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LAND  ROVER  ランドローバー  ディスカバリー3  SE(LA40A)磨き&ガラスコーティング施工

LAND  ROVER  ランドローバー  ディスカバリー3  SE(LA40A)

マスキング終了

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京都市左京区ご新規のお客様です!

弊社京都店が開店する前から弊社のことをご存じで、

長野店迄お持ち込みすら検討されていたそうです。

 

春にお見積りをさせて頂、

この間に弊社施工にお持ち込み頂くための準備作業をされていたそうです。

と言うのは、

アウトドア用にルーフにテントが設置されていて、

それを下ろさないとルーフが磨けないのです。

が、下ろしてみると、

ルーフ前方には大きな凹みがあり、

ルーフの塗装はかなりの部分でクリア剥離や有色塗装部分のやけまで発展してしまっていることが露わになってしまいました・・・

 

この状態のまま施工をするのか?

再塗装&デント修理をして施工するのか?

ですが、

修理費用は30万弱かかることもあり、

今回は修理はせず施工となりましたが、

この状態でいくらコーティング施工をしても、

ルーフの塗装劣化の防止にはなりませんから、

本当は修理をされてからの方が長い目で見ると良いのですが・・・

 

 

この当時のランドローバー社の塗装は、

レンジローバー・ディスカバリー・デイフェンダー共にルーフの塗装は傷みやすい傾向がありますから、

恐らく使用していたクリアに問題があったのでしょう・・・

 

この時代前後はランドローバーにとっては迷走状態で、

ディスカバリーはフォードに売られ、レンジローバーはBMWに売られまたフォードに売られなどの中、

現在はタタグループ傘下のジャガーとの合同企業となっていますが、

この間エンジンもローバー→BMW・フォード・ジャガーと年式により雑多に混在してしまっています・・・

このお車はディスカバリー3初期型ですので、

フォードのV6SOHC4Lエンジンですが、

ローバーやBMWに比べ壊れにくい利点はあるでしょう!

このモデルからリジットから4輪独立になり、

オフロード走破性能を上げるハイテクが装備され始め、

現代のフルタイム4WDの礎となったモデルと言えるでしょう。

 

トヨタのオフロード車と比較していえば、

ランドクルーザー60or80=レンジローバー

プラド=ディスカバリー

40or70=ディフェンダーと言った感じでは?

私もオフロード4駆は好きで、

BJ40→サファリ→J37→CJ5→デリカ初期型→ランクル60→現在の2ndレンジローバーと変遷してきていますが、

既に2ndレンジはほぼ部品が生産中止ストックパーツもない状態になっていますので、

あと何年乗れるのか?

と言う状態です・・・

今後はアメ車は嫌だし、

ランドクルーザーも嫌だし、

現代のローバーも嫌だしで、

残る選択肢はゲレンデバーゲンのE55くらいですかねー

 

オーナー様も今後を心配されており、

選択肢はディフェンダーが最有力候補のようです!

 

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鉄粉クリーニング中

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年式的に相当量の鉄粉が付着してるのでは?

と予想していましたが、

やはり結構鉄粉が附着しています・・・

洗車の際にキャリパーからは大量のブレーキダスト真っ黒に流れ出してきていますから、

今後この部分も定期的に高圧スプレーで洗浄してあげる様にすれば、

自車が吐き出すブレーキダスト付着も減りますから、

より鉄粉の付着を少なく出来る事でしょう!

 

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磨き前ボンネット傷・・・

LAND  ROVER  ランドローバー  ディスカバリー3  SE(LA40A)

お持ち込み頂き事前に決めていた磨きコースから迷われ

ソフトからハードに変更するのはどうでしょう?」

との事でしたが、

確かにハードにすることで研磨量は増え傷残りは減りますけれど、

研磨段階数は同じですので、

結果端折った磨きになるため、

傷の除去率は上がりますが、

仕上がりレベルは下がってしまいますので、

予算的問題での選択でないのであれば、

磨きコース自体を1ランク上げる方が良い選択です!

 

但しこのお車の場合は、

既に塗装にトラブルも抱えていますので、

あまりハードな磨きの選択も?な所がありますから、

今回は初期の見積通り❝02スタンダード・ソフト磨きコース❞と言う事で落ち着きました!

 

ボンネットクリアの状態も芳しくなく曇りがちですし、

傷も相当量入ってしまっています・・・

現段階ではどこまで回復するのか?

はある程度施工してみての結果ですが、

印象的にはそれなりの回復は望めるでしょう!

 

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磨き前ルーフクリア喪失・・・

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問題はルーフです。

前記しました様に、

既に広範囲でクリア剥離と有色部分の劣化が見られますから、

これらについては改善は再塗装以外無理です・・・

 

 

予想はしていましたが、

やはりほぼ変化は見られません・・・

幸いなのは磨きにより、

クリア剥離範囲が広がらなかったことです!

私の2ndレンジも数年前にルーフは再塗装していますが、

今後まだ数年は乗られるつもりがあられるようでしたら、

塗装下地への水分浸透による錆も懸念されますから、

再塗装は必須でしょうねー

 

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磨き前リアハッチ上部練プラソリッドブラック傷・・・

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磨き前ルーフサイドシェル傷・・・

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ルーフサイドシェル

 

ルーフサイドシェルには,

かなり深い傷が集中していたり、

リアハッチ上部の練りプラソリ黒部分も,

傷だらけで艶も失いマッドみたいになってしまっています・・・

完全修復・改善は無理でしょうが、

出来る限りのチャレンジはしてみます!

 

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磨き終了ルーフサイドシェル傷残り・・・

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磨き終了ルーフサイドシェル

ルーフサイドシェルの傷は,

下地到達傷もありますから、

一定量は残っていますが、傷のエッジが丸められましたから、

大分目立たなくはなりました

 

 

 

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磨き終了リアハッチ上部練プラソリッドブラック

リアハッチ上部の練りプラソリ黒部分も,

艶も戻り大分やつれ感は払拭できましたが、

そもそも軟らかいパーツですので傷は深く且つ素材的に摩擦熱をあまりかけ磨くことが出来ませんので、

残念ながらこれが磨きの限界です・・・

 

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磨き前 側面傷・・・

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磨き前側面

側面結構な線傷量ですが、

これはアウトドア使用されますから、

枝っ掻きしてしまいますのでこれはしょうがないですね。

但し、

枝っ掻き傷は、

見た目には結構な傷に見えますが、

傷の種類としては切断傷ではなく圧縮傷が多いですので、

相当除去は出来ると思います!

幸いなことに側面のクリアは殆ど劣化していませんが、

紫外線にさらされるトップ部分とこれだけ差がつくのは、

クリア品質が低いだけではなく、

ルーフテントが設置されていたため、

洗車がなおざりにされていたことも原因の一つでしょう・・・

 

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磨き終了側面

側面全体の傷量は1/100以下までは確実に減少しましたし、

艶はほぼ完全状態に回復しました!

 

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磨き終了側面=ペーパー目の様な除去不能傷・・・

LAND  ROVER  ランドローバー  ディスカバリー3  SE(LA40A)

右側面度ドアミラー下塗装異常

が、右サイドミラー下部分の直径20㎝くらいの範囲は、

#1,000以下の,

ペーパーをかけたような状態の傷がガッツリあり、

02磨きの研磨厚では,

艶が出せても根本除去には至りません・・・

03磨きコースorスポット磨なら,

ほぼ除去は可能でしょうが、

そこまで行うのも?と言えます。

 

とあるお客様が言っていましたが、

クラッシックやネオクラッシックは、

新車のようなクオリティーにしてしまうと逆に味がなくなる・・・」

これ確かに一利ありますね!

特にアメリカなどでは無理に酸化錆にして、

古さ感を演出するのも流行っていますからねー

個人的には、作為的にそこまでするのも?

ですが。

 

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磨き終了ボンネット=再塗装クリアレベル問題あり

LAND  ROVER  ランドローバー  ディスカバリー3  SE(LA40A)

ボンネットに関しては、

再塗装されているのは確実ですが、

後部のクリアの品質は問題大ありです・・・

サメ肌な様な表面状態はあまり改善は出来ませんでしたが、

艶は目標レベルまで回復できましたので、

私なりには会心の回復と感じてます!

 

磨き中に、

弊社契約先の板金塗装工場の社長訪れ、

作業内容等を多少説明させて頂きましたが、

シングルポリッシャーで磨いているの?」

「どの段階までシングルポリッシャー使うの?」

「それでポリッシャー傷入ったり残ったりしないの?」

「こんな軟らかいバフで初期研磨なんてできるの?」

と弊社の磨きには???ばかり見たいでしたが、

実際磨いてみると、

「本当に傷取れていくし、ポリッシャー傷もオーロラすら発生していないね!」

この社長の常識は覆ったようです!

 

「また恐ろしく高価なコンパウンド使用してるし・・・」

と言いますが、ポリッシャー傷入ってしまったり、傷全然処理できずに繰り返し作業をしたり後戻りすること考えれば、

バフやコンパウンド等消耗資材費なんて安いもんですよ!

考え方の違いです。

知り合いの関連業者さんたちには、

弊社の使用する消耗資材仕入れ先教えてあげて勧めるのですが、

結局は高価すぎるという理由で誰も何も買わないんですよねー

折角クオリティー向上と時短になるからと善意だけなのですが、

目先の金なんでかね・・・

 

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磨き&ガラスコーティング施工終了

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LAND  ROVER  ランドローバー  ディスカバリー3  SE

(LA40A) 磨き&ガラスコーティング施工終了

 

イギリスは産業革命を起こした国ではありますが、

正直工業製品のレベルはかなり?

です。

例えば兵器

海軍大国でありながら戦艦・空母・潜水艦等突出したものはありませんし、

航空機でもモスキートやハリアー特徴的なものはありますが、

やはり他国に比べ貧弱なものが多いですし、

車においては確かにロールスロイスやベントレーやアストンマーティンやマクラーレンと言った、

高級車はありますが、

既にロールスロイスもベントレーもドイツの傘下企業ですから、

独立資本ではアストンマーティンとマクラーレンのみです・・・

MGやローバーは破綻してBMWになりましたし、

ランドローバーとジャガーも経営危機の中でタタグループに買収されまし、

ロータスもプロトン傘下ですし、

ジネッタやTVR等はどうなっているかも日々転々としていますから、

残るはモーガンとケータハムくらいですね。

 

究極に素晴らしいものや、

極端に際物的なものは得意ですが、

どうも国民的に経営能力が低いのではないかと・・・

ですがそこが非常に人間的さを感じさせ、

個性も強く

ドイツ車のような緻密さが無いことが逆に愛着を感じてしまいます!

結果私も、

ジャガー・アングリア・レンジローバー手放せないでいますからねー

けれど道具としての優秀さで、

足車としてベンツ4台も手放せずにいますが・・・

ラテン系の車も好きではありますが、

敢えて欲しいと迄はいかず、マセラティも結局10年で手放しましたが、

欲しいと迄は思えません

とは言え、

2CVは悩みますねー

 

今まで色々のオーナー様たちを見てきまし超高級車の英国車を除き、

一度英国車を購入して再度購入する方は少数ですね・・・

英国車を気に入る方は、

大抵はクラッシック方向にのめり込みます

つまり壊れるとか、

維持管理が大変とか、

絶対性能が今一とかは問題ではなく、

多分運転する時に車が体に入り込むような感性の同一性を感じられることが、

重要なのでしょう!

はっきり言って英国車のほとんどは工業製品としては駄作であり欠陥車ですが、

そこが良いのですよ。

まあ、

そう思うこと自体が変人ですが・・・

 

 

今回オーナー様はコーティング自体にはさほどの拘りはあられないようで、

基本的塗装保護機能管理の楽さとそれなりの耐久性と言う事でしたので、

❝G’ZOXリアルガラスコートクラスH❞となりました!

先月からで既に4台目の施工となります。

先代のハイドロフィニッシュかなり人気は高かったですが、

選ばれやすい要因は、

レジン効果のあるトップコートが標準ですから、

敢えてオプションのレジントップコート必要ないことが大きいですね!

 

但し、

専用のメンテナンスBOX別売購入と、

3~6か月でのDIYメンテナンスが必要となりますから、

貸し駐車場や洗車場所が自宅に無いとなるとこの選択は微妙ですが・・・

ですのでお勧めできる条件は、

  • 一戸建て若しくは集合住宅内に洗車スペースがある。
  • 且つ作業スペースに屋根または屋内作業が可能。
  • DIY作業が苦になられない。

等が必要条件ですかね!

 

いまだ関西圏では撥水機能やWAX拘る・好きと言う方圧倒的ですが、

殆ど乗らない趣味車や、

屋内保管車両なら良いですが、

露天駐車や日常使用車で、

特に濃色車であったひには、

塗装をガードするどころか、

塗装を傷めるために行っている❝百害あって一利なし❞と言う事に気づいてほしいのですが、

今だ施工店もディーラーもコーティング効果が水玉弾きで実感しやすいことから主流にしていることが、

疎水・滑水や親水コーティングが浸透しない大きな要因でしょう・・・

ヤナセだけは既に10年以上前からガラスコーティングの主力を親水ガラスコーティングとしていて、

ラインナップも3ランク用意しています!

安易に売れればいいではなく、

買っていただいた後のことを重要視出来ないものですかねー

 

弊社では、

オーナー様のご希望より、

管理状態や管理方法や使用頻度と塗装色等を総合的に判断させて頂き、

最適と思われるコーティング機能を提案しておりますので、

特別に前記条件が十分満たされる場合以外は、

まず撥水機能はお勧めしておりません・・・

 

 

以前から弊社にご興味をお持ち頂き、最終的には施工ご依頼頂きまして、ありがとうございました。

同じ時代のランドローバー社にお乗りで、レースとラリーの違いはありますが、若かりし頃モータースポーツに没頭していたなど共通項が多々ありましたので、ついつい話し込んでしまい、お時間消費してしまい申し訳ございませんでした。

私のレンジローバーは、私の不注意でフロントバンパー破損してしまい、交換をしようとしたら国内在庫無し、生産は中止されてる上、本国にもすでに新品在庫は無く、中古品しか見つからないとの事で、やもなく現在のバンパーを修理することといたしましたが、この状況では事故をしたり、重要部分の故障が起これば修理不能確率は高いですが、このお車も近いうちに同じ状態には陥るのは確実でしょう。

ディフェンダーを検討中との事ですが、これにも限りがありますから、出物が見つかったときは躊躇なく押えてしまった方が良いでしょう。

一寸前にはネット上で新品バンパーあったのですが、まだ余裕がると思い躊躇している間に、今の状況になってしまったことで、タイミングの重要性を知りました。

今回リセットしたことで、又気持ちを新たに愛着も増す事と思いますが、とにかく壊れずに傷めずにお乗りいただけることを、願っております。

 

 


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