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Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 磨き&ガラスコーティング&オプション施工終了

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

マスキング終了

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375) Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375) Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

ご新規の京都市内在住のお客様です!

 

先日のポルシェの施工も終わり長野店に戻りましたらTELあり、

「これから見積もりしてもらえませんか?」

との事でしたが、今回長野に戻ったのは諸々の所要や打ち合わせで戻っていましたが、その間主要取引先の役員様のご家族の慶弔も急遽入ってしまった為、

流石にとんぼ返りも出来ずお客様のご都合をお聞きしたところ、

13日の午後が都合が良いです!」

との事で、

そのご希望に合わせて京都店に行くことに致しましたが、

依頼ではなく見積もりですから、

最悪成約ならず後日再入庫も可能性はありますから、

そうなると往復交通費3万円のロスが出てしまいますが、

この閑古鳥が鳴いている状況ではそのリスクも覚悟です!

 

これを言い訳に、

長野の近所や親戚の新盆行かずに済みますし!

罰当たりでけどね・・・

とは言え、

後日には行きますよ、

平服で良いですし!

 

と決まった途端に、

長野店VIP会員様からオプション施工依頼

神奈川県のやはりVIP会員様自損事故での修理依頼となんと間が悪い事か・・・

お二人には事情をお話して、

「もし京都店でそのまま施工となりましたら、翌週でもよろしいですか?」

とお伺いすると、

OKとの事でしたので京都店での成約or不成約or後日施行結論をもって日程調整をさせて頂く事といたしました!

 

京都店にお客様いらっしゃりいろいろご説明も交えながら、

ご希望の施行内容を組み立てていくと、

なんと30万越え・・・

これはご新規のお客様ではとても選択はなさらないだろう。

ましてはこちらのお車最近中古車で購入されて100万円台だったそうですから、

購入価格の数分の一もの施工費長野店のお客様には普通の事でも、

今までの京都店のご来店の方々の動向からして無理だわなー

と思いきや、

なんとOK

初見のお客様でここまでの高額施工いきなりご信頼頂依頼下されば、

施行にも真剣み一段と出ます

 

 

その打ち合わせ中に1本のTELが、

昨年年末にマクラーレンでプロテクションフィルムの一部応急処置で見えられ、

後日貼り替えをお願いするから!」

と、

応急処置費もサービスしたにもかかわらず、

後日連絡してもTELも出ずメールも返信無しの輩行為をしておきながら、

よくぞTEL出来たものですわ・・・

 

「過去そういう事がありましたから、弊社では一切のご入庫はお受けできません・・・」

とお伝えすると、暫らくして又TELがあり、

「TELもメールも着信履歴は無いですが、違う人にしていませんか?」

と言い訳しますが、

数度していますから、

本人が嘘のTEL・アドレス書いたのでなければ、

この受け答え自体が・・・

 

弊社では入店時の規則で、

輩ファッションや男性ピアスは入店拒否ですが、

この方当て嵌まってはいましたがなあなあで対応したのがそもそも私のミス・・・

これからは、

いくら暇でもルール上駄目はダメ徹底

 

 

そして夜にはまた別のTELですが、

今度は他店施工の何らかのご相談・・・

苗字を名乗られただけまだ常識はあられますが、

弊社施工前提での話でもない他店施工相談をすることが非常識の認識なし

「他店施工の是非は弊社が判断する事でも、口をはさむことでもないですし、

お客様と施工された施工店さんとの問題ですので、

お話を聞く理由も意見を述べる理由もありませんから、

ご不満やクレームは施工されたお店としてください・・・」

と伝えると、

「そうなんですか・・・」

でしたが、

話の筋としておかしいことをしていることは何となくかもしれませんが、

理解されたようです!

 

最近はこの手の話は来なくなりましたが、

以前には警察・雑誌社まで巻き込んだ話に弊社も巻き込まれ大迷惑した経緯もありますので、

弊社再施工が決定された話以外は、

この様な事には関わるつもりはありません・・・

当然弊社NPOのボランティア団体ではありませんし、

子供電話相談室でもありませんから。

電話するなら消費者庁や消費者センターや法テラスとか、

この業界の管理者みたいなことを言っている日本コーティング協会にするべきでしょう!

 

弊社営利を目的とした法人ですから、

1円にもならないことに1分費やしても1分分のレパレート捨てているだけですので、

大人なら常識を考慮しましょう!

 

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

鉄粉クリーニング中

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375) Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

14年経過車オブシディアンブラックと言う事を考慮しますと、

かなり程度は良く

酸化痕は見られるもののイオンデポジットクレーターは0ですので、

前オーナーは恐らく法人役員車で完全車庫保管だったのでしょう!

 

とは言え、そのような管理をなされていても、洗車以外のボディ表面のメンテナンス、特に鉄粉の除去メンテナンスを定期的になされている方は、

弊社VIP会員様の中でも1割くらいですから、

当然磨き前❝鉄粉クリーニング❞では↑の様に大量の鉄粉が溶け出してきます・・・

殆どの方は、

この鉄粉付着状況下でゴシゴシで手洗いされるのですから、

傷が入るのは当然です。

洗車機に入れるのは・・・」

と言う方も多くいらっしゃり、

その方が車を大事に扱っている

と思われているようですが、このくらい鉄粉付着しているのなら、

手洗い上手い下手関係なく、

洗車機の方が傷は入りません

 

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

磨き前ボンネット傷

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

磨き前ボンネット=酸化痕

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

磨き前ボンネット=膜厚

流石この当時迄のメルセデスベンツの膜厚は、

厚いです!

今では50μ以上薄くなっていますから、

車自体の根本的良し悪しもトヨタ並みとなっているのも、

塗装コスト削減と比例していますね・・・

 

このころまでは❝腐ってもベンツ❞と言えましたが、

今では❝腐る前からただの車❞ですからねー

AMGがメルセデスベンツに吸収され、

アバンギャルドのAMGパッケージもデザインパッケージになり、

45だの43だの低価格AMG迄販売するようになって、

既にAMGの輝きは失われたのと同じに、

メルセデスベンツもレクサスと同じただのステイタスカーになっちゃいましたからね・・・

 

「社長のくせにいつまでそんな古いベンツ乗っているのか・・・」

とか、友人の社長や娘の前旦那に言われもしましたが、こういうこと言う人は、

車は自己主張の張りぼてとしか評価できておらず、

車の本質を何も見ていない人です・・・

こういう人に限って、

身分不相応の高級ファッションであったりブランド品持ち歩いたり

逆に高級車に乗っていながらシマムラ&赤のれん&GU&ユニクロ&靴流通センターだったりの、

自身の世間目線でのちぐはぐさに気づいていない

これ一番みっともないんですけどねー

 

 

傷の量はかなり多いですし、

虫糞くらいの大きさの酸化痕も相当数ありますが、

イオンデポジットクレーターが出来ていないのは幸いです!

これが国産車の軟らかい塗装や、

2013年以降のBMWの塗装であれば、

いくら管理が行き届いていたとしても、

これでは済んでいなかったでしょうから、

やはり流石メルセデスベンツ

 

オーナー様はっきりしたご予算は決めていらっしゃらないそうですが、流石に古い車ですし、ビカビカにこだわっているわけでもないそうですし、但し毎日京都→滋賀→大阪→京都を社用車として巡回使用される中で、

出来るだけきれいになるべく長く乗れるように!

とのご希望だそうですので、

状態からすれば03磨きコースが理想ですが、

最悪01スタンダード・ソフト磨きコースでも妥協可能との事でしたが、

磨き関連施工差額が02スタンダード・ソフト磨きコースにしても1万円強でしたので、

どうせならと言う事で❝02スタンダード・ソフト磨きコース❞で決定です。

 

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

磨き前右側面=何時付けられたのか?のポリッシャー傷

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

磨き前側面

お見積り前の現車確認では、

傷はかなり多いなー」

程度に見ていましたが、

ご依頼決定頂いての再度の入念な点検をしてみると、

傷の大半はポリッシャー傷ですから、

あまりの傷に販売業者さんが磨いたのか?

前オーナー時代に、

コーティング施工でポリッシャー傷入れられたのか?

は判りませんが、

これかなりガッツリ深く入れてしまっていますけれど、

下手には限度がありこれなら磨きなどしない方がましです・・・

 

傷の形からして使用したポリッシャーはシングルポリッシャーの小径のバフでしょうが、相当高回転でプレス角度プレス圧とも相当高く、

しかもコンパウンドがバフでだまに絡んだ状態で磨かないとこうなりませんけれど、

恐らくここまでの傷ですから、

施行者本人は傷を入れたことは判ってはいたのでしょうが、

こんな傷を入れてしまう低技術者ですから、

磨き取ることも出来なかったのでしょう・・・

こんなレベルの磨きを行ってお金を取っている業者がいることは、

この業界のですねー

 

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

磨き前左側面=広範囲にポリッシャー傷

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

磨き前左側面

ここら辺もシングルアクションポリッシャーによる、

ポリッシャー傷満遍なく入れられていますが、

どうやら仕上げにダブルアクションポリッシャーも使っているようで、

叩き傷迄おまけで入れてしまっていますけれど、

私がこの状態から推察するに、

この施工者磨きについての技術や物理理論的理屈は何もわかっていないでしょう・・・

ガチガチに硬いベンツの塗装でここまでしてしまうのですから、

これが半分以下の硬度しかない国産車の塗装だったらどうなっていることやら?

と考えると、

恐ろしいですわ・・・

 

ことによるとベンツの塗装は固すぎて歯が立たないために無茶をしてこうなったのかも?

とも考えられますが、結局は固い塗装はどう磨く?

軟らかい塗装ならどう磨く?

熱自己修復型耐擦り塗装ならどう磨く?

淡色車ならどう磨く?

濃色車ならどう磨く?

ソリッド塗装ならどう磨く?

油性塗料ならどう磨く?

水性クリアならどう磨く?

プロと言うのであれば、

せめて上記したこの塗装特性の違いによる磨き方の区分け位出来ていないと、

大半の車は磨き壊すことにしかなりません・・・

 

関西エリアで、

ブイブイ言わせている施工店さんもいらっしゃいますが、

何台か施工済みのお車拝見させて頂きましたけれど、

はっきり言ってキーパープロと何が違うの

程度にしか見えないのですがねー

〇〇氏に心酔していたり、

ブレーン化していた方々が多いようですから、

施行=口先三寸プロと勘違いしている方多いでしょう・・・

 

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

右側面磨き終了=以前のポリッシャー傷残り

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

右側面磨き終了=見る角度と距離により傷は見えない

100%の傷除去には至りませんでした・・・

が、

今回の磨きのオーダーが、

03磨きコースorスポット磨きオプション追加オーダーがあれば、

この多少残った傷も、

除去は出来ていました

いつも言う❝地獄の沙汰も金次第”ですが、

究極拘ればこれもありではありますが、

このお車は趣味車ではなく仕事の足車ですから、

今後も日々の使用で傷は当然入るのが必然ですので、

正直そこまで拘るのはナンセンスです・・・

 

但しその要素には、

購入価格が安いからとか、

車が古いとかの要素での判断の仕方は、

正直私はあまり好きな考え方ではありません・・・

これを考えたに組み入れると、

前記しているような車=見栄に繋がり、

車=愛着とは違う拘りに繋がっていきますから。

どう見ても一般市民なのに、

子供には高級ブランド服着せている親御さん見かけますが、

これって子供のために着せているののではなく、

親同士の見栄・虚勢を張りあうためで、

子供にとっては汚しても怒られない服の方が楽なんじゃないですかね!

 

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

左側面磨き終了=深すぎ磨き取りきれない線傷

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

左側面磨き終了=この距離感ですと見えない線傷残り

このパネルは概ね98%以上の傷は除去できています!

2%傷残っているじゃないか・・・」

と言えばそうなのですが、果たしてその残った2%の傷見えるの?

と言えば、一般人の、

99%の方は傷の見方探し方知りませんから、

余程光源や光の角度のタイミングが合わない限り気が付くことは無いでしょう!

 

傷を散り切ることは当然大事なことですが、

限られた予算=施工コースの範囲内でもっと重要な事は、

磨くことにより肌感斑と艶斑を作らない事や、

オーロラ感を残さない事です!

当然磨き傷を増やすなどは以ての外・・・

ある方から聞いた話で、

施工後オーロラ傷と回転ポリッシャー傷が残っていることを施工店にクレーム入れると、

磨いたと言う事の証みたいなものですから!」

と言われたそうですが、

事実こういう発言をする施工店私の知り合いの九州の施工店にもいましたし、

ここまで開き直ってはいなくとも、

艶は出ているのですから、

そこまで究極の事を要求されてもそれは磨いた以上必然的に起こることです!」

くらいのことは平気で言ってしまう施工店は多いようですよ・・・

 

過去、

「黒の車でそこまで追求するのはナンセンスですから、

貴方が黒の車を選択しなければ問題無かったことです!」

と言った業者さんいたそうですが、その業者さんのHP見てみるといまだに、

磨きのプロ!」

とは胸を張っていますが、

流石にブログ記事では磨きに関しての記述は殆どしなくなっています

余りたいそうな事前面に出すとクレームに繋がるから、

トーンダウンしたのでしょう!

 

書き出し部分で触れた他店施工クレームの相談ですが、

当然クレームを言われるレベルの施工をすのは論外ですが、

そのような施工店を選んだお客さんにも責任ありますし、

お金支払ってお車を引き取った段階でOK出したことになりますので、

オーナー責任の方が私は重いと思います・・・

よく言うじゃないですか、

❝騙される方が悪い”ってねー

 

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

ボンネット磨き終了=酸化痕除去OK・線傷残り

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

ボンネット磨き終了後膜厚

トップ部分の全体に多く存在していた、

虫糞と思われる酸化痕ですが、

03磨きコースなら9割除去

オーダーいただいている02スタンダード・ソフト磨きコースでは、

3/4くらいの除去と思っていましたが、

施行してみるとほぼ100%除去できてしまいました!

但し、

よくよく観察してみるとピンホール程度の点のような痕跡はありますが、

メタリックと区別は難しいですから、

殆ど判りません

恐らく駐車環境的には虫糞を受けやすいのでしょうが、

洗車頻度が高く酸化が進行する前に洗車で酸が洗い流されていたのでしょう!

 

洗い過ぎはかねがね警鐘を鳴らしてきていますが、

外部付着物を放置して酸化痕をつくつてしまう環境であれば、

付着物を数日放置してしまうより確認されたら即座洗車をされた方が、

ダメージは低く済みます

洗車傷酸化痕の方が明らかにダメージは重く

除去も困難なんです・・・

 

の洗車傷ですが、結果このお車の傷の半分はポリッシャー傷でしたが、

それ以外の傷は当然洗車傷ですが、

洗車機であればスクラッチ傷は多く入りますけれど逆に深い線傷は入りませんけれど、

このお車には多くの深い線傷もありましたので、

恐らくはGSor洗車屋さんで付けられた線傷でしょう・・・

私の知り合いのコーティング施工店でも、

日銭稼ぎから手洗い洗車を積極的に行い割り引きチケット等も販売していますが、

一般のお客様から見れば、

コーティングプロ施工店が行う洗車だから、さぞや丁寧で傷など要れないだろう!」

と思われるかもしれませんが、

確かに環境・道具・スキルは素人よりも上なのは概ね間違いないでしょうけれど、

1回2,000~3,000円程度では30分以内に終了させなければ日当にもなりませんから、

結局は所用時間なりの作業にしかなっていませんから、

殆どGSで行う手洗い洗車と変わりはないです・・・

 

いくらプロが行う洗車でも、

きちんとした洗車であれば、

高圧スプレーによる下洗い→シャンプー洗車→すすぎ洗い→拭き上げ→リブ等の水溜まり除去を行っていけば、

2時間は必要です!

今自動車業界の工賃レパレートは1H5,000~7,500円ですから、

消耗資材費を含めれば1台12,000~18,000円くらい頂かないと、

完璧な洗車などできませんが、

洗車にこんなお金出す気しないでしょう・・・

であれば、

低価格・短時間で洗車可能な洗車機をメインにし、

スクラッチ傷は容認して目立つようになったら軽度の磨きでリセットする!

と言う方法を私は推奨するわけです。

 

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

ウインドウアルマイトモール磨き前=酸化染み

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

ウインドウアルマイトモール=メタルクリーン用マスキング終了

殆どのドイツ車の特徴として、ウインドウモール類はクロームメッキではなくアルマイトメッキを採用しているため、この様に水に含まれる、

アルキル金属基により錆を生じてしまいます・・・

酸に対しても弱く

特にアルカリには反応しやすいのがアルマイトメッキの特徴ですが、

フロントやリア部分にはクロームメッキも使われているのに、何故ウインドウモールやルーフレールにはアルマイトを使うのかは謎です?

 

しいて考えられるのは、

アルマイトメッキはクロームメッキに比べ処理が簡単安価ですし、

素材が鉄に比べ軽量だと言う事と、

クロームメッキに比べ環境負荷が少ないと言われています!

とは言え、

必然的に起こる劣化はオーナー様の負担になってしまいます・・・

 

パッと見は全面的白化までは至っていませんが、

逆に部分部分でアルマイトメッキの酸化アルミ層を突き抜けアルミ素材まで到達している感じですので、

❝メタルクリーン❞の磨きはヘビーポリッシュとなります!

 

 

今回メタルクリーン・ヘビーポリッシュでは、

今までとはちょっと違う施工方法を試してみます!

昨年新規開発で完成納入されたメッキ研磨剤が、

弊社でメーカー推奨の方法で試してみるとあまり効果が高くなく

騙された・・・」

落胆していましたが、

この間いろいろの施工方法・道具との組み合わせ・施工段階の再調整等を、

物理的に有効にする方法を考えたみた成果を今回試してみます

 

まずはその新開発メッキ専用コンパウンドを、リューター使用用特殊フェルトローターに付け2回ドライアップするまで磨き、#300のスポンジペーパーで水濡れ手研磨を行い、濡れたままの状態で再度ノーコンパウンドでリューター磨きをドライアップまで行い、再度リューター&フェルトローター&専用コンパウンドでドライアップまで磨き、

最後に金属素材フェルトとメッキ仕上げ用コンパウンドで手磨きで仕上げます

この方法施工時間は大幅に短縮されますし、

無駄な研磨傷も入りませんから、

最終の手磨きもきれいに仕上がります

やはり日々考え続けることが大事ですねー

 

この方法コンパウンドメーカーは気づいていないようですが、

教えれば弊社のコンパウンドを逆OEM化してシステムパックで売り出される恐れがありますから教えません・・・

来月より弊社HP上に登場するネット販売ページで売り出します

が、

これは基本的には専用機材が必要となるためDIY用ではなく施工店用ですね。

 

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

メタルクリーン=ウインドウモール×ヘビーポリッシュ終了

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

施行中に何度も白化錆痕を確認しながら作業を進めていきますが、

段階進捗ごとに効果の高さが見てとれます!

但し、

上記しました様に部分的に既に酸化アルミのメッキ層を通り越し素材のアルミに達している部分もありますので、

攻め続けると周囲の酸化アルミメッキ層も端から剥離してしまいますから、

完全に錆を除去しきろうとすることは暴挙で、

そこまでしてしまうと再度アルマイトメッキをし直さなけらばならなくなり、

そうなれば新品交換の方が安価に済みます。

メタルクリーンで斑なく意匠性回復させるためには、

あくまで酸化アルミメッキ層内に錆が収まっている段階でポリッシングをすることが重要です!

 

今回の様にアルマイトメッキの意匠性回復をしても、

そのままの状態で使用し続ければ、

また同じ状況は短期間で起きえる可能性が高いですので、

何らかの錆の発生を防ぐ措置が必要ですが、アルミニュウム・酸化アルミメッキ・クロムメッキ共に、

ガラスコーティングを密着させるための官能基が0ですので、

持続性効果を持つガラスコーティングは物理原則的に存在しません・・・

 

しかし弊社会員様であればラジカル・コーティング+メッキ専用ガラスコーティングWコートという方法もあり、

これは官能基0の素材にラジカル・コーティングをバーナー焼付けする事で、

素材が官能基に埋め尽くされますので、

ガラスコーティングは相当年数保護効果を持続できますが、

こちらのオーナー様はご新規ですので残念ながら施工して差し上げる事は出来ません・・・

もう一つの方法は、

ペイントプロテクションフィルムを貼り込む方法がありますが、

これはプロテクションフィルムにより水分が直接メッキに当りませんので結果錆は生じなくなりますが、

8.5m分となると数万円掛かってしまいます。

 

そこで今回はボディ用のコーティングを簡易的にサービスで施工し、

数ヶ月ごとにこの作業を繰り返す事といたしました!

 

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

ヘッドライトカバー曇り初期

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

ヘッドライトカバー磨きマスキング終了

パット見クリア自体は剥離は起こしていないようでしたが、

曇りを取る為のポリッシングで剥離してしまう可能性は14年経過車ですのでありますから、

見積もり段階では、

一応ヘビーポリッシュでご案内していますが、

試し磨きで大丈夫そうなら途中でコース変更をすることを前提に磨き始めます!

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

ヘッドライトカバー=ミディアムポリッシング工程推移

 

結果クリアはまだしっかりしており磨きの負荷にもびくともしませんでしたので、曇りを除去する為の“ミディアムポリシュ”で事足りましたから、オーナー様のご負担は―7,000円弱減りました!

 

右の写真の→順序で、

今回のミディアムポリッシュは、

ロングウールバフ→粗めスポンジ→中目スポンジ→細めスポンジの4段階で、

2種類のPP専用コンパウンドを使用し、

回転速度を調整しながら磨き上げましたが、

曇りの状態次第では最初に#3,000のペーパー掛けをする場合もありますが、

今回はその必要はありませんでした。

 

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

エクスペル・ペイントプロテクションフィルム・アルティメット=ヘッドライトカバー貼り込み中

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

PPF貼り込み終了

このお車のヘッドライトカバー形状は比較的3次曲面が緩いタイプですので、

事前に型取りをして貼り込みながら淵のクリアランスを調整しながら貼れますので、

今回は比較的スムーズに貼り込む事が出来ました

現行の多くの新車のように曲面形状がきつかったりすると、

型取りではフィルムのたわみ調整が困難の為、

フィルムを大きく貼り込んでカッターカットする必要がありますからリスクもありますし、

フィルム使用量も大きく必要になってしまうため、

施工費も高くなってしまいます・・・

特に国産車では施工不可の車の方が多いですね。

 

このヘッドライトカバー曇り防止措置により、

ペイントプロテクションフィルムの劣化限界である後10年くらいは、

ヘッドライトカバーの曇りは心配なくご使用頂けます

とは言え、

私ではないですから後10年は乗られないでしょうがねー

 

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375) Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375) Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500 (219375)

Mercedes-Benz メルセデスベンツ CLS500

(219375)

磨き&ガラスコーティング&オプション施工終了

 

今回本格的ガラスコーティングの施工は初めてとの事でしたが、

ご新規のお客様にも関わずいきなりここまでの高額施工をご依頼頂けたのはビックリでしたが、

大変ありがたく助かりました

 

弊社ではコロナ禍での影響春には全く受けず

6月に入りなんか変

7月からはもろに受け初め現在に至っておりますが、

そのため2か月間急にハードワークから解放され体は鉛切っている中、

この連日の猛暑の中いきなりの重施行ですし蒸し暑い京都ですから、

途中夏バテも懸念されましたが、

流石に築1年のSE工法住宅ですし、

奮発して過剰なくらいのエアコン空調も奢って在りましたので、

NEWSで見る猛暑とは無縁の快適な施行が出来ました!

 

が、

この施工の間に長野店での3台の施工ご依頼を頂き、

すでに決まっている1台の施工を合わせると、

このお車の後20日位は連続長野での施工になりますが、

まだまだ猛暑・残暑は続くようですから、

逆に長野での施工の方が気が重くなってきました・・・

とは言えこのご時世の中、

ある程度仕事が繋がっているのはありがたいですが、

問題はこの後継続性があるのか?

ですが、

どうも銀行筋情報では、

「長野県内の製造業の深刻化は9月以降から急激悪化が懸念される・・・」

との事で、

問い合わせ状況からして京都と言うか関西エリアの方が落ち込み感は低い感じですし、

回復帰調も期待できる感じです!

 

とは言え、今後の感染者数の推移と、

重篤者・ベット専用率によってはまさかの❝緊急事態宣言❞も無いとも言えませんし、

そうなると前から懸念されていた秋から冬の感染拡大に繋がっていってしまいますから、

そうなってしまえば経済は致命的ダメージを被る事でしょう・・・

各方面から取りざたされている政府の無策での経済優先が、

感染拡大と闘いつつ継続可能ならよいのですけれど、

経済優先無策・感染対応拡大防止無策では、

一番懸念されるのは共倒れですねー

 

先日もお客様から、

「この状況を何とか乗り切って事業を継続してください!」

と嘆願・励ましを頂きましたが、

当然持てる万策・資力は惜しみなく投入していきますが、

年齢が年齢なだけに問題の先送り的方法論は後々首を絞めるのは火を見るより明らかですので、

万策尽きた際には潔く京都店の撤退は覚悟しています!

とは言え、

正式に9月20日以降での注文してあったシェパード・ウルフの引き取りも決定(栃木迄引き取りに行くのは鬱ですが)しましたし、

そのための京都店運動スペース確保改装プランにも忙しいですし、

秋になればアングリアレーシングでのワインディングドライブも出来る様になりますから、

経済的(上記趣味での大枚浪費で余剰金放出)な事とは別に生き甲斐・楽しみもありますので、

それをてこにまだまだ粘りますよー

 

 

先にも触れましたように、オーナー様はガラスコーティング未体験ですので、

ガラスコーティングを選ばれるにも右も左も判りません・・・

しいて言えば、

コーティングって水玉弾きするでしょう?

くらいの感覚ですが、

関西エリアでは今もって濃色車・露天駐車・日常使用車と言う条件でも、

殆ど場合撥水機能を施工・推奨されているようですが、

今関東ではまともな施工店さんでしたらこの発想はほぼ皆無です!

 

と言うのは、

❝百害あって一利無し❞が現実だからです・・・

確かに弊社ラインナップでも、

グラスコート・アルティメット・ハイブライテンズ&エクセレントフィニッシュ・バンキッシュにつきましては、

撥水であっても上記条件でも相当リスク回避は可能ですが、

その理由は撥水機能露出物質がフッ素ではないからです!

しかし、それ以外の弊社や他店さんの撥水ガラスコーティングでは、

殆どはフッ素or油性ポリマーですので、

上記条件での施工をしてしまえば、

本来のガラスコーティングの最大の使命である❝塗装を守る❞ではなく、

❝塗装を傷める❞行為になってしまいます・・・

 

何に何故そのようなガラスコーティングが関西圏ではいまだに人気・主流を占めているのか?

  1. 施工店・オーナーの知識不足
  2. 強い水玉弾きによるガラスコーティングして在る感の満足が得やすい
  3. 関西に撥水ガラスコーティングメーカーが多い

と言うところでしょう。

 

弊社としましてはオーナー様が、

「どうしても撥水が良い!」

でない限りは、

こちらのオーナー様のような濃色車・完全露天管理・日常使用車の条件では、

撥水は避け親水or疎水・滑水をお勧めし、

ご予算に余裕があられて撥水をご希望される場合のみ、

グラスコート・アルティメット・ハイブライテンズ&エクセレントフィニッシュ・バンキッシュをお勧めすることもありますが、

今回はオプション施工も含め高額になってしまいますので、

G’ZOXハイドロフィニッシュorマーベラスフィニッシュ・スーパーに絞りご検討いただきました。

 

G’ZOXハイドロフィニッシュ

特性:疎水・滑水・高硬度ガラスコーティング

メリット:強い疎水・滑水をトップコートが作り出し、トップコートのDIYメンテナンス

     で機能を常に協力に保つことが可能。

     初期製膜保護のレジンをトップコートが兼任するので、オプションのレジンの

     施工が必要ない。

     塩カルに対してベースコートは強い耐候性を持つ。

デメリット:機能をと持つにはトップコートの約6か月ごとのDIYメンテナンスが必要で、

      専用メンテナンスBOXの購入が別途必要。

 

ブリリアントフィニッシュ・スーパー

特性:親水・高硬度・高膜厚ガラスコーティング

メリット:高硬度・高膜厚のためスクラッチに対しての防御性能が高い。

     専用のレジン剤がガラスコーティングとセットされている為、オプションのレ

     ジン施工の必要がない。

デメリット:ガラスコーティングに塩カルに対しての耐候性がないため、多量&長期間塩

      カルを浴びる環境ですとガラスコーティングの残存性が著しく低下する可能

      性がある。

 

以上が大まかな違いですが、オーナー様は一番重要視するのは、

水染みの出来難さ!」

との事ですので、

雨天後の水残りはのし辛さではハイドロフィニッシュに軍配が上がりますし、

初期降雨時にはハイドロフィニッシュは水玉弾きもするため、

視覚的にも楽しめることもあり、

❝G’ZOXハイドロフィニッシュ❞となりました!

 

個人的見解ですが、余程予算に余裕がある場合を除いては、同じソフト99製品のハイモースコートを施工するより、

ハイドロフィニッシュが費用対効果上は一番だと思います!

同じくソフト99のリアルガラスコート艶プラスは、

弊社からすると論外のガラスコーティングと認識していますので、

取り扱いもしていません・・・

 

 

お引取り見えられてのオーナー様のご感想は、

凄い綺麗になって、ダメージ痕跡も無くなるものですね!」

「メッキの曇りもここまで無くなることが可能なのですねー」

と、

一応ご満足いただけたとお思われるお言葉をいただけましたが、

これ長野店のお客様なら額面通りに素直に受け取れるのですが、

特に京都人都人は褒め言葉に非難や皮肉が含まれると良く聞きますから、

どうしてもご感想をお聞きしても本心は?

と、

何時もビクビクしてしまいます・・・

「お前にそんな繊細さがあるのかよ?」

ともよく言われますが、

意外と虫の心臓なのです・・・

 

 

この度は、お見積もりから即日御入庫頂き、長野より京都店に出向いた甲斐がありました。

丁度京都も一番暑いタイミングでしたので、確かに代車のスマートですとガラス距離感がベンツに比べ近いですから運転していても暑かったでしょうね。

私がアウディで来ていればアウディを代車でお出しできていたのですが、そこまで考えが及んで降りませんでしたので、ご不自由をお掛けいたしすみませんでした。

多分私と年齢も近い事もあり、昨今の新車にはご興味が無く、いわゆるネオクラッシックがお好みなので、車に関しての嗜好性が私とピッタリでしたので、楽しくお話も出来ありがたかったです。

お仕事も殆んどコロナ禍の影響も受けずに順調であられるとの事で、ガタガタ状態の弊社からすれば羨ましい限りですが、これからの世の中今回の世界規模感染症や地球温暖化による自然災害や噂される大規模地震など、今後は想定外のことが当たり前に起きうる時代でしょうから、弊社も3事業部でリスクヘッジをしていたつもりが、それをもってしてもダメージを被りつつありますから、想定を上回るリスクヘッジを備える事が寛容と反省しきりです。

厳しい京都店維持の現状ではありますが、何とかこの経済危機を乗り切り存続に向け頑張りますので、今後もご贔屓に願います。

ご利用頂きまして、ありがとうございました。

 

 

 


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