マスキング終了

ご新規の東京からのお客様です！

エリーゼⅠの中でも数少ないVVC搭載のホットモデルです。

このほかにもエキシージもお持ちですから、

根っからのロータス乗りですねー

この車はご友人が乗られていて大事故をされタダ同然で譲り受けられ、

修理をなさり今の状態に復元されたそうですが、

折角全塗装をされたので今のうちに綺麗を保てるようにされたいとの事で弊社に御入庫頂きました！

私も２台エリーゼⅡ→エキシージ１と乗りましたが、

５年ほど前に手放して以来入庫されたロータスを多少動かすことは数回ありましたがそれも数年前ですので、久々に運転席に乗り込みましたが、

主直な印象あの当時よくこの車に乗っていられたな・・・

ですが、

今では年も取り体が硬くなっているのでしょう、

とても昔のように乗り降りは出来ませんから、

とてもゴリゴリ走るなど不可能でしょうねー

当時は私の周囲はロータス乗りに溢れ、

２０台くらいのロータスがひしめいていましたが、

今懇意にしている方の中では残るは１台だけになってしまいました・・・

途中で疎遠になった方でも多分まだ所有している方は多分３台？

その中の１人の方は、

仕事よりロータス乗ることが全てで、

余りに細かな性格と気の短さで、

私の知るガレージは全て出禁となってしまっていましたから、

今どうやって管理しているのか？

いるんですよねー

「俺客なんだから、俺の言う事を聞け！」

ってタイプ、

嫌われるだけなんですがね・・・

ローバー１８Ｋ＝ＶＶＣ

オイルキャッチタンク

このお車は通常のロータスカーズではなく、

ロータススポーツと言うかつてはＦ１かを作っていた部門での特別生産車で、

可変バルブ機構をローバーの１８Ｋエンジンに組み入れていて、

ビックスロットルが標準で装着されていることで、

通常の１１１とは別物の性能を誇ります！

サーキット走行を念頭に置いたチューニングですから、

オイルキャッチタンクもちゃんとついています！

主にエンジンヘッドの負圧からオイルがブローバイとして放出されます、

一般車では極少量ですから垂れ流し・・・

しかし高回転で限界走行をすると結構な量が吹き出ますから、

路面を汚し事故の危険性がありますので、

この様にタンクに貯めます！

燃料タンクも気化したガソリンが一般車ですと、

フィルターを介してインジェクションに送られますが、

これも高性能インジェクションでは精密な燃調の妨げになりますので、

このタンクに送られるようにしている方もいます。

サーキット走行だけではなく、

チューニングカーや高回転でエンジンを回される方であれば、

周囲に対してのマナーとしては必需品です！

フルロールゲージ

やはりきちんとフルロールゲージ組まれています！

国産車の若い人の車でも見かけますが、

実際インチキ品が多いです・・・

ＦＩＡでは鋼材の径や強度や溶接強度などの規定があり、

且つボディへの取り付け金具やボルトや補強板など様々な規定が存在しますが、

本来ここまでやらないと逆に凶器になる場合もあります。

ラリーなどで１００㎞/ｈ以上で１０回とか横転しても車内ダメージが無いのは、

完全にロールゲージがシェルとなっているからです！

私の現所有車のアングリアは、

更にサイドゲージやクロスメンバーも入っていますから、

６０年近く前のボディ強度などないに等しい車でも、

フレーム剛性保たれていますし、

それによりクイックな操舵も可能ですし、

何よりもクラッシュ時の安全市が確保されます！

いま道路上では無謀運転は取り締まり厳しく世間の目も冷ややかですが、

せめて自分の身を守るものにはお金を惜しまないでください。

エンジンは数百馬力にチューニングされていても、

５０～１００万程度のお金をケチって死んだんでは命もったいないですから・・・

鉄粉クリーニング中

オールＦRPの車でも鉄粉は付着します・・・

スチールのように静電気での吸着は無いですが、

車は駐車・走ることで埃と一緒に堆積します。

いつものように鉄粉クリーナーを使用しての❝鉄粉クリーニング❝ですが、

スチールやPPやポリカと違いFRPは裏側から水分吸収してしまいますから、

内側にクリーナーが残らないようにいつもの洗い流しの倍はスプレーで洗い流しました！

ホイル鉄粉クリーニング中

ホイルガラスコーティング＝フルコート中

ホイルガラスコーティング＝フルコート終了

某コーティング屋さんでは、

ボディ用のセラミック？コーティングを、

汎用品としてホイルにもコーティングしていますが、

耐熱実験した上で大丈夫！

と言っているんですかね？

どうも此処の店舗の使用溶剤や道具、

皆ＪIS規格試験受けていないようですし、

促進耐候試験も皆試験場持ち込みではなく自社試験らしいですから、

言っている事何の保証も無いですから、

所謂眉唾詐欺商法・・・

まー経営者が元横領刑事犯罪犯した人間ですからねー

弊社の使用溶剤は、

工業用ポリシザランを使用していますから、

公的機関での試験も受けていますし、

安全データーシートもある本物です！

ですので、

ホイルの様な一番過酷な状況下でも耐熱１３００℃３年の耐久性を誇ります。

実際私のベンツはコーティングして１０年ほど経ちますが、

今だ鉄粉の食いこみすら起きていませんし、

防汚性も保たれています！

使用品ですので今回は、

鉄粉クリーナー洗浄→ホイル用トラップ粘土→脱脂→４層コーティング→仕上げ拭きを、

❝フルコート・ホイルガラスコーティング❞として行いました！

今回は施工後１週間以上弊社保管ですので、

トップコートとしての親水剤の塗り込みは、

その間に完全硬化してしまいますから致しませんが、

通常納車ではこのトップコート作業は保険として無償で行います。

但し、

親水剤は斑感や光彩現象を伴いますので、

納車後１週間したら水洗いで綺麗に落としていただく必要があります。

磨き前側面＝傷＆クリア曇り

全塗装をした割には、

問題点は結構あります・・・

ポリッシャー傷・クリア曇り・

クリア柚子・物噛み・パテ埋め引き・

パテ暈し露出等々。

先日京都の提携板金津工場に行っていたとき、

丁度全塗装の問い合わせがあり話を聞いていましたが、

その工場での最低全塗装費用は８０万～３００万円だそうですが、

他社ではさらに簡易的で良ければ３０～５０万円でも可能といわれたとの事で、

「その値段なりで良いからやってもらいたい！」

と懇願されているようでしたが、

社長は、

「やれと言えば出来なくはないかもしれませんが、

仕事としてやる以上、

やっつけ仕事で後で問題が起きることが判っている仕事は出来ません・・・」

ときっぱり断っていました！

特に塗装の世界では、

安かろう＝悪かろうは顕著です・・・

偶に全国紙に広告載せているような有名店が、

高かろう＝悪かろうみたいなところもありますが、

これは店舗規模や知名度（広告）に惑わされない目をオーナーが持つしかないですね！

今回細部まで全塗装の仕上がりややり方を見ていくと、

かなり簡易的にやられていることは容易に判りますが、

今回の場合はオーナー様が費用＝クオリティーに関して納得の上されている事ですので、

これなら是非は無いですね！

値切った上に文句だけを言うは、

趣味人としては最低です・・・

と言うか、

お客としても最低です。

今回フロントフル＋サイドロッカー＋リアホイルアーチ前後をペイントプロテクションで貼り込みますから、

残りだけ磨くか？

意匠性を統一するためフルで磨くか？

でしたが、オーナー様のご希望で、

❝０２スタンダード・ソフト磨きコース❞にてフル磨きとなりました！

ペイントプロテクションフィルム＝フロントフルキットは離婚中

ペイントプロテクションフィルム＝ボンネットフード貼り込み中

ペイントプロテクションフィルム＝リアホイルアーチ　フロントスプラッシュ貼り込み終了

ペイントプロテクションフィルム＝リアホイルアーチ　リアスプラッシュ貼り込み終了

やはり某コーティング屋さんが、

ラッピングフィルム施工取次店とか謡っていますが、

そのラッピングやさん自体がメーカー所属の認定店ではなくどうやら看板屋さんらしい？

それでは車のラッピングとはそもそもやり方も違いますし、

恐らくは車用ラッピングフィルムも入手は出来ませんから看板用フィルムでしょう。

看板用フィルムは材質が塩ビですから持っても数年でひび割れなどや色あせが起きてきます・・・

そもそもあたかもその店舗がメーカー指定代理店と誤解されるような、

施工取次店はさぎみたいなものですねー

弊社では、

ペイントプロテクションフィルムは、

エクスペル＆フレキシシ―ルドの日本総代理店の正規施工店及び販売代理店として登録されています！

今回の施行は２台連続で大掛かりでしたので、

メーカーの専属施行者に施工依頼しましたが、

先日行われたプロテクションフィルム協会の技能大会で審査員を務めた方と、

３位入賞者での施工ですから、

他の店の施行とはレベルが違います。

看板屋さんとは比較にならないでしょうねー

更にはフレキシシシールドでは、

ペイントプロテクションフィルムをカラーラップ化したものが４０色カラーで揃っています！

塩ビとは違い耐久性は数倍違いますし、

耐飛び石性能も兼ね備えていますが、

価格は通常のペイントプロテクションフィルム同等ですので、

塩ビラッピングフィルムよりはかなり高くはなってしまいます・・・

磨き＆コーティング＆オプション施工終了

ＬＯＴＵＳ　ロータス　エリーゼⅠ　１１１S

磨き＆コーティング＆オプション施工終了

今回高額の最高予算１００万円と今年最高の高額施工を御希望頂きました！

が、

このコロナ禍での３年間は毎年売り上げが減り不本意ながら持続可給付金などの補助を受ける中、

何とか今に至ることが出来ましたが、

私の周囲の車関係の会社さんたちは逆に毎年最高売り上げを更新しているとか。

この差は何だろう？

と思い悩む時期もありましたが、

他社は他社弊社は弊社なので、

悩んだり羨ましがってもしょうがないと割り切り、

売り上げに固執せず逆に人生終いに向け周辺環境の整理を兼ね規模縮小へと舵を切ることといたしました！

母体である建築事業部は、

従業員ｏｒ同業者ｏｒＭ＆Ａによる売却の交渉中ですし、

車磨き事業部も長野店は車仲間への売却による事業継承していただくよう検討いただいています！

京都店は当分は現状経営持続の方向ですが、

最終的な夢（現段階では）は、

淡路島の海岸近くに別宅にドックランと家庭菜園を併設して、

海釣りなどをしながらスローライフを犬と共にすることですが、

これと並行して京都店の維持が可能なら月１台のみ限定で、

施工＆淡路島～京都の移動が可能なうちは事業継続しようかとも思っている反面、

京都でお世話になった方への感謝とお礼を込めて相続していただきたいとも考えている昨今です。

弊社は建築事業部もこの１５年くらいは、

創設当初からお世話になっている３社のみ限定で以外の受注はお受けいたしておりませんし、

車磨き事業部でも当初から会員制として今に至りますが、

上記したような流れの中現状会員の依頼もこなせるキャパシティーも無くなりますので、

正直会社継続のためと理不尽な発言や行動にも目をつぶり我慢してお受けいたしてきていた会員様もいらっしゃいますが、

此処で施工受注の会員数の絞り込みをさせていただいております為、

御予約のお問合せを頂いた際に、

「今のところ予定がはっきりしませんので、また日を開けてご連絡を頂けますか？」

的返答であった時は、

お受けは出来ない返事とご解釈ください。

はっきり申し上げるのも一つではありますが、

それは又身もふたもない（京都的発想）とも言えますから、

心情お汲み取り頂ければ幸いです！

話しは大きくそれましたが、

今回のコーティング施工はペイントプロテクションフィルム貼り込み箇所以外と言うことで、

費用も抑えられますので、

弊社トップエンドコーティング剤である、

❝グラスコート・アルティメット　ハイブライテンズ　ガラスコーティング❞を御依頼いただきました！

正直このコーティング剤は相当な高価格ですので、

導入当初まず依頼される方は無いだろう・・・

と思っていましたが、

意外や年に数台がご依頼があるのは予想外でした！

このコーティングの特徴は

• 超撥水でありながら水染みが非常に付き辛い。
• フッ素撥水ではないため、撥水力の低下が抑えられる。
• 表面滑面性が高いため撥油や防汚効果が高い。
• ダイヤモンド成分を含むため煌く様な光沢感（ソリッドブラックにはお勧めはしておりません）がある。
• 硬度９Ｈ近くあるため、洗車機洗車でのスクラッチ傷入れのリスクが非常に低い。
• 高硬度の為鉄粉の食いこみも非常に抑えられる。
• シリカ成分純度が限りなく１００％に近いため、有機物劣化影響をほとんど受けないため高耐久である。

等があります。

実際過去施工いただいている方の再施工率は一台を除いて１００％です！

私の足車であるベンツとレンジローバーにも施工済みですが、

１００％洗車機洗車にも拘らず、

施行して１０年弱経ちますが、

多少のスクラッチ傷はありますが、

撥水力はほとんど落ちておりません。

この度は遠方にも拘らず、弊社にこのような高額施工を御依頼いただき、ありがとうございました。

またＰＰＦメーカの多重施工の日程調整のため、お預かり期間の延長も快く御同意いただき、感謝いたしております。

そのお詫びにと、お引取り前日蓼科エクシブにご招待させて頂きましたが、お食事・お部屋・温泉ご満足いただけたでしょうか？

お聞きするの忘れておりました。

またビーナスラインが大変気に入られたとの事でしたが、有料道路から一般道になって以来、レーダーのスピード取り締まりはしていません（取付道路では頻繁に行っています）が、白バイ隠れて取り締まりは頻繁との事ですし、バイクローリング族との正面接触事故も多いと聞いておりますので、十分お気を付けください。

お帰りの際、今後店舗は継続するのですか？

との事質問頂きましたが、お答えいたしましたように近々には閉店友人への経営転換は致しませんし、仮に引継ぎとなりましても、それ以降のご対応はきちんと申し送りいたしておきますので、ご心配なさらずとも大丈夫です。

兎にも角にも、取り締まりと、事故だけはお気をつけ頂き、末永くロータスライフをお楽しみいただけること、切に願っております。