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NISSAN 日産 マーチ 12SR オプション施工終了(スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング=フルコート)

京都市内在住ご新規のお客様です!

既に中古車購入から13年が経過しているそうで、

過去キーパーコーティングを施工された経験があられるそうですが、

1年持たず機能低下・喪失をされたことから、

現在は3か月に一度くらい洗車機のコーティングをなされているそうですが、

オーナー様感覚ではこれが一番コスパ等を加味して一番だと思われているそうです。

 

拝見して一番気になったのはヘッドライトカバーの曇りですが、

これも過去3回ほど約3,000円くらいの施工費で修復をして頂いているそうですがオーナー様曰く、

「施工して数か月で又曇っていることは納得できない・・・」

的ご意見でしたが、ボディコーティングの件やこのヘッドライトカバーも含め、

費用対効果の考え方が私からするとかなり考え方は逸脱している感想は否めません・・・

 

キーパーコーティングはあくまでポリマー系の似非ガラスコーティングで、

絶対性能よりコスパを売りとしていますし、

ヘッドライトカバーーの修復も、

3、000円ではその時のみの改善しかできない溶剤による簡易施工ですから、

支払い費用と期待値の乖離は当然生まれます・・・

なのになぜ一般的に言えば高価格店である弊社に施工依頼を決断されたのか?

は、かなり長時間お話をさせて頂いても、私にはよく判りませんでした。

 

NISSAN 日産 マーチ 12SR(AK12)

スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング=ライトポリッシュ下処理中

NISSAN 日産 マーチ 12SR(AK12)

スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング=鱗落とし下処理中

今回のご依頼は、

❝スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング❞フルコート施工ですが、

GS等での簡易施工なら安いところであれば3,000~5,000円位でも施工可能でしょうが、

弊社では10倍上の価格になります・・・

過去私も友人のGSでウインドウガラスの撥水加工をしてもらった経験がありますが、確か費用は3,000円くらい、

2,000㎞3か月程度で効果は喪失した記憶ですが、

正直コスパ的には不満はありませんでした!

 

弊社のおお客様では、

施工車両の7割以上の方がこのスプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティングを施工頂いておりますが、

恐らくコスパで考えられてる方は0だと思います。

と言うのは、

弊社の施工証明期間は3年ですが、

GS等で3か月毎に簡易施工を繰りかえせば3年間で12回=36,000円くらいでしょう

けれど弊社ではその1.5倍の施工費になってしまいます・・・

ではなぜ弊社にご依頼頂けるのか?

は、コスパではなく、

目的としてる撥水能力の高さとメンテナンス性の良さだと思います!

 

ようは、どちらの方がの是非ではなく、

オーナ様が何を求めて何を優先しているのか?

で価値観は変わってくるでしょう。

前記してきているオーナー様の感覚からして、

弊社にご依頼されたことはかなりのイレギュラーと思われますが、

きっかけはフロントガラスを新品に交換されたことと伺っておりますが、施行させて頂いての発言としては不適切でしょうが、

多分後悔なされるでしょう・・・

 

と言うのは、お引き取り時に、

「洗車は洗車機のポリマー撥水をしているけど、ウインドウは問題ありませんか?」

とのご質問を頂きましたが、

当然弊社の施工したC8フッ素の上に油分であるポリマーが乗れば機能は阻害されてしまいます・・・

どうしてもその洗車機ポリマーをなされるのであれば、

洗車後ウインドウガラスに付着したポリマーを取り除いて頂く事となりますが、

どうやらこれも作業が難しいのか?

面倒なのか?

理屈は理解されても、

納得は出来ないようです・・・

 

確かに10倍の施工費払って、

管理は今までより面倒になるのですから、

お気持ちは理解できます

が・・・

根本的に弊社のスプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティングは、

弊社でのボディコーティングを施工されている方が対象で、

洗車機によるポリマーコーティング対象とした商品ではありませんので、

所謂商品としての立ち位置が全く異なりますから、

致し方ありません。

 

例えばブランドバックと量販店のバックでは、

量販店のバックは雨に濡れ手入れもせずに傷んでも又安易に買い替えはできますが、

数十万円のブランドバックであれば雨に濡れるようなときには使用を控えるでしょうし、

濡れればちゃんとメンテナンスもされるでしょうし、

それなりのメンテナンスケミカルも使われる事でしょう!

つまり、

マテリアルとディテールとライフスタイル等の相対的バランスが、

ご自身にとって一番合ったものは何なのか?

を把握して、購入・施工なさらないといけないのは、

自己責任です!

 

 

今後ボディの施工も今までの施工にご満足していらっしゃらないとの事で弊社依頼も検討してくださるとのお話も頂きましたが、
価格正当性の考え方自体が弊社の目指すところと乖離したところにあられるようですし、

残念ながら車両の状態自体が至る所塗装の傷みも限界を超えていますし、

再塗装時の簡易塗装もされていますので、

弊社のような膜厚消費は別としてハードな摩擦には耐えられないと想像されますので、

施工前提であれば全塗装後でなければお受けは出来ないです・・・

その全塗装も、

価格優先でされた全塗装であれば、

更に怖いです。

 

13年も大事に使われてきて、

機関的モデファイもされていらっしゃいますが、

高いクオリティーを望まれるには必然的に高い施工費工賃が=になるのは、

車の走る性能を担保するにも同様なことが必要な事はご理解されえる事でしょうから、

ご自身にとっての優先事項と身の丈の判断は明確する必要があるでしょう!

 

 

この度は急遽のご依頼を頂きまして、ありがとうございました。

ご新規ですので、弊社規定により予約金の入金が必須であったことから、ご不安があられたとの事でしたが、流石10,000円では逃げませんよ。

私もこの様なネオクラッシックは大好きですが、この様なお車をバリっとした外観で維持するためには、正直先立つものが前提となりますし、当然維持管理費も新車よりも嵩みます。

低価格で高価格と同じ性能クオリティーは両立しませんから、お金を節約した中で妥協するか、湯水のようにお金を消費して希望のクオリティー性能を求めるかの2択しか現実社会には存在しません。

後は、ご自身で整備・モデファイ・ディテーリングをなされるかしか選択肢は存在しないでしょう。

お聞きした現状を鑑みると、妥協は必須ですし、ディテーリングをご自身での努力を内外装共まずはされることだと思います。

老婆心ですが、収入・家族の生活・車の重要度のバランスは、出来る事・出来ない事の割り切りは必要でしょう。

とは言え、なるべくお金をかけずに、これから先もこの12SRをより乗り続けられることは、変わるものはない現状の車社会ですから応援はさせて頂きますがお金はどうしても掛かってしまいます

ともあれ、施工頂きまして、ありがとうございました。


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