多くの車にドライブレコーダーも搭載された事で、煽られ実際被害を受けるに至らなくとも、
ある意味嫌がらせ的に速度超過車を警察通報する自警団的方が急増しているそうですので、
既に時代的にはハイスペックカーを公道で楽しんで走らせれる時代は終焉を迎えましたから、
この様な羊の皮を被ったオオカミ的ハイスペックカーも存在を知らしめたり、
楽しんだりは、
=逮捕や免許取り消しへの片道切符になってしまいます・・・
友人も今年ポルシェケイマンGT4を増車し、
9月には992ターボSも納車になる方もいらっしゃいますが、
実際この性能を公道で試す事は社会的死を覚悟しなければなりませんし、
更には今のコロナ禍の中にあっては、
ドライブに行くことすらはばかられ、
旅行でも白い目で見られるこのご時勢にあって、
当に宝の持ち腐れとなり、
実際購入して1~2回しか乗り出せていません・・・
この様な時代になってきてしまうと、
科学が進歩してよりハイパフォーマンスな車が次々と登場しても、
それを堪能する場は公道にはありませんから、
私が思うにこれからの車の楽しみ方は、
ネオクラッシックなどの当時としての高性能車くらいのものを操る楽しみとして走らせるのが、
お財布的にも社会的視線からしても、
気兼ねなく車を楽しめるような?
とは言え、
これもこれでECOの観点から言えば環境汚染ともいえる部分は否定できませんし、
そう考えると既に車を趣味で走らせる時代は過ぎ去っているのかも知れませんねー
つまりただの移動手段であり、
快適なスペースであり安全に移動できればそれで良し!
なのかも知れません。
まー今時の車しかもドイツ車ですから
、当然の如くデジタルメーターですが、
特にリング状にすらなっていませんから、
余計にスポーティ感は感じられませんが、
伝統的な固定観念に囚われず、
最新テクノロジーを最良とかカッコイイと感じられる方は違和感は無いのでしょう!
私のように、
車はローテクであるほど心躍るタイプには、
本当に今の車は冷めちゃいますねー
けれど今回い驚いたのは、
車両自体の大きさがあまり拡大されていない事です。
新型になるほど外形寸法は拡大路線でしたから、
このお車も当然Lクラスになっているだろう?
と思いきや、
ギリギリではありますがMクラスに収まりました!
これは私は良い事と思います!
資源消費も少なくて済みますし、
車重も増大しないですから燃費効果も有りますし、
渋滞緩和にも多少なりとも貢献するでしょう。
今回“ホイルガラスコーティング”の前面のみでの施行をご依頼いただきましたが、
納車の足でお越しいただけば新品扱いで可能ですけれど、
「家族連れ立っての引き取りだから、一度家まで乗っていき翌日持ち込みます。」
との事ですから、
使用品扱いになってしまいますので、
当然施工費は高くなってしまいますが、
私なら当日持込で新品扱いにしてフルコートを選択します!
と言うのも、以前のスタンダードのBMWと違い大型キャリパー装備されていますから、
当然ブレーキダスト量は多くなりますので、
DIYクリーニングが困難な内リムはコーティングする選択を優先します!
この選択、
後に後悔するような・・・
このホイルセンターキャップは、ロールスロイスやセンチュリーのように走行中でもホイルと共に回転せず、
定位置に止まりますが、
この様な事にお金を掛けても何かメリットがあるとは思えないのですが・・・
こういう車造りのずれた発想が、
今のBMWの売れない一つの方向性の誤りのような気がします。
何時もご依頼ただいている、
“エクスペル・ペイントプロテクションフィルム”でのドアカップ×4箇所の貼り込みもご依頼いただきました!
まだ正式に移行日程は定まっておりませんが、
既にエクスペルの国内正規輸入元が一元化されそれに伴い仕入れが値上がりしてしまっていますのと、
標準フィルムがアルティメット+になりましたので、
エクスペルフィルムは10%の値上がりとなり、
新たにアメリカ製の“フレックスシールド”と言うプロテクションフィルムを、
弊社標準プロテクションフィルムとして、
5%の値下げ(ボディ用のみ)をいたします!
フィルム性能的には、
経年劣化や飛び石防御性等や意匠性もエクスペルを凌駕しうる性能を持っていますし、
エクスペルが既に撤退してしまった、
ヘッドライトカバー専用フィルムもカラーバリエーションを豊富にライナップされていますから、
選択肢が多くなります。
既にフレックスシールド社のヘッドライトカバーフィルムは納入可能になっておりますので、
施工は可能状態です!
今回このお車160万値引きとの事でしたが、
年々BMW人気は低下して、
数年前にも、
なんと400万円引きで新車を購入された方がいらっしゃいましたが、
既に吊るし状態で購入するのに、
定価販売はBMWには無いでしょう・・・
安く買える=お得
かというと、
確かに購入時は安価ですが、
下取り時も販売人気が無い事になりますから、
安価になってしまいますので、
今市場で言われるのは昔のマツダのような、
BMW蟻地獄=残クレ地獄等と業界では言われています・・・
今回このお車は極端な程度的問題は無かったですが、
恐らく長期在庫車であったと想像される、
側面の蕎麦切り状の小傷は多く、
保護フィルムの糊残りもあり、
ナンバーベースの下は水垢だらけでした・・・
そう考えると、吊るしを安く買うか?
オーダーで作り立てを高く買うか?
の選択が生じてきますが、
足車であれば数年で買い換えますから安いほうが良いでしょうし、
趣味車として長く所有されるのであれば、
やはり気に入った装備センスで作られたものが良いでしょうからオーダーでしょう!
と言っている割には、私自身オーダーで新車を買ったのは、バイクでKH250と車ではサファリとグランスポーツだけで、
それ以外に購入している新車はバイクも車も全て吊るしです・・・
それでも価格的メリットがありましたから、
左程不満もありませんでしたが、
ただ深い愛着も無かったですので、
長く維持することもありませんでした。
但し、
ジャガーの308型が生産終了してどうしても欲しく、
当時ジャガージャパンには既に全モデルで20台ほどしか在庫が無く、
全ての好みを満たす車は既に無く、
本当は4Lのソブリンが欲しかったですが、
一番仕様が好みに近かった事と値引きメリットで3.2Lのエグゼクティブにしましたけれど、
既に19年も所有していますが手放す気にはなりません!
今でも欲を言えば4Lのソブリン!
とも思いますが、こればかりは購入時の事情もありますから、
最終生産モデルの308型を所有しているだけで満足できています。
今所有車は友人達やVIPのお客様方と違い、
高額車やハイスペックカーは無いですが、
このジャガー308・ベンツW124・ベンツW210・レンジローバー2・アングリアレーシングの、
謂わば骨董品みたいなポンコツがお気に入りです!
友人たちには、
「この趣味だけは理解出来ん・・・」
とよく言われますが、
とどのつまり自分が満足できれば其れが“最良”ですよね!
ソリッドホワイトのアルピンホワイト3ですので、
淡色車の割には小傷でも目立ちやすいです・・・
点検でも深い傷は無かったですので、
“01スタンダード・ソフト磨きコース”の一般的新車向けの磨きで、
リセットできるでしょう!
とは言え、
傷の量的な問題と、
保護フィルムの糊残りがありますので、
今回も新車の磨き割引は適応外ですが、
こちらのオーナー様のお車で過去新車磨き割引が適応できたことは無いような・・・
そもそも購入されたディーラーでは、
新車でも洗車機で洗ってしまうディーラーですので、
新車=極上を望むことが無理ではありますが、
輸入車購入の場合、メーカーが決まっていれば遠隔地まで出向く覚悟が持てない限り、
地元購入ですと購入店の選択肢が無いですから、
これは地方での輸入車購入のリスク・デメリットですね・・・
既に長野県下では、
輸入車の扱い管理が高レベルを保つのは、
松本ヤナセ・長野ヤナセグループとヨコタくらいとなりますが、
ヨコタも近いうちに全てのディーラー権を失いますから、
そうなると程度のいい車が欲しいとなると選択車種もベンツとアウディだけになっちゃいます。
つまらんと言うか、
地方の悲しさですねー
大きな問題は抱えていませんでしたから、
問題なくリセットは出来ましたが、
正直な印象としては、
1,000万円近い車を販売するのに糊残りすら見落としているサービスマンや営業はやる気あるの?
と感じますが、
オーナー様ご自身も納車点検はもう一寸真剣にされるほうが良いでしょう!
納車時ご家族連れ立っていかれたそうですが、
小さなお子さんが一緒ですと、
どうしても注意がお子さんに行ってしまいますから、
本当は点検集中できるように納車はお一人で行かれたほうが好ましいです!
トップ部分は何も問題はありませんでしたから、
クリア柚子肌を整えることに集中できましたが、
今の殆んどの新車塗装の問題であるクリア柚子とボケも解消されて、
きれいなソリッドホワイトが際立ちます!
但し問題は、
2013年より採用されている熱塑性型耐擦り傷塗装は、
トヨタのセルフリストアリングコートやニッサンスクラッチシールドと同じ様に、
極端に柔らかな塗装ですので、
いくら高硬度のコーティングを施行しても、
下地硬度にコーティングが連れて行かれてしまうため、
どうしてもベンツやアウディの高硬度塗装に比べて傷は入りやすくなってしまいます・・・
オーナー様も洗車には結構気を使われているようにお話はお聞きしますが、
この様な塗装根本特性がありますから、
ある程度は妥協をするか?
洗車方法や環境を徹底的に突き詰めるか?
となりますが、年に数回しか乗らない趣味車とは違いますから、
車は使えば傷むもの・・・
と言う納得も必要ですけれど、注意をする扱いもしないと、
折角の車にも愛着薄れてしまいますから、
そのさじ加減が難しいんですよねー
BMW ビーエムダブリュー M340i xDrive(B58B30B)
磨き&ガラスコーティング&オプション施行終了
人それぞれ車の好みは千差万別ですが、
まずは国産派?
輸入車派?
に分かれますが、
こちらのオーナー様は両刀使い!
なのですが、
輸入車はBMW!
国産車は、
ホンダ!
と、
かなりタイトに好みは決まっています。
この2メーカーに共通するのはバイクも作っているのと、
割と中途半端にレース活動もしていて、
過去はエンジン屋といわれていました!
のと、
どちらも極端に飛びぬけた過激なものは作りませんね・・・
過去BMWでは2002ターボなんかは凄いと思いましたが、
それ以降はM3CLSとかありましたが、
拘りが継続していかない・・・
ホンダも500万もするバイクも1度は作り、
F1にも参戦してもやはり継続性が無い・・・
結局はBMWもホンダも展開車種が幅広すぎて、
尖がったものを作り続けるニッチメーカーにはなりきれず、
結局は誰でもそれなりに買えて幅広く評価されえる物造りに帰って行ってしまうのでしょう・・・
その典型がセダンのM3とか、
NSXでしょう。
結局は巨大メーカーとなれば、拘りと売り上げを天秤にかければ、
倒産のリスク犯しての冒険は出来なくなりますからねー
そういう意味では、
トヨタ・ベンツ・アウディ等もデザインに違いあるだけの個性の無い車作る名人みたいになっていますから・・・
今回も今まで施行いただいているガラスコーティングと同じ、
“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム”をご依頼頂きましたが、
この選択が価格的に適しているのか?
使用実績的に気に入られているのか?
冒険して新しいものを選択するのをリスクととられるのか?
が考えられますが、恐らくこの3点とも当てはまるような気がします。
お仕事もガチガチに堅い職業ですし、
その職業選択をなされ継続出来るのも性格自体がまじめ且つ堅いからこそ出来るのだと、
チャランポランの権化のような私には仮に頭脳があっても無理ですからねー
だからこそ、
車も施行も堅い選択をし続けられるのだと思います!
冒険はせず過去に習うは一番賢い選択とも言えるでしょう。
中には車選びも方向性が定まらずあっちこっち行ってみたり、
色々な施工でもその都度施行店を彷徨って見たり、
と言う方意外と多くいらっしゃいますが、
多分このような方基本的性格が浮気性なのでしょうから、
多分一生本当に気に入ったものや信頼できる人に巡り合う事は出来ないでしょう・・・
私が思うに、筋がきちんと無い事は、
上っ面だけを舐めて通り過ぎるだけに終始しますから、
何時までたっても満足には巡り合わんでしょうねー
オーナー様の車庫環境はよく知らないですが、使用は週末だけで基本的には未使用期間の方が長いですから、お引渡し後の天候安定する時期で車庫保管でしたら、
ガラスコーティングトップコートも必要ないかもしれませんが、
流石にこの時期当に梅雨から初夏に賭けての季節は、
ガラスコーティング初期製膜時トラブルのリスクは高いですので、
“レジントップコート・コクーンSTD”のご依頼も頂きました!
極稀には、
トップコートを以前施行なされていてもリピートされないお客様もいらっしゃいますが、
現在では9割以上のお客様が施行されますし、
リピート率も限りなく100%に近いです!
お客様により異なる理由もありますけれど、
基本的にはSTDであれSP(プレミアム)であれ、
施行されたことによるメリットは感じていただけているようです。
中には、
メンテナンスで入庫され本来は必要ない施工であるにもかかわらず、
トップコートを欲す方すらいらっしゃいますからねー
最悪の天候状態の最中が弊社の施行期間となったのは、ある意味幸いだったかもしれません。
お住まいの近隣地区では、特別警戒警報でてましたから、車庫において仕事に行かれていても気が気ではなかったでしょう。
弊社所在町でも一時は特別警戒警報や土砂災害警戒警報も出ましたが、弊社所在地区では過去数百年自然災害被害は発生はしていません。
但し、過去一度だけ地区役員とJRの怠慢による台風時農業用水オーバーフローで浸水被害ありますが、今回も用水取り入れゲートは閉められ、JRも定期的保守と見回りに来ていますので、まずまず安心な工場だと思います。
が、事務所の雨漏りはハウスメーカーに依頼はしているものの、値切られるからか、忙しいのか、手付かずの為、今回は結構床濡れてしまいました。
この後もまだ数日は前線の活動は続くようですし、その後は台風の脅威もあるでしょうし、県内で頻発している地震も嫌な感じです。
NEWSでは、首都直下型地震M7クラス2021年までの発生確率70%などと報じられましたが、コロナ禍→水害土砂被害→大規模地震となると、本当に経済は立ち行かなくなるでしょうが、お仕事的には多少の影響は避けられなくとも、仕事無くなる職種で無い事は羨ましいです。
もしこの様な事が起きれば、当然皆さん車どころではないですから弊社も閉店は余儀なくされるのは必然ですが、そうならないことを祈りつつ、そうなるかもしれないことも念頭に置き日々生き抜くしかないですね。
いくらxDriveとは言え、今までお乗りのお車の2倍近いパワーの車ですから、車の性能過信での運転はきわめて危険ですので、十分に慣れるまではあまり無茶は避けてください。
安全・健康にご家族様ともお過ごしいただけることを願っております。
このたびもご利用いただきまして、ありがとうございました。
PS:車検証入れ遅くなりましたが発送いたしましたので、お受け取りの程宜しくお願いいたします。
申し訳ございませんでした。
会員クラス | プレミアム会員 |
---|---|
車輌クラス | クラスM |
コーティング | |
磨き | |
オプション | |
施工料金 | 190,195円税込み(プレミアム会員新規施行車両割引―15%・淡色車割引磨き―5%・ソリッド塗装割り増し磨き+10%・輸入車割り増し磨き+10%・耐擦り傷塗装割り増し磨き+20% 適応・高速料金バック別途) |