北信の準会員のお客様ですが、
年末に他車との衝突事故を起こされてしまい、
新年になり京都店からの移動に合わせ御入庫頂きました・・・
聞くところによると6:4でオーナー様の方の過失が多いとか。
とは言え全損担保の車輛保険加入で免責も0ですから、
過失程度は関係なく自己負担はありませんので安心です!
加入されていた保険は三井ダイレクトですが、
当初のオーナー様や弊社への事故センターからの案内ですと、
「高額なコーティングを施工されていても写真判定だけで処理しますから、
アジャスター立ち合いも不要です!」
と言っていたのが、
引き渡し前日になりあり得ない値引き強要してきて折り合いはつかず、
協定保留の中お引渡しとなってしまいました・・・
本来弊社では、
板金塗装&コーティング補修の協定終了していないとお車のお引渡しは出来ないのですが、
今回は北信からの遠路であることや常連様ですので、
特別にお引渡しをいたしました!
お引渡し後に三井ダイレクトから連絡があり、
「弊社の基準でのお支払い金額は30.000円税込みとなります。」
等と言ってきました。
よーく思い返してみると、
数年前に東信のお客様でも三井ダイレクトで揉め、
オーナー様も切切れで大揉めして、
結果押し切られた経緯がありましたが、
今期も同じことが起こってしまいました・・・
三井ダイレクトアジャスター曰く、
「弊社はソニー損保ほど酷くないですよ!」
と嘯いていましたが、
私から見ると言っているレベルはソニー損保と何ら変わりがありません・・・
三井ダイレクトはMS&MDグループで三井住友海上火災保険を主体とするダイレクト保険ですが、
同じグループでありながら三井住友海上火災保険では問題なく支払われる内容に、
何故ここまで支払いに差が出るのか?
結局は支払い保険料が安い分、
支払いを渋る・・・
という構図としか思えません。
初めはアジャスター個人感情・考え方と思っていましたが、
話が進むにつれ判ったのは会社の規定のようです。
結局は数時間に及ぶ話し合いの結果、
弊社提示見積額の約2/3でやむなく合意に応じることとなってしまいましたが、
此処で弊社が協定拒否をし続けると、
オーナーさんが差額実費負担となってしまうため、
流石にその様なご迷惑はおかけできませんのでやむなく協定に応じました・・・
今回此処とを受け、今後弊社では基本的に、
❝ソニー損保&三井ダイレクト❞での保険修理での御入庫はお断りいたします・・・
勝手ながら今回も含めこのような無謀な協定金額では、
修理お引き受けは確実に赤字となってしまうため、
ご理解のほどよろしくお願いいたします!
但し、
どうしてもという場合は、
修理着手前に事前協定を結び、
協定金額範囲内の簡易コーティング施工でもご納得いただくか、
弊社標準施工費と保険協定金額との差額のお支払いをしていただける場合のみ、
ソニー損保&三井ダイレクトでも保険修理をお引き受けいたします。
今回破損個所は右リアクォーターですので、
弊社規定でのコーティング補修範囲は隣接パネルとして+右リアドアが追加されますので、
隣接パネルは❝鉄粉クリーニング❞からの施行となります!
実際にはリアハッチも塗装隣接はしていますが、
隣接幅が10㎝程度と狭いため、
このような場合は隣接していても隣接パネルとはなりません・・・
で今回はご入庫のついでに、
「メンテンナンスもしてください!」
との事でしたが、
新車時施工から約1年が経過していますけれど、
露店駐車にも拘らず水染みは一切出来ておりませんので、
今回は❝鉄粉クリーニング❞のみのメンテナンスといたしましたが、
保険修理で隣接パネルは支払われるため全体の11/13パネル分の自費施工となります!
水染みは一切なし!
鉄粉は1年経過していますから流石に多少の付着はありますが、
東信という降雪地帯にしては付着は非常に少ないです。
恐らくは、
洗車は完全洗車機洗車で頻繁に洗われていることが、
付着しても静電気不着の段階で洗車機により除去されてしまうため、
この程度で済んでいたのでしょう!
DAIHATSU ダイハツ タフト Gターボ4WD
(5BA-LA910S)
保険修理:磨き&ガラスコーティング&オプション施工終了
再塗装パネルは肌調整のため❝02パーフェクト・ソフト磨きコース❞で磨き、
隣接パネルは意匠性グラデーションの為新車時施工の、
❝01パーフェクト・ソフト磨きコース❞
で磨きました!
コーティングは弊社最高ランクの、
❝グラスコート・アルティメット・ハイブライテンズ❞が既存施行ですので、
当然同じコーティングの施行です!
その後、
やはり新車時施工の❝レジントップコート・コクーンSP❞を施工しますが、
これはガラス系+ポリマーですので、
部分的に施行してしまうと、
ベースコートであるガラスコーティングと意匠性が違ってしまいますので、
丸ごと1台施行です。
しかし、
弊社見積金額の2/3しか協定支払いがなされないため、
実質的に言えば無料施行となったようなものです・・・
本来なら、
施行前見積もりにて協定というやり方がなされていれば、
隣接パネル施工もこのレジンも施工から外れることになっていました。
このような修理を現況復帰したと言えるのでしょうかねー
板金塗装工場の混雑により約1か月半もの長期のお預かりになってしまい、申しわけございませんでした。
また最後の最後の段階で、保険会社との揉め事となってしまい、こちらもご心配をおかけたしました。
お帰りの際にもご案内いたしましたが、今回このように支払い渋りが起こりましたので、今後また保険使用の際には同じことが起きるのは日を見るより明らかでしょうから、一刻も早く保険会社は変更なされることをお勧めします。
保険料を安くあげることが優先であれば、共済系の全労災orJAがお勧めですが、加入条件が現在と同じであれば、保険会社間の過失相殺交渉で加入保険会社が弱くても、自費負担が生じるわけではありませんから、支払いに難癖をつけない共済系がお勧めです。
まだまだ降雪の可能性は今年はあるでしょうから、くれぐれも気を付け運転してください。
会員クラス | 準会員 |
---|---|
車輌クラス | クラスS |
コーティング | |
磨き | |
オプション | |
外注施工 | 板金塗装:右リアクォーター(色暈し・クリア1枚吹き) 部品交換:左リアホイルアーチ付近未塗装樹脂パーツ3か所・左リアホイル |
施工料金 | 自費施工:10,346円税込み(準会員オプション割引-5% 適応) 保険修理:非公開 |