長野県下伊那地域の古くからのプレミア会員様ですが、
追突事故でリアバンパーを破損されたとの事で、
賠償相手の保険会社JAさんからご連絡があり、
その時点では京都店営業日程でしたので、
多分お客様がお気遣い頂いたのでしょうが、
バンパーのみ京都に単体で送られてきましたけれど、
リアバンパー単体ではとてもではないですが、
フニャフニャ過ぎて磨くどころかコーティングすら施工は無理な状態のパーツでしたので、
再度送り返してお車に装着して私が長野店に移動した後でコーティング補修に御入庫いただく事としました。
当初JAさんとは、
長野~京都の運賃もお支払い頂くとなっていましたが、
上記したように長野店での施工に変更になりましたので、
2万円オーバーの送料は弊社持ち出しとなってしまいました・・・
多分これが関西系のコーティング屋さんであれば、
JAの補修料金に送料分を嵩上げして請求なさるのでしょうが、
そうすれば当然JA側も、
「この施工費おかしいんじゃないですか?」
となり揉めること必至・・・
この間JAのアジャスターとも何回は話ししましたが、
関西がらみの保険事故調停は揉めることが殆どだそうです・・・
所謂❝火事場泥棒❞的言い方を変えれば詐欺や恐喝にあたると思われるような、
強引な保険請求をしてくるとの事で、
それが業者だけでなく普通の主婦と思っていた方が豹変して恫喝してくることはよくある話だそうです。
弊社ではそういう事は一切しませんし、
オーナー様自体が保険会社と直接揉める場合は、
弊社は手を引かせて頂き協力は致しませんので、
今回も送料分は弊社の判断ミスですので請求には含めたりはしていませんので、
施工見積もりも0円値引きで満額支払いでご快諾いただけました!
最近の車は、
衝突でバンパーが壊れないように頑丈にではなく、
如何に衝撃時の衝撃を吸収するかに替わっていることは知ってはいましたが、
此処迄ちゃちな造りとは・・・
インナーバンパーやクロスメンバーやモノコックがそれを補う強度になっているなら、
安心ですが、
国産車特の軽やホンダやマツダでは心配になってしまいます。
これだけやわな素材強度では、
脱着される板金塗装屋さんは大変でしょうねー
話し変わり再三のご説明になりますが、
弊社は基本❝会員制❞となっておりますが、
日本での一般的会員制は、
基本利用は会員や奥様のみに限られ、
審査を受け入会金を支払い会員となると、
場合によりご家族やご紹介された方や法人の場合社員も会員扱いとなるようですが、
弊社の会員システムはまったく異なります・・・
弊社では、
御入庫基準を満たせばご新規のフリーのお客様でも施工はお受けいたしますが、
お客様ご自身の御希望での会員登録は承っておりません・・・
施工を継続される中で、弊社審査基準(非公開)を満たした時点で会員登録をさせていただく事により、
会員ランクに応じた割引率の適応や、
会員様にのみ施工可能なサービスのご提供や、
その他特典をご提供させて頂く事が可能となります!
PS:入会金・年会費等は御座いませんが、
会員ランクに応じての有効期限がございます。
又、
オーナー様に何らかの弊社審査基準を満たさないことが判り次第、
弊社判断において会員資格は失効となる場合もございます。
先にも触れましたが、
当初はオーナー様の意向でパーツのみの補修でしたので、
いつものような隣接パネルは補修対象外となってしまい、
当然レジントップコートのボディ全体再施工も無い事になってしまいます・・・
何故その様に急がれたのか?
急ぐことで保証が少なくなってしまうのは良かったのか?
は判りませんが、
折角隣接パネル迄の再施工を保険会社認めてくれる(ソニー損保では絶対認めません=オーバーコマーシャル)ので、
もったいない気がします・・・
と言うわけで、
いつもの保険修理の内容で隣接パネル施工いたしますので、
❝鉄粉クリーニング❞を隣接パネルに行いましたが、
降雪地域で通勤で毎日使われている割には鉄粉付着は少なめです!
PS:本年4月以降の保険事故申請の事案に関しましては、
今までは上記しましたように、
鉄粉クリーニングは隣接パネル迄でしたが、
レジントップコート既施行車に関しては、
ボディ全ての鉄粉除去が大手損保との交渉で認められる
(保険会社によっては拒否の可能性は有ります)こととなりました。
前回施工より経年して再施工が意匠性上必要な状態でしたら、
このような機会に一緒に再施工(会員割引・通常割引も併用可能です)なされてしまえば、
相当お得に再施工が可能になります。
HONDA ホンダ シビック シビックハッチバック(6BK・FK7)
保険賠償:磨き&ガラスコーティング&オプション補修施工終了
保険会社修理費用支払いの場合、3パターンになります。
- ご自身の車輛保険を使用してのご自身加入の保険会社からの支払い。
- 無過失事故で、加害者側の保険会社からの100%支払い。
- 過失相殺事故で、ご自身の保険会社と相手方の保険会社との過失相殺交渉により双方の保険会社で調整して支払われる。
となります。
この様な際、保険会社がよく用いる値切り手法に、
1の場合、
「これは車輛全損害担保での支払いですので、
賠償支払いとは違いますから、
あくまで原状復帰が前提ですので、
過剰なクオリティーの修理は認められません・・・」
と、
ある意味虚偽の言いくるめをしてくることがありますが、
これは法律上の保険支払いや裁判事例上悪質な値切りと言えます・・・
約款上にこの様な記載や解釈でつながりえる記述は一切ありません。
2の場合、
基本的には誠意的保険会社や加害者であれば、
火事場泥棒的であったり、根拠のない関連修理などでない限りは、
ほぼ見積もりに対して全額回答に近いレベルで認めます。
PS:と上記しましたが、現在弊社が経験上と業者や保険会社からの情報ですと、
国内ダイレクト系保険会社、
特に大手損保傘下ではない独立ダイレクト保険(代表的なところではソニー損保)などでは、
事故担当及びアジャスターなどが有資格者ではない素人が大半を占めるために、
社内基準の修理単価・内容・方法をマニュアル化して定めており、
場合によっては交渉打ち切り、
裁判での決着にする脅しを入れてくる場合が多発しているそうです・・・
裁判による不服申し立ては、
修理業者では出来ませんので、
ご自身が申立人となり、
ご自身の加入されている任意保険の弁護士特約を使っての裁判となりますが、
まずここまでする方が殆どいらっしゃらないことを計算しての支払い拒否ですので、
かなり悪質と言えます。
ご自身加入の保険でご自身への支払い値切りであればある意味自己責任ですが、
もし相手方に損害を負わせ十分な賠償がなされないとなると、
場合により被害者からのご自身への直接賠償を求め、
自宅に来たり頻繁にTELでの督促がなされる場合もありえ、
保険会社側は、
「全権交渉委任を受けているので応じる必要はありません!」
と言うらしいですが、
これ委任状を書いただけでは法的効力は持ちません・・・
つまり、
TVコマーシャルのサービス体制や対応の過剰広告や、
保険料の安さだけにひかれて契約してしまえば、
いざ事故が起こった時に、
節約できたはずの保険料の数倍以上の損害支払いをすることになったり、
多大な時間的・精神的損をしょい込むことになりかねませんので、
くれぐれも保険会社選びは慎重になされてください・
3の場合は複雑です、
加害者・被害者双方のどちらかの保険会社が、
修理業者との交渉を担当し、
仮決定損害金の妥当性や過失割合を話し合いして決定されますが、
これは過失割合の高い低いではなく、大手損保→共済系→ダイレクト系と言う事が多いようですが、その時の各損害センターの抱える物件数にもよりまちまちなようです。
仮にこの際仮決定を大手損保が担当し、
その仮決定をダイレクトに伝えたとして、
ダイレクト側が仮決定金額及び過失相殺割合に不服を言い出してしまう事が非常に多く、
修理は終了していても修理金が業者に支払われないとか、
業者側も警戒して最終決定協定価格が出ない限り修理着手をしない等の事例も増えていて、
場合によっては単純な物損事故でありながら、
1年近く若しくはそれ以上時間がかかったり、
最悪裁判迄引き伸ばされ数年を要することも過去あったそうです・・・
結論として弊社が推奨するのは、
基本ダイレクト系には加入なさらない事です・・・
どうしてもダイレクト系が良いのであれば、
推奨するのは東京海上グループのダイレクトです!
此処だけは、
損害査定・協定は損保の損害センターが対応しますので、
すべての基準が東京海上基準で進行していきますから、
上記した3パターンどれでも、
酷い対応に損をしたり時間や手間を煩わされる可能性は非常に低くなります。
どんな商品も価格以上はありません・・・
❝安物買いにの銭失❞にご注意を。
ある家具屋のCMに❝お値段以上〇〇〇❞ありますが、
弊社京都店そのお店から100mにありますので、
日常小物は常にそこで買いますが、
過去家具類を買って余りの品質の低さと耐久性の無さに今ではそういうものは、
一切買っていません。
私の使ってみた印象では、
❝価格は安くともお値段以下の短期消耗品〇〇〇❞と、
割り切って買っています。
この度は、事故時京都店在店で私の怪我や体調不良により長野店に行っての施工も出来ず、長野店に戻っても救急車搬送されたりで施行が延び延びになりご迷惑をお掛けいたしまして、大変申し訳ありませんでした。
施工終了時にご説明いたしておりますが、弊社発行の施工証明書は必ず車内保管にしておいてください。
今回相手がJAでしたので、後だしジャンケンでも認めてくださりましたが、一部大手損保やダイレクト系では、アジャスター立ち合い時点で施工証明書が確認できない場合は、賠償対象外としてしまわれている事例も保険会社から通達されていますので、必ず車検証と一緒に車内保管をお願いいたします。
それと今回施工でお車拝見して気が付いたのは、このお車全周にソリ黒プラスチックパーツ多用されていますが、洗車において付けたかなり細かなスクラッチ傷に埋め尽くされていて、既に傷により艶を失いつつある部分もありますので、洗車の際には特にご注意いただいて作業をなさってください。
又、ボンネット・ルーフには水染みがかなり付いてしまっていますので、これ以上信仰される前に、スポットリムバー作業をなされることを推奨いたします。
この度も、御入庫頂きまして、ありがとうございました。
会員クラス | プレミアム会員 |
---|---|
車輌クラス | クラスM |
コーティング | |
磨き | |
オプション | |
施工料金 | 保険会社支払いの為非公開 |