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SUBARU スバル フォレスター 1.8スポーツ4WD(4BA-SK5)コーティングメンテナンス終了

SUBARU スバル フォレスター 1.8スポーツ4WD(4BA-SK5)

簡易マスキング終了

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4年ほど前に新車で施工いただいている京都店の府内のお客様です、

今回メンテナンスでご入庫いただきました!

 

この数週間前に、駐車スペース付近でモルタルの吹き付け工事が行われていて、

一部に飛散を受けてしまわれご相談を頂いた時は、

工事店が保険に入っているのか?

無保険なら賠償能力があるのか?

保険に入っていても保険会社はどこなのか?

等々考えて、

過去事例では時間はかかっても完全賠償交渉は出来ていますけれど、

交通事故よりも面倒で時間も掛かりますから心配しておりましたが、

「キーパーで洗車したら取れました!」

との事でしたので、

何事もなく終了して何よりでした!

 

基本的にモルタル塗装の場合プライマーは基材に事前に塗り込まれ、

モルタルを吹き付ける場合、

モルタル自体に接着剤は殆ど入っておりませんから、

大事になることは少ないですが、

基礎などに使用される弾性モルタルの場合はかなりやばいですけれど、

殆どの場合スプレーではなくローラーで塗り込むため事故が起こる可能性は低いでしょう!

然し、

一般的な塗料を使用する外壁塗装では、

飛散防止ネットを使用しても場合によっては2~3㎞くらい飛散しますが、

100m以上離れていれば飛散中に塗料は硬化してしまいますから、

仮に飛散してきてもすぐに洗い流せば被害は出ませんけれど、

埃と同じだと思って放置してしまうと、

太陽光(熱・紫外線)や雨で成分が染み出し固着してしまう可能性もあります・・・

この様に距離が離れていて被害を受けてしまった場合、

仮に外壁塗装を行っている現場を見つけたとしても、

確実にその現場からの飛散塗料なのかの断定はできませんから、

100%賠償対象とはなりえません

 

これとは別に、

最近の異常気象により、

先日の台風影響での旋風・竜巻などから舞い上げられた飛散物が車に衝突してしまった場合、

少し前にも農業器具車庫が電車に衝突した事故がありましたが、

この場合は小屋を所有していた方が賠償責任を負ったようですけれど、

この場合は小屋自体が通常の台風レベルの風速で倒壊するようなものだったようですので、

所有者責任は問われますが、

今回のような突然想定外の風速での飛散被害となると、

飛散してきた建築物を特定して、

明らかに建築物に強度瑕疵があるなどが証明されない限り賠償は受けられませんから、

自身の火災保険や自動車保険で車両保険に加入されている以外賠償は受けられませんが、

この様な賠償は保険会社各社により賠償基準・約款が違いますので、

確認をされて保険内容・保険会社を選定しなおすことをお勧めします!

 

SUBARU スバル フォレスター 1.8スポーツ4WD(4BA-SK5)

鉄粉クリーニング中

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ご入庫いただき塗装状態を点検してみると、

ボディのざらつきが凄く

とてもコーティングを施工してある肌触りではありません、相当量の鉄粉が付着していると思われ、

❝鉄粉クリーニング❞を行ってみると、

案の定凄い量の鉄粉が溶け出してきます・・・

 

新車時施工を行った際は露天駐車で、

最近カーポートを作られたそうですが、

当初の管理はかなりおざなりだったと思われます・・・

洗車管理の状態をお聞きしてみると、

「基本洗車機に月一度、極稀にGSキーパーで手洗いしてるくらいです・・・」

との事でしたから、

この洗車頻度では鉄粉は除去されず増えていきますし、

花粉・黄砂の時期は当然酸が染み出しコーティングも酸化したり、

アルキル金属基も堆積してしまい、

コーティング表面は相当傷んでしまいます・・・

 

SUBARU スバル フォレスター 1.8スポーツ4WD(4BA-SK5)

黒ずみ汚れ

上記したような状態ですから、

パーツ付近やリブ部分等には黒ずみ汚れが出来てしまっていますので、

オーナー様のご要望❝黒ずみ汚れ落とし❞をフロントグリル・フォグランプカバー・フロントスポイラー・ドアハンドル等に施工いたしましたが、

場所によってはかなり強固に付着していました・・・

場所によっては鉄粉クリーニングで汚れが落ちた箇所もありましたので、

暫定で見積もったm数で施工出来ました!

 

ガラスコーティング施工車で、

この様な黒ずみ汚れが出来るのは、雨や大気中に含まれるシリコンオイルやパーツのゴムパッキンから染み出すシリコンオイルが、

その他汚れや付着物や鉄粉などで引っかかりこの様な強固な汚れとなってしまいます・・・

よく見かけるのは、

ポリマーコーティングや油性WAX施工車は、

被膜自体に油脂を含んでいるため、

この様になり易いですから、

こまめにクリーニングを行う必要があります。

 

SUBARU スバル フォレスター 1.8スポーツ4WD(4BA-SK5)

黒ずみ汚れ落とし施工終了

 

弊社では、

専用のクリーニング剤を刷毛に付け、

刷毛の摩擦力で溶かしていきますから、

ごしごし擦るようなことはしませんので、

線傷やスクラッチ傷が入ることはありません

市販でもこの様な溶剤は売られていますが、

殆ど効果が無いか、

逆に溶剤が強すぎてコーティングが溶かされてしまうトラブルの可能性もありますので、

DIYでの施工はお勧めはしません・・・

 

SUBARU スバル フォレスター 1.8スポーツ4WD(4BA-SK5)

メンテナンス磨き前=水染み(イオンデポジット)

鉄粉クリーニングを行った後ボディ表面の状態を見てみると、

施工前よりも明らかに水染みが増えしかも殆どがコーティングにクレーターを作ってしまっています・・・

但し施工いただいていたコーティングが、

ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド ガラスコーティングで、

Wコートでしたから、

恐らくはトップコート被膜ギリギリで済んでいて

ベースコートは影響は受けていないでしょう!

 

何故鉄粉クリーニングを行ったらクレーターが鮮明に見えるようになったか?

は、

前記したようにコーティング表面にシリコンオイルと汚れがクレーターを埋めて膜化したため、

光が表面反射して判りずらくなっていたと思われます。

 

一般の方のコーティングに関しての感覚は、

傷が入りにくくなるとか、

光沢が上がるとか、

洗車頻度が低くてもよく管理が楽になる等と思われていると思いますけれど、

コーティングは確かに表面滑面性が高くなるため、

汚れにくくなったり固着しにくくはなりますが、

前記したように、

シリコンオイルや花粉・黄砂から染み出す成分を弾く能力迄持っているわけではありませんので、

汚れを確認したら洗車する、

車庫保管以外で有れば月2回程度の洗車はコーティングの状態を維持するためには必要です!

コーティング本来の一番重要な目的は、

塗装を守るための犠牲被膜と考えた方が良いと言えます。

施工店の中には、DIY(日常)での管理はほとんど必要ない

と謳っているところもありますが、

そんな魔法なようなコーティングは残念ながら存在しません・・・

 

SUBARU スバル フォレスター 1.8スポーツ4WD(4BA-SK5)

メンテナンス磨き終了

 

施工料金はメンテナンスとしてはかなり高額なってしまいますが、

❝メンテナンス磨き❞を行いました、

メンテナンス磨きは01スーパーライト・ソフト磨きコースが基本となります!

よりヘビーに磨きをご希望の場合は、

01ライト・ソフト磨きコース迄なら、

弊社コーティングラインナップであれは殆どの場合対応可能です。

他社施工の場合は、

コーティング施工の仕方や性能等が把握できない為、

全てのメンテナンスメニューの施工は出来ません・・・

 

お持ち込みただいた状態からして、

鉄粉クリーニングだけではコーティング表面のざらつき付着物は除去が難しい状態でしたので、

メンテナンス磨きを行いましたが、

よりイオンデポジットクレーターは鮮明になってしまいました・・・

この磨きコースで使用するコンパウンドとしては、

一番研磨力が強く且つ絡みにくいコンパウンドを使用したにも関わらず、

結構な範囲でコンパウンドが絡んでいきます

コーティング表面に付着物が無く荒れていなければ、

通常なら絡みは起きないはずですので、

クレーターも深く付着物もかなり強固に固着していることになります・・・

 

但し、

クレーターはより鮮明になってしまいましたが、

不純物が取り除かれたので、

艶感は施工当時の艶感を取り戻しました

 

SUBARU スバル フォレスター 1.8スポーツ4WD(4BA-SK5)

ボディコーティング=メンテナンス施工終了

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SUBARU スバル フォレスター 1.8スポーツ4WD

(4BA-SK5)

メンテナンスオプション施工終了

出来ればもうちょっと早くお持ちいただけば

イオンデポジットクレーター迄進行をせずにイオンデポジット(水染み)で収まっていれば、

完全改善が可能だったかもしれません?

 

一般的には施工保証書という形で、

有料メンテナンスを半年~1年ごとに行うことで保証継承という仕組みですが、

弊社では定期メンテナンスを必要とするコーティング剤は扱っていないG!ZOXは除く)為、

施工証明書という形で基本耐久期間が記載されており、

有償定期メンテナンス制度は採用しておらず、

オーナー様が何らかのメンテナンスを必要とした場合に必要なメンテナンスを行うシステムとなっております!

 

他店様の行っている有償定期メンテナンスの作業では、

殆どの場合鉄粉除去は行わず、洗車後いきなり、

専用若しくは汎用のメンテナンス剤(ほぼポリマー)をオーバーコートするか、

同じコーティングを再コーティングするかですが、

多くの場合施工保証期間迄コーティングが残存していないか無機能になってしまうための、

いわゆる耐久性・機能維持性のごまかし的な理由と、

売り上げ確保の目的です・・・

つまり施工保証書に記載されている性能に自信が無いからです。

しかも下地処理なしでの塗り込みでは、

ポリマー&コーティング剤の定着性も下がりますから、

効果持続性は3~6カ月程度と言われております・・・

 

上記した中に(G’ZOXは除く)とありますが、

通常は有償定期メンテナンスでの保証継承システムですが、

弊社は下地処理~施工終了後のブランク管理までが他社さんとは違うため、

機能膜(トップコート)をDIYでメンテナンス剤を塗り込んでいただく(メンテナンスBOXの購入は必須)ことで、

OK(DIYメンテナンスは強制ではありません)とメーカーから許可が出ております!

 

 

今回最後に、

トップコートとして❝NEWレジントップコート・コクーンSP❞を施工いたしました!

今までのSPが生産終了しており京都店在庫が終了したため、

現在京都店のみの施工となります、

長野店ではいままでのSP在庫が終了し次第切り替わりとなります。

新SPと旧SPの違いはシリカ以外の副材料が変わっており、

撥水・滑水性能は向上しています!

レジントップコート以外にも、

メンテナンス剤は数種類ございます、

施工価格はレジントップコート・コクーンSTD~SPの範囲内となりますので、

材料選定はご相談ください。

 

メンテナンス剤は会員様であれば、

一般メニューにない会員様専用メニューの、

リフィックスコートや機能転換カメレオンコートもご選択いただくことが可能です!

リフィックスコート:ヘアースクラッチ程度は研磨剤を含んでいますので除去可能で、

既存のガラスコーティングと化学変化を起こし、

トップコートして強固な疎水・滑水性被膜となります

機能転換カメレオン:施工されているコーティング機能を、

撥水→疎水・滑水

撥水→親水

疎水・滑水→撥水

疎水・滑水→親水

親水→疎水・滑水

親水→撥水

既存のコーティングの機能転換が可能となりますが、

施工不可のコーティングもありますので、

ご確認ください。

施行可のコーティングであっても、

既存のトップコートを研磨除去する必要のあるコーティングもありますので、

ご確認ください。

あくまでトップコートですので、ベースコートとの結合被膜にはならない為、

機能維持期間は1年程度です。

 

 

この度は、ご入庫いただきまして、ありがとうございました。

更には10月に新車の納車もあられるとの事で、上旬~中旬位で施工枠抑えてありますので、決まりましたらご連絡ください。

お引き取りの際お伝えいたしましたように、洗車は洗車機であれば月2回程度はして頂き、事前準備として、高圧スプレーでリブ等の洗浄も月一はお願います。

後3年程度は乗られるとの事でしたが、それ以上長く乗られるようでしたら、再施工はした方が良いともいます。

 


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