![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0004-4.jpg)
マスキング終了
ご新規のお客様ですが、
今回始めて輸入車をご購入されたそうです!
但し長野県内のプジョーの購入は、
一部では評判の悪いタカサワグループですので其処には一抹の不安はもたれていたそうです・・・
確かに今までの弊社入庫車両を見ても、タカサワグループが現在ディーラー件を取得しているクライスラーJeep・プジョー・シトロエン・ルノーでは新車としてクオリティーに問題無しだった車は、
2~3台位しかなかった記憶ですし、
購入されてからの塗装不良や故障クレームでも殆んどの場合は非誠意的対応と言う話はオーナー様がたからも耳にすることは多いですし、
実際その対応の酷さに呆れて買い換えた方もいらっしゃいます・・・
因みに私の親戚でも、
プジョーを購入し数年後に原因不明のエンジンストールを頻発し、
何回入庫しても状況改善がされずに、
揉めに揉めた末トヨタのハイブリッドに買い換えた小母がいます。
そのタカサワグループでは、
それ以外にもアルファロメオと北信越地域のBMWもディーラーとして販売を行っていますが、
アルファロメオはヨコタからディーラー権が移って以降弊社入庫がありませんから、
現状の状態・対応の是非は判りませんし、
BMWも数年前に懇意にしていた社員が辞めて以降は入庫がありませんのでこれも現状は判りません。
弊社では、
タカサワグループとはこれら車でのお付き合いや個人的知り合いも何人かいますし、
建築事業部では建材仕入れで日常的にお付き合いさせて頂いています!
その中で会社としての私なりの評価は、
やはり巨大商社だなー
と言う事が一番の印象で、
時には冷たくつっけんどんであったり、
他社では対応不可能な事を可能にしてくれたりなど、
両面性がかなりありますが、
各拠点責任者の人柄に負うところが大きく、
それも拠点営業成績により責任者の自由采配巾に違いがあるらしい?
実際非常に親切・丁寧に対応してくれる担当者や拠点ありますから!
但し、フランス車3社に関して言えば、
利益率が非常に少ないですので、
グループ上からの締め付けがきついのか、
過去見てきたディーラー依頼での板金修理の方法やクオリティーは、
弊社の基準レベルからすると論外でした・・・
とは言え、
他のメーカー国産・輸入車でも、
板金塗装がきちんとされていると感じられたのは、
みすずグループ・ヨコタ・ヤナセしかありません。
驚くべきは、
長野県内のフェラーリディーラーでさえカーコンビに倶楽部で板金塗装しちゃっていますからねー
そのようなことを考えると、
所謂無難な車の選択はやはり“国産車が一番”となりますが、
これ私の完全なる偏見的意見ですけれど、
その中でもマツダとスバルが抜きん出ていると思います!
但し面白みの有る車や運転する楽しみのある車となると、
ほぼほぼ国産車に対象になりえる車はありません・・・
だから国産車を止め輸入車を始めて購入されるとなると、
輸入車には国産車とは次元の違う爆弾が多く隠されています。
- 故障しやすい。
- 修理代や消耗品が高い。
- 車種や修理箇所により、部品が本国調達となり修理に時間がかかる。
- 部品の生産終了、バックオーダー終了、デッドストック在庫切れ等により比較的早い時期(メーカー・車種・パーツ種類によっては生産終了より10年以内)でも修理不可(旧車は別)に陥りやすい。
- 購入実績によりかなり対応が差別的。
- 新車時からの値落ち巾が大きい。
- 同クラスの国産車に比べかなり燃費が悪い。
- 5によりエコカー減税等の適応率が低い。
- ディーラー拠点数が少ないため、行き来が大変。
- 新車であっても既に板金塗装の補修を受けている可能性が非常に高い。
- 細かな部分の作りこみが雑なため、多くの不具合箇所が存在する。
- 道路運送法改正により、今迄適正部品だったものが不可(フランス車で多かった)となり、車検時交換がオーナー負担で必要になる。
等の輸入車独特のリスク・爆弾・地雷があります。
多くの方はこの様な輸入車リスクは深く考えられず、
見栄や興味本位で輸入車を購入されますが、
上記したような事に辟易され国産車に次は戻られる方が、
ディーラーの統計上でもメーカーや車種にも寄りますが7~9割もいらっしゃるそうです・・・
私自身輸入車でリピート購入したのは、
メルセデスベンツ・ジャガー・アウディ・ロータス・ボルボですが、
この中で更に“新車”でリピートしても良いと思うのは、
メルセデスベンツとアウディだけです!
生産終了車なら星の数ほどあるんですけどねー
逆にリピートせずに一台こっきりだったのは、
マセラティ・ローバー・アルファロメオ・フォルクスワーゲン・BMWですが、
マセラティとローバー以外は正直こりごりです、
仮に破格の値引き(数百万)があったとしても絶対買う事はない・・・
マセラティ・ローバーは何故リピートしてないか?
マセラティは今の財力では買うことが出来ない・・・
ローバーは会社無くなってしまった・・・
今までにフランス車登場してきませんが、
現状フランス車3社とも所有車両ありますが、
この内2台は代車用として破格の価格で購入しているためで、
もう一台は販売用の2CVです。
何故フランス車は個人所有車として購入はしなかったか?
理由は上記項目の1・10・11の可能性が非常に高いのと、
ラインナップモデルが所謂大衆車が主で動力性能の高いモデルやMセグメント以上の車格が殆んど存在しない事と、
衝突安全性が国産車より?
だからです。
確かに弊社の所有代車のプジョーとシトロエン偶には運転しますが、
運転した時のフィーリングは個性がかなりきちんと作り上げられているので、
運転していても楽しさはあるのですが、
個人的感性ですけれど私の求めている方向とは大分ずれがあります・・・
これは個人的フィーリングや好みの差ですから、
車自体の可否や優劣とは違いますが、
これも私の偏見でしょうが、
今まで見てきたフランス車オーナー(長く乗り継ぐ方)はBMWと同じで、
性格的に他社よりも独特の方が多い印象があります。
ですので、
嵌る方は嵌りやすいでしょうが、
嫌となると速攻嫌気が差されるでしょう・・・
こちらのオーナー様は、今後どの様な印象もたれるのかは、
失礼かもしれませんが楽しみでもあります!
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0038-3-480x360.jpg)
フラノ調トリム
このトリムは変わっています、
布素材ですがなんとフラノのようです!
車でこの様なスーツやコートで使用する素材は始めてみましたが、
正にフランス車だからこそと言えるでしょう。
但し、
色的にも素材的にも汚れた際のクリーニングは大変でしょう・・・
正に衣類のような対処・扱いが必要ですが、
流石に外してクリーニングに出すと言うわけにも行かないでしょうし。
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0042-3.jpg)
コンビネーションシート
ティップシートと言う合皮とアルカンターラの組み合わせの、
コンビネーションシートですが、
アルカンターラ部分に入る千鳥模様のステッチは、
色が控えめの選択されている事で、
お洒落感が際立ちます!
合皮の質も良いのですが、
ティップレザーとはプジョーだけでなくどうもシトロエン開発の共用品のようです。
基本的にはフランス車3社は別会社ではありますが、根幹は同一の国有企業的なものですから、構成パーツでも多くの共用がなされているでしょう。
そう考えると、
480万越えのこの価格は非常に高く感じてしまいます・・・
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0040-3.jpg)
センターコントロールパネル
綺麗にまとまったコントロールパネルですし、
操作性もよさそうですが、
横に並んだスイッチがなんかMINIを連想させる感もあります・・・
シフトレバーの操作は非常に考えられた操作形式を取っているとは思うのですが、
なれないと一寸どぎまぎしてしまいます・・・
但し、全体的レイアウトの仕方や素材感等は、
レクサスなどよりも価格正当性は感じます!
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0041-3.jpg)
後部座席フラットフロア
SUVと言いつつもこの5008はFFしかありません・・・
本来のSUVの語源はピックアップトラックに室内空間を設けたのを差すので、
基本的には4輪駆動車となるのですが、
最近はこの様なナンチャッテSUVが増殖中です。
そこで最大の疑問が、
タイヤサイズ・タイプ的には4駆的なものがが履かれていますが、
この選択走破性などの実用面でメリットがあるのか?
多分そういう意味では無いと思われ、
足下重量が増す分動力性能や燃費に悪影響があるだけのような・・・
確かに後部座席などのフットスペースは障害物が無いので広々しますが、
だったらSUVではなくミニバンで良いと思います・・・
4駆機構も無い中でフランス車の標準的価格からすると、
やはりかなり高い印象になってしまいます。
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0008-4.jpg)
磨き前イオンデポジットクレーター&酸化痕
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0009-4.jpg)
艶の乏しいルーフ
納車されてからご入庫まで多少日程が空いてしまうこともあってか、
納車の足で弊社にお立ち寄り頂きお車を簡単に拝見させて頂きましたが、
露天での簡易点検では、
傷に関しては驚くほど状態がよく見えましたけれど、
練りプラ(PP)と思われるルーフのブラックメタリック部分はブラックダイヤモンドルーフというそうですがそこには、
イオンデポジットクレーターと酸化痕が多数存在してしまっております・・・
これに関しては新車クレームと捉えるか?
長距離を移動してくる輸入車ではしょうがないと捉えるか?
は、人それぞれでしょうが、もしも私が購入した新車であれば、
メーカーは問わずこの状態は認めませんので完全な状態への修復を要求はしますが、
購入ディーラーによっては対応しないところもあるでしょう・・・
と言うのは、
海外の工場で生産され港まで貨車輸送され、
船便で運ばれPDIでの検査を経てディーラーに到着し、
ディーラー作業を経て納車と言う流れの中、
露天での待機日数もかなりありますし、
輸送船によっては船倉までしぶきがかかるものもあるそうですから、
特別のメーカーでもない限りはその間のリスクは必然と言えるでしょう・・・
あるインポーターとの話でも、
それらリスクを全面的にメーカーやディーラーにクレームとするのであれば、
航空便や特別の輸送船とかスペース確保や保管倉庫代を、
追加費用として支払ってもらわなければ、
其処までの責任は負いかねる。
との事でしたが、
それに関しては確かに私でも正論と思います!
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0033.jpg)
未塗装樹脂=樹脂クリア施工 befor‐-After
それとボディ外周部全周が未塗装樹脂で下回り巻かれていますが、
特に側面部分は既に劣化が始まっているのか、
水のたれる方向に染みのようになっています・・・
これは納車段階でオーナー様気が付かれていたそうですので指摘すると担当営業マンは、
「一度洗車をすれば染みのように見えるものは無くなります!」
と返答したそうですが、
納車前にディーラーで洗車しているはずなのに何故落ちていないのか?
論外の適当な回答です・・・
欧州車はアメ車や日本車と比較して、
未塗装樹脂やPP素材へのリサイクル率が極端に高いため、
新品であっても既に中古品のようなものです・・・
そのため、
紫外線や水で直に見て判るレベルの劣化をしてしまいます。
弊社では、標準施工のボディガラスコーティング時点でこれら未塗装樹脂部分には、
選択されたガラスコーティングが施工可能であれば当然全箇所にいたしますが、
選択されたボディガラスコーティングが施工不可の場合には、
未塗装樹脂専用のガラスコーティングでの施工は標準施工となります!
但し、
これらは残念ながら長期密着による劣化保護までの性能はありませんので、
紫外線が当る駐車環境では確実に保護されるのは半年くらいが限度でしょう・・・
と言う事で、
オーナー様は劣化がかなり気になられるとの事で、
ボディ下回り全周の未塗装樹脂に対して、
オプションメニューである“樹脂クリア”のご依頼を頂きました!
これは前記いたしました標準施工の未塗装樹脂専用ガラスコーティングとは違い、同じようにガラスコーティングでは有りますが、
感覚的表現で言えば塗装したような表面保護能力を持ちますので、
数年間の保護が可能になります。
但し、
かなり特殊な商品ですので、
施工費はかなりお高いです・・・
又、
市販不許可商材ですから、
会員様であっても小分け販売は出来ません。
実際弊社の代車としても私の足車としても使用している、
ベンツの124とレンジローバー2は既に29年21年選手となりますが、
それらの劣化しきった未塗装樹脂にコーティングしても、
新品に交換したような意匠性改善が成され、
それ以降も数年間その状態が保てます!
短期的に意匠性改善できる未塗装樹脂コーティング剤は、
ガラスコーティングでもありますが、
持続性が弊社の樹脂クリア並のものはお目にかかったことはありません。
それ以外にも油脂系の代表的なものはアーマーオイルなどがありますけれど、
まずは光沢が強くなりすぎることと、
油脂なのでベタ付が生じ埃が付きやすくなることや、
未塗装樹脂に含まれる油脂を劣化させてしまいますので、
パーツ自体の劣化を促進してしまうなどの弊害があります・・・
それと、
未塗装樹脂に一度でも油脂系溶剤を使用してしまいますと、
その後完全脱脂は不可能ですのので、
弊社樹脂クリアであったも密着は出来ませんので、
ご注意を!
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0045-3.jpg)
磨き終了PPルーフ
オーナー様にはこれら問題は、
「恐らくは購入ディーラーはクレーム対応はしないでしょう・・・」
とはお伝えしましたが、オーナー様はディーラーに言っていかれたそうですけれど、
「不良箇所は直します!」
と返答があったそうですけれど、これをきちんと直すとなると、
練りプラだとすると基本的にはその上から再塗装は出来ませんから、
ルーフごと交換するしか有りませんから100万円に近い損害が発生するでしょうが、
其処までするのか?
と言えば、
絶対ないでしょう・・・
仮に練りプラへの再塗装が可能だとしても、きちんとした塗装をするにはパノラミックルーフとルーフレールとフロントウインドウを外しての、
これも大掛かりな再塗装となりますから、
恐らく30~50万くらいの費用が掛かりますから、
これもしないでしょう・・・
するとしたら、
一切パーツは外さずに暈し塗装となるでしょうが、
これすらも多分上層部が認めないでしょうねー
練りプラですし見た目でもしっかり食い込んでいるように見える、
イオンデポジットクレーターと酸化痕ですので、
ご依頼いただいている“01スタンダード・ソフト磨きコース”では、
大きく改善は不可能だろう・・・
と予測していましたが、
私の予測していたレベルをはるかに超えた回復が出来ました!
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0044-3.jpg)
磨き終了ルーフ=残ってしまった酸化痕
大半がまだ生成されて日が浅かったのでしょう?
殆んどは気にならないレベルになりましたが、
中には完全に練りプラを侵食してしまっている酸化痕もあります・・・
これも、
オプションのスポット磨きでペーパーを使用すれば除去は可能でしょうが、
施工リスクもPPですからありますし、
追加料金も発生しますが、
恐らく今までのこのディーラー対応を考えると、
その分をディーラーが負担してくれる事もないでしょう。
又駐車環境が自宅はカーポート、
職場は未舗装の露天駐車ですから、
仮に完璧を期しスポット磨きまで行っても、
この様な駐車環境とルーフの素材・色では幾らガラスコーティングに保護能力があっても、
いずれ同じ事は起きてしまいますから、
ある意味いたちごっことなってしまいます・・・
ですので、
ここはここまで改善された事で妥協と言うのが落とし所だと思います!
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0005-4.jpg)
磨き前ボンネット傷
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0010-4.jpg)
磨き前ボンネット膜厚
ボンネットは多少の傷はありますが、
これは新車であっても許容レベルと言うか、
このくらいは必然でしょう。
全パネルがこの程度の傷で収まっていれば、
“磨きの新車割引対象”となりますが、
残念ながら、
ルーフのイオンデポジットと酸化痕の除去及び、
多用されている各所の練りプラ部分の傷が多く、
繰り返しのポリッシングが必要となってしまったため、
今回は磨き新車割引は適応外となってしまいます・・・
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0011-3.jpg)
磨き前リアハッチPP傷
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0012-2.jpg)
磨き前リアハッチ状態
前記したようにこの様な練りプラブラックメタリック部分、
傷が目立ちます・・・
フランス車の多くは、
現実的オーナーの管理性などの考慮は低く、
デザイン優先性が高い車が多いですので、
恐らくこちらのオーナー様もそのような見た目に引かれて購入を決められたのでしょうから、
これは目くじらを立ててもしょうがないでしょう。
この傾向は昔からフランス車の特徴で、
車自体の性能よりも一番はデザイン、
低価格や取り回しの良さ等が優先されますから、
日本車のような機能性や耐久性、
ドイツ車のような剛健性を求めるべき車ではありません・・・
つまり本国では国民車としてに利便性を優先して生産されていますがフランス以外では、
お洒落感や個性を主張する車と割りきりが必要です!
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0020-2.jpg)
磨き終了リアハッチPP傷除去
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0021-1.jpg)
磨き終了リアハッチPP付近状況
思ったよりも傷の除去は容易でしたから、
もしかしたら練りプラ塗装では無く無地のPPに塗装をしているのかも?
ですが、
それを検証するにも膜厚計は役に立ちませんし、
まさか塗装剥離してみるわけにも行きませんから、現実今は判りかねますが、
コストを考えればやはり練りプラ・・・
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0013-2.jpg)
磨き前左リアドア傷
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0016-2.jpg)
磨き前右フロントバンパーコーナー部傷
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0015-2.jpg)
磨き前右リアドア状態
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0017-2.jpg)
磨き前右フロントバンパーコーナー部状態
側面部分のメインパネル自体の傷は非常に少なく、
視認出来たのはこのフロントバンパー右角の線傷と、
写真では見え辛いですが左リアドアの後部下側の横方向の数本の線傷ですが、
どの傷も比較的軽度の傷のようです!
ディーラーでの洗車も相当丁寧に行われていたのでしょう。
担当営業マンがまだ相当若く新卒みたいだったそうですので、
逆に適当さに毒されておらず、
こなす事よりお客様の満足度を満たすための努力を怠らない姿勢があったのかもしれませんねー
もしそうだとしたら、
そのような“初心忘れず”を貫いて欲しいものですが、
車業界毒が強いですから、
一番先に嫌気がさしてしまう可能性が高いですね・・・
今迄長い事この業界人と接してきて、経営者は当然ですが社員でも利益追求型ではなく、
お客様満足度や自己納得を追及する人私が知る限り数人です・・・
特にディーリング業界(弊社同業)では、
お客様満足度はお客様の主観によるところが大きいですので、
施行者側にお客様優先性が高い意識が必要となりますが、
今のように新規出店や新規事業として展開している場合、
どうしても利益追求型に陥りやすく、
ディテーリング業の本質を逸脱した内容の無い(嘘)サービスが横行してしまっているのが業界現状です。
あえて店名は公表しませんが、
酷いところは現存しています・・・
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0022-2.jpg)
磨き終了左リアドア傷除去
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0024-2.jpg)
磨き終了右フロントバンパーコーナー部傷除去
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0023-2.jpg)
磨き終了左リアドア状態
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0025-1.jpg)
磨き終了右フロントバンパーコーナー部状態
側面部分は傷に関してはいとも簡単に完全な状態に改善できましたが、
クリアに難以下問題があるのか?
メタリックの立斑なのか?
そば切りみたいな違和感を感じます・・・
これは塗装ライン上の問題ですので、
ライン検査には問題となるレベルでなかったとの判断でしょうから、
この車種の塗装ラインでは同じ意匠性になるのでしょう。
これ弊社の特殊照明を当てるから見えることで、
日常ではまず気づくこともないでしょうし、
最近のメルセデスベンツの塗装の柚子肌感が強いのと同じ取れえ方をすれば、
納得範囲内なのかもしれません!
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0043-3.jpg)
磨き終了ボンネット傷処理
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0026.jpg)
磨き終了ボンネット膜厚
ボンネットの傷は本数も左側に多少前後方向に軽くあっただけですので、
完全除去達成!
通常塗装部分だけで言えば極上車にも該当しうるレベルでしたから、
ファーストクラスパッケージなるパノラミックルーフを選択なされなければ、
同色ボディになるのか?
と思いきや、
やはりおにぎりに変わりはないようです・・・
個人的に私はおにぎりルーフ嫌いですが、
何故に最近の車におにぎりルーフが多いのか?
カッコがいいとも思えないですし、
確実に意匠性管理に無理が生じますから、
普通は避けたいと思うのですが、
選択肢ないのは困りますねー
先日も私の友人?
先輩?
アッシー?
飯友?
安い油売り・・・
にベンツEワゴンを探してほしいと頼まれ、
「サンルーフ付きが良い!」
とのことで探しましたが、
今時ベンツは皆パノラミックルーフになってしまい、
そのためお握りになってしまいます・・・
そこで、
「おっさんにはサンルーフやましてやパノラミックルーフなど要らんから、
通常塗装のタイプにしろ!」
との意見に、
本人もお握りには疑問もあったようで、
お握り無しとなりました!
![POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)](https://www.aplabo-kyoto.com/wp/wp-content/uploads/2019/10/IMG_0037-3.jpg)
磨き&gラスコーティング&オプション施工終了
POUGEOT プジョー 5008 GT BlueHDi(P87AH01)
磨き&ガラスコーティング&オプション施工終了
初めの段階では2週間のお預かり期間を頂戴いたしておりましたが、
前の施工車両が思いのほか順調に施工できたのと、
板金塗装に行っている車両の上りが想定よりも遅れたため、
一気に施工してしまう事が可能となり、
1週間早くご納車させて頂く事が出来ました!
実際のお預かり期間は通常でしたが、
この間来店者も多くこのお車を見てのご感想は、
確かにおしゃれ!
されど乗り出しベース定価で考えると、
550万円オーバーは高いというのが共通した認識でした・・・
確かにイタリア車に比べ大幅にずさんだった細部の作り込みは改善されているのは手に取るように判るし、
車内の素材感も高級感もあるのですが、
やはり根本的にフランス車としてのくくりから見て高いということと、
FFであることのイメージダウンは大きいようです。
以前はヴェルファイア初期モデルにお乗りだったそうですが、
グレードにもよりますが同価格帯としてみたときにオーナー様の印象はどうなのでしょう?
かなり長時間お話はさせて頂きましたが、話の方向は全然違う方向に行ってしまったため確認は出来ていませんが、
今のハイテクカーやハイブリッドやPHEVには疑問感じているそうですけれど、
乗用車用ディーゼルエンジンとしてはあまり現段階では評価の低いフランスのディーゼルを選択したのは何故?
お聞きしておくべきでした・・・
小型トラック商用バンなどの国産エンジンは結構フランスの技術提携でのエンジンではありますが、
エンジン音を聞く限りはイタリア車のディーゼルの様にいかにもディーゼルで、
メルセデスベンツのような滑らかさには至っていない印象です・・・
但し、ディーゼル特有の低回転からのフラットトルクとパワーを補うターボにより、
動力性能的不足感は感じはしないでしょう!
今回お見積り見えられた段階でのMAXご予算は正直車格やフランス車であること等から、
無理ではなくとも上級グレード施工は厳しい状況でしたが、
何とか今後の管理の洗車機洗車にも十分耐えうる、
❝ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド”が選択可能でした!
とにかく今弊社では圧倒的人気を誇っています。
その理由は何点かありますが、
基本的に水残りしにくい❝疎水・滑水機能”に、
更にアルキル金属基の阻害性がありますし、
洗車・降雨時の水玉感も味わえ、
完全洗車機洗車でも極端な耐久性低下をしませんし、
洗車機等でスクラッチが入っても再施工せずにメンテナンス磨きでの意匠性回復も可能などが理由でしょう!
とは言え、
デメリットもあり、
意匠性上ガラスコーティングというよりザイモールWAXのようなとろりとした艶感になりますので、
ここは好みが別れます・・・
これはオーナー様の意匠性の好みだけでなく、
お車の色やパネル形状などにもより、
客観的には向き不向きはあるとは思います。
私はこのお車の車体形状にはあっていると感じます!
駐車条件は前記してきていますが、
弊社のとらえ方では露天駐車車両の括りになりますので、
オプションメニューの❝レジントップコート・コクーン”のお奨め対象となりますが、
オーナー様かなり弊社のHPを熟読頂いていらしたようで、
私が切り出さずともオーナー様から、
「レジントップコート・コクーンSTDは施工してください!」
と、
ご依頼頂きました!
以前から弊社のことを気にされて居て下さったとの事で、ありがたい限りです。
が、弊社既存のお客様お勤めの事業所にもかなりの人数いらっしゃいますが、やはり巨大企業なだけに、同一部署とかではないと交流は少ないのですね。
私ですと、基本的人嫌いですから、極力人との係わり合いや接点持つこと避けますが、弊社のお客様は理系関連の職業の方が大半ですので、確かにお話を聞いていてもあまり対外関係積極的ではない方は多いようですが。
私傍から見るとプライベートなことも結構明け透けに喋りますから、対外関係多いと思われやすいですが、多分親族まで含めても3~5人居るか居ないかです。
お話の中で、ご家族や奥様のご親戚のぽ話もありましたが、良い関係が保てていて羨ましく感じました。
私の場合はそれすら難しいのは、私自身の人間性の問題や垣根を作ってしまう事でしょうが、流石にこの歳での改善は難しいですから、孤独と闘いながら生きていきます。
正直どうしてこのお車を選択なされたのかが理解は出来ていませんが、せっかく購入されたお車ですから、ご本人はもちろんとして、ご家族のきずなを高めるための役目を果たせることを願っております。
○○石油さんには再度管理の助力をしてもらえるよう話しておきます。
この度は、最終的には良いハバナご予算オーバーになられたにもかかわらず、施工依頼頂きまして、ありがとうございました。
車輌クラス | クラスLL |
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コーティング | |
磨き | |
オプション | |
施工料金 | 270,687円税込み(代車使用無し割引-5%・輸入車割り増し磨き+10%・濃色車割り増し磨きランク3+10% 適応) |